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裁判員制度への不安。

 03, 2007 23:47
 ↓こんなラジオ番組を聞いた。

 MIYADAI.com

 なかなか面白かったです。

 裁判員制度って権力サイドのアリバイ作りっぽいと思っている。
 「国はちゃんと市井の方々の意思を裁判に反映していますよ」って。
 でも、この制度はいまのままでは問題が多すぎる(って、まだ施行されていないけど)。
 一番問題なのは、「市民」の裁判観だ。宮台も番組内で言っていたが、

 裁判とは、真実を明らかにするものではない。
 ましてや正義の発露の場ではない。
 検察側が疑いなく被告人の罪状を証明できるかどうか、というだけのものでしかない。

 マスゴミの論調に誘導され、推定無罪の原則すら知らない人間はたくさんいる。それらの人々が裁判員になったらどうなるか。今以上に有罪判決が出る可能性がある。もちろんそれが的確なものであれば問題はないけれど…。

 少年の凶悪犯罪が増えているとか、
 ホラービデオが犯罪の動機になっているとか、
 人を殺したやつに人権なんかないとか、
 完全にまちがったことを言っている人たちが、それに気付かず下す判決は恐ろしい…。

 ぼくのところに裁判員通知が来たら…? どうするだろう。わからない。世の中の仕組みの勉強としてやってみたい気持ちもあるけど、人の運命を自分如きが決められるのかと悩むだろうなぁ。
 ま、もっともぼくが死刑廃止論者だと知られれば、面接ではじかれるだろうけど(笑)。

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