2ntブログ

スポンサーサイト

 --, -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『アイドリング!!!』に夢中!!!

 20, 2007 15:23
 この番組をはじめて見たのは三時間SPで、中川翔子が出ると新聞のテレビ欄にあったので録画した。
 そこだけ見るつもりだったけど、何気につけておいたら面白い。まるで『夕焼けニャンニャン』を見ているような懐かしさがあった。
 しかも、これは毎日、CSで放送されているという。しかも夕方5時から! まちがいない。これはフジテレビが作った21世紀版『夕焼けニャンニャン』だ。
 アイドル番組の面白さとは、言うまでもなく女の子たちの個性を引き出すことなのだが、『アイドリング!!!』はそれに成功している。
 失敗しているのが『ハローモーニング』で、娘。たちの魅力などまったくない。初期はちょっと面白かったんだが。
 では、どうすれば個性を引き出せるか。
 彼女たちをいじりまくり(対立を作る。騙す。泣かす)、彼女たちのブラックな面を搾り出し、そして一歩引いた視線から番組を作るしかない。
 一番重要な「いじり」は司会者の腕がモノをいうわけだが、バカリズム升野英知は思っていた以上に巧い。
 また、アシスタントの女子アナも、若い女に対する嫉妬と侮蔑と優越感が目に見えて(一番顕著なのは森本アナだ)、どことなく緊張感が漂っているのもいい。
 そして、いじられるアイドリングのメンバーもいい。
 グループアイドルとして成功するかどうかは、だれが一番好きかと聞かれて答えに窮してしまうことが大前提となる。アイドリングの×号が好き、というのは当然あっていいんだが、そうではなくて、「アイドリング」というグループ全体が好きということにならなければ、グループとしては成立しない。過去、おニャン子クラブや初期のモーニング娘。がそうだったし、グループアイドルのカテゴリに入れていいのかどうかはわからないが、実写版『美少女戦士セーラームーン』の5人がそうだった。
 グループとして成立するのに一番大切なのはバランスだ。いまモー娘。に一番欠けている「ブスの存在」が、そのバランスを保つことに気づいてない人は多い。保田圭は絶対に脱退させてはならなかったのだ。
 アイドリングメンバーのだれが「保田」かは置くとして、見た目だけでいえばアイドリングメンバーの構成と席順は実に考え抜かれている。
 一番すごいと思ったのは、1号加藤沙耶香と8号フォンチーの存在だ。加藤の21歳という一人だけ他のメンバーと離れた年齢はモー娘。の中澤裕子を髣髴させるし、外国の血が入ったフォンチーはグループものに必要な異物感をうまくあらわしている。
 すごいよ、あんたたち。

COMMENT - 0

WHAT'S NEW?