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月曜日は一年前から「撮ってくださいっ」とオファーを受け続けていた、雨宮理紗さんを撮ってきました。
とある駅前で待ち合わせ、レンタカーに雨宮さんを乗せたあと、ぼくらは社内で打ち合わせをしながら目的地へ向かいました。
打ち合わせと言っても、動く車の中で、ですから、どうしても雑談交じりになります。そしてその雑談の中で、雨宮さんはトンデモないことをぼくに言ってきました。
「上戸さんて、モテますよね」
なんですと!
モテるわけないですよ!
このブタ面に、エロ魂を持つ、最低レベルの人間ですよ!
モテてたら、こんな卑屈な男になってないですよ!
もちろん、ぼくは即座に否定しました。
しかし、雨宮さんは言います。「でも上戸さんは話も面白いし、安心感ありますし」
信じてほしいのですが、「おれは女の子にこんなこと言われてるんだぜぃ」と、自慢話をしたいわけではありません。
ブサイク軍軍曹と自覚しているぼくが、これほどギャップのあることを言われてビビりまくったという、情けないエピソードを披露したいだけなのです。
まあ、そう言われて悪い気はしませんけど(笑)。
でも、モテるってのはどういうことでしょう? ぼくの中で「モテる男」の定義って、セックスフレンドがいるかどうか、なのですが(その定義がまちがっているような……)、ぼくにはいないんですよ、残念ながら(募集中なので、こんな素敵なブサイクに抱かれたい女性はメッセージ求む!)。
いくら女の子とお酒を呑もうが、泊まりに行こうが、なーんにもしないんですよ、おれは。てゆーか、できないんですね。ビビリだから。おれなんかに抱かれてもいい、なんて、絶対思ってるわけがない、と思うし、いざその段階になってから女の子に「そういう人だとは思わなかった」みたいなこと言われたら、愚息もションボリ(日刊ゲンダイ風)なわけですよ。
モテる男ってのは、そういうことはないんだろうなぁ。考えもしないんだろうなぁ。
それに、いまはモテることが第一目標じゃなくなっているから、モテのためにエネルギーを割りふるのが面倒くさい。どうせモテないんですから。
とまあ、そんな話やアイドルの顔のどこがヘンかを具体的に挙げながら、ぼくらの車は関東近郊の某ホテル街に着きました。
露天風呂で撮りたいぼくは、何軒でもホテルを回るつもりでしたが、今回は運良く二軒目で空室をおさえることができました。撮影のときの、ホテルの部屋獲りというのはかなり大変なのです。
部屋に入って準備をして、いざ撮影です。
ぼくのビデオの基本コンセプトは「ドキュメンタリー」であることは前にも書きましたが、今回ももちろん朝からずっとカメラを回しています。雨宮さんの動きを追うことで、そこに彼女のキャラクターが浮き上がってくるように見えたらいいな、と思いながら、ぼくはひたすらカメラを回します。
ドキュメンタリーといっても、すべて本当のことを撮っているわけではありません。中には、ぼくが「××してください」とか「もう一度やりましょう」などと言い、雨宮さんにやってもらったりします。
「ドキュメンタリー」って言ってるのに、NGがあったり、上戸の思いつきでするなんて、ヤラセじゃないか……と思う人がいるかもしれませんが、ドキュメンタリーって実はそういうものなんですよ。詳しくは、森達也の『ドキュメンタリーは嘘をつく』を読むか見るかしてください。↓
http://www.tv-tokyo.co.jp/literacy/060326.html
メイド服、競泳水着の上にジャージ、という衣装で撮り終えた後、昼食です。といっても、前もって買出ししておいたコンビニ弁当ですが。
その昼食中も、カメラは回ります。オフショットの表情を撮るのも、ドキュメンタリーならではです。
そのとき、雨宮さんが思わず噴き出したシーンがあります。
ぼくが、買っておいた三種類のおにぎりを、少しずつローテーションを組んで食べているのに気づいた瞬間です。以前、日記でも書きましたが、ぼくはパンもこういう食べ方をしてしまうんです。順番に食べたほうが、いろんな味を何度も楽しめるではありませんか!
このときのやりとりの様子はビデオに収めてあるのですが、うまく編集できたら本編に組み込むかもしれません(笑)。
昼食後には2着の衣装を着てもらいました。
アンミラ風ウエイトレス制服レプリカと、マクドナルド制服です。どちらもかなりのミニスカなのは、もちろんぼくが脚を獲りたいためです。なので、この二つの衣装は、特に脚にこだわったアングルになっています。
それでもアンミラ風衣装は、胸が強調されるデザインのため、ぼくの作品には珍しく、バストのアップが多いかも。ピンクのブラが透けてて、透けブラ好きが楽しめる映像になったと思います。
そして、なんだかんだでホテルのフリータイムの時間も終了。少しオーバーしてしまいましたが、とっても楽しく撮影できました。
雨宮さんとはじっくりお話できなかったので、いずれ撮影抜きで飲みましょう、という約束をして解散となりました。この瞬間というのは、楽しい撮影であればあるほど寂しくなるものです。
本作は、来月頭から編集作業に入り、11月中には販売を開始するという予定でいます。どんなに遅くても、コミケまでには出したいと思っています。ま、コミケに出られればの話ですが。