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ミステリ、最近読まなくなってきたなぁ。

 07, 2005 06:39
例年、この時期になると本屋の棚に「このミス1位」とか「文春1位」などと宣伝された小説が並んでいる。
「このミス」、最初は読んでいた。権威のないころだ。おかしくなってきたのは、覆面座談会とかで匿名の連中が好き勝手なことを言いだしてからだと思う。匿名である意味はわかるし、いけないというのではないが、なんだか割り切れないものを感じていた。のちに、この匿名さんたちは名乗りを上げたのだが、批判されて名前出すくらいなら最初から出せよ、と思った。
しかも、「このミス」1位作品のつまらないこと……。名前を挙げるとアレなんで言わないけど、このあいだ読んだ翻訳物、どこがその年に一番面白かったミステリなんだ? すげーがっくりきたよ。もちろん作品の評価は人それぞれだから、これが面白いと思った人がたくさんいただけのこと、おれごときちっぽけな人間がとやかく言うことじゃない。だけど、「いい話」と「面白いミステリ」は全然ちがう、ということだけは言いたいな。
日本の、異常に高い評価を受けている若手作家のも、どーよ? とある作品読んで吐き気がしたよ。胸糞悪くなったのは『ロボコップ』見て以来。S・キングみたいに、どれだけ残酷なシーンがあっても哲学のある作家の作品は胸糞悪くなったりしない。奇をてらったものや、ちょっとだけ本格テイストを入れたミステリとは呼びたくないような作品とかに大喜びしすぎの、アホな読み手が多すぎるのか、あるいはおれがバカなのか。まあ、後者だろうなぁ。
そんなわけで、積極的に読みたいミステリってほとんどないかも。

はっ……なんで毒吐いてんだ、おれ(笑)。

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