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■映画(新作)■
『白日夢』
『BALLAD 名もなき恋のうた』
『しんぼる』
■映画(DVD)■
『ザ・シューター/極大射程』
■新作順位■
1『グラン・トリノ』
2『ヘルボーイⅡゴールデンアーミー』
3『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』
4『レスラー』
5『3時10分、決断のとき』
6『サマーウォーズ』
7『ヤッターマン』
8『ウォッチメン』
9『チェンジリング』
10『バーン・アフター・リーディング』
11『チェ28歳の革命』
12『チェ39歳別れの手紙』
13『モンスターVSエイリアン』
14『エグザイル/絆』
15『ターミネーター4』
16『ワルキューレ』
17『レッドクリフPARTⅡ』
18『30デイズナイト』
19『スタートレック』
20『禅』
21『ザ・ムーン』
22『007慰めの報酬』
23『パッセンジャーズ』
24『重力ピエロ』
25『96時間』
26『侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』
27『白日夢』
28『ベンジャミン・バトン数奇な人生』
29『BALLAD 名もなき恋のうた』
30『MW』
31『感染列島』
32『しんぼる』
33『誰も守ってくれない』
34『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
35『ハイキック・ガール!』
9月に見たのは3本。そのうち2本はもう日記に書いたので、こちらを見てください。
書かなかったのは『しんぼる』。
うーん、これ、かなりなダメ映画でしょう……。前作『大日本人』は映画としてどうかという意見も酌んだ上で、おれ的には「アリ」だったけど、それは松本人志らしさが漂っていたり怪獣映画的だったりするところが好きなのであって、つまりそれはある種の人が撮る場合(定義づけできないんだけど……)、映画としての完成度よりも大切なものがあるんじゃないかと思うからだ。そして松本人志は疑いなく、おれにとっては「ある種の人」だ。
けど、今回の『しんぼる』に、松本らしさは少ししかない。部分部分にはうかがえるのだけど、全体的に背伸びをしている感じが延々と続く。なにかの賞狙いなのかと邪推したくなるほどだ。
もちろんそれは、最後のほうの仕掛けに対するフリなんだろうけど、その仕掛けというかオチがあまりにもしょーもなくて萎えてしまう。それなのに壮大感を出そうとして出ていなかったり、理屈に合うことと合わないことの世界の境目がはっきりしていなかったりと、とにかくがっかりさせられる。
ところどころのギャグは笑えたりもするんだけど、脱出劇の中で何度もカメラ目線のカットがあって、一体、この映画の視点はだれなのかがさっぱりわからなくなってくる。『しんぼる』だけじゃなくて、最近のドラマや映画は、演者がカメラ視線になるカットが多すぎる。オモシロ演出なのかもしれないが、理論上絶対におかしいのでやめたほうがいい。こういうカットがひとつでもあると、おれはその映画の評価を100点満点中90点は下げる(下げすぎだろ)。
というわけで『しんぼる』は、前田忠明風に言えば「つまんないつまんないっ」。
DVDで見た『ザ・シューター/極大射程』はS・ハンターの原作『極大射程』が面白かったので見てみた。原作をあれこれいじってすっきりさせているんだけど、丘の上での狙撃戦と車椅子のスナイパーとの戦いがカットされているのは残念。最後も原作通りのままで終わらせたほうが、主人公の性格と合致すると思う。
というわけで、今年あと3ケ月で15本くらいは見てみたいですが、ちょっと厳しそう。
『白日夢』
『BALLAD 名もなき恋のうた』
『しんぼる』
■映画(DVD)■
『ザ・シューター/極大射程』
■新作順位■
1『グラン・トリノ』
2『ヘルボーイⅡゴールデンアーミー』
3『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』
4『レスラー』
5『3時10分、決断のとき』
6『サマーウォーズ』
7『ヤッターマン』
8『ウォッチメン』
9『チェンジリング』
10『バーン・アフター・リーディング』
11『チェ28歳の革命』
12『チェ39歳別れの手紙』
13『モンスターVSエイリアン』
14『エグザイル/絆』
15『ターミネーター4』
16『ワルキューレ』
17『レッドクリフPARTⅡ』
18『30デイズナイト』
19『スタートレック』
20『禅』
21『ザ・ムーン』
22『007慰めの報酬』
23『パッセンジャーズ』
24『重力ピエロ』
25『96時間』
26『侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』
27『白日夢』
28『ベンジャミン・バトン数奇な人生』
29『BALLAD 名もなき恋のうた』
30『MW』
31『感染列島』
32『しんぼる』
33『誰も守ってくれない』
34『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
35『ハイキック・ガール!』
9月に見たのは3本。そのうち2本はもう日記に書いたので、こちらを見てください。
書かなかったのは『しんぼる』。
うーん、これ、かなりなダメ映画でしょう……。前作『大日本人』は映画としてどうかという意見も酌んだ上で、おれ的には「アリ」だったけど、それは松本人志らしさが漂っていたり怪獣映画的だったりするところが好きなのであって、つまりそれはある種の人が撮る場合(定義づけできないんだけど……)、映画としての完成度よりも大切なものがあるんじゃないかと思うからだ。そして松本人志は疑いなく、おれにとっては「ある種の人」だ。
けど、今回の『しんぼる』に、松本らしさは少ししかない。部分部分にはうかがえるのだけど、全体的に背伸びをしている感じが延々と続く。なにかの賞狙いなのかと邪推したくなるほどだ。
もちろんそれは、最後のほうの仕掛けに対するフリなんだろうけど、その仕掛けというかオチがあまりにもしょーもなくて萎えてしまう。それなのに壮大感を出そうとして出ていなかったり、理屈に合うことと合わないことの世界の境目がはっきりしていなかったりと、とにかくがっかりさせられる。
ところどころのギャグは笑えたりもするんだけど、脱出劇の中で何度もカメラ目線のカットがあって、一体、この映画の視点はだれなのかがさっぱりわからなくなってくる。『しんぼる』だけじゃなくて、最近のドラマや映画は、演者がカメラ視線になるカットが多すぎる。オモシロ演出なのかもしれないが、理論上絶対におかしいのでやめたほうがいい。こういうカットがひとつでもあると、おれはその映画の評価を100点満点中90点は下げる(下げすぎだろ)。
というわけで『しんぼる』は、前田忠明風に言えば「つまんないつまんないっ」。
DVDで見た『ザ・シューター/極大射程』はS・ハンターの原作『極大射程』が面白かったので見てみた。原作をあれこれいじってすっきりさせているんだけど、丘の上での狙撃戦と車椅子のスナイパーとの戦いがカットされているのは残念。最後も原作通りのままで終わらせたほうが、主人公の性格と合致すると思う。
というわけで、今年あと3ケ月で15本くらいは見てみたいですが、ちょっと厳しそう。