■■■ウエトのブログ■■■

うーん、最近、なんかイマイチです。
やっぱり脚本からきだがいなくなったのが大きいのでは？
始まった当初はキャラクターが動きまくっていて、落ち着きがなかった。それがいまは動きが悪い。なんというか、馴れ合っているみたいだ。いや、それはいけないことじゃなくて、平穏に見るだけならむしろそのほうがいいと思うんだけど、ぼくはそういうのは物足りなく感じてしまう。
ストーリーも一話完結が多くなって、「来週はどうなる？」的な面白さが欠けてきた。初期のころにあった残酷さも薄れてきている。
それでも『響鬼』は好きだ。毎週リアルタイムで見るほど。ただ、ちょっと物足りないだけ。
ぼく的には、イブキが出てくるあたりから、トドロキ登場編くらいまでが一番面白かった。アキラがヒビキに明日夢のことで抗議するシーンがマイベストかな。
ここで一枚、場の空気を乱すような鬼が出てくると面白いと思うんだけど……。

『ウルトラマンマックス』。金子修介が第一話と第二話の監督をするというので見てみました。

……ひどいね、こりゃ。

『仮面ライダー』シリーズが、失敗はあるにしろ、いろいろな新機軸を試行錯誤しつつがんばっているのに対し、『ウルトラマン』シリーズにはそういう精神がひとつもない。
『マックス』は初代『ウルトラマン』とまったく同じ事をやっているだけで、しかも面白くない。何十年も前と同じことをやって、面白いわけがないのだ。原点回帰というのは、そういう意味ではないだろう？　エレキングを出すとか、そんな瑣末なことはどうでもよくて、なにか新しいことをやらなければならないはずだ。こんななら、まだ『コスモス』のほうがマシだった。ぼくは『コスモス』嫌いだけど。
ああ、もう円谷にはなーんにも期待できないな。