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【ネタバレ】『インシテミル』をディスシテミル。

 25, 2010 05:42
 さて、見てきましたよ、『インシテミル』。

 いやー、ひどかった!!!

 原作はけっこう前に読んでたんで、ストーリー自体がどれほどひどいかってのは知ってたけど、それにしてもこんなにひどいとはねぇ……。
 完全ネタバレでディスシテミルので、見てない人は読まないでね。

 まず原作の小説を読んだときに思ったのは、まあ、殺人ゲームみたいなのはマジ食傷気味だけど、それはいいよ、まだ。でも『このミステリーがすごい』とかでベスト10に入ってるんだから、そんじょそこらのミステリモドキとはちがう、ロジック豊かな作品なんだろうなあ、と期待していたわけですよ。
 ところが高額アルバイトの自給11200円って数字にはまったく意味がないし、綾瀬はるかは出てきた瞬間に怪しいし(小説と映画をあえて混同)、凶器につけられている過去のミステリ小説への関連付けはまったく意味がないし、犯人は複数だし、タイミング良く自殺するやつがいるし、なによりあんなことをしている機構なんて存在できるわけがない。みんな、よく考えてくれよ。現代日本で、人を集めて殺し合いをさせてるんだよ!!! しかも生き残った参加者は、金もらって普通に解放してるし。おれだったらその足で警察行くね。あんな機構が存在できるわけがないんだから、そもそもこんな物語成立しないわけですよ、どん!
 ウィキペディアをコピペすると、

 2007年度の第8回本格ミステリ大賞の最終候補作に残ったほか、各ミステリのランキングでは本格ミステリベスト10で4位に、週刊文春ミステリーベスト10で7位に、このミステリーがすごい! で10位にランクインし、島田荘司監修の黄金の本格にも選ばれた。

 だって。この国のミステリはどうなってるんだ? ま、国内物の新作ミステリはもう読むことないだろうからいいけどさ。好きにやってください。

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