■■■ウエトのブログ■■■

　

　映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』公式サイト　→　http://www.botr.jp/

　原作も映画も、いい意味で嫌な気分になる物語。
　つまりは「できる奴」が主導権を握るってことなんだよなぁ。女絡みではないけど、実生活でも思い当たることいろいろあるよなぁ。
　あえて「女」をテーマのひとつとして考えるなら、先月見た『(500)日のサマー』に通じる。どちらも「女」に求めるものや不信感が底辺に横たわっていると思う。
　なので、この２本をはしごして見るのがいいと思います。

　黒川芽衣はぽっちゃりでかわいい。でももうちょっとかわいらしく撮れたような気がする。途中、ちょっとやさぐれた感じになるのも残念。黒川のパンツ姿はけっこうキタですよ（なにが）。バキュームは、されるよりしたいタイプだな、おれ。
　峯田和伸は原作のイメージと合っているし、ダメな感じの芝居もかなりいい。松田龍平も「憎らしいチンポ」感がすばらしい。意外だったのはＹＯＵ。いや、ＹＯＵは悪くないし、これはこれで成立しているんだけど、ちょっと年イキすぎでは？　演技力が追いつかないだろうけど、ＡＫＢ48の野呂佳代にやってほしかった。いそうでしょ、ああいうソープ嬢（笑）。

　←　原作もオススメ。