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コラボ撮影記その7。

 04, 2005 23:00
 モデルさんおふたりの撮影が終わった瞬間、体に急激な変化が起きました。腰から下の力がなくなったのです。
 転げるように、自分の荷物のある場所まで行き、そこでとうとう座り込んでしまいました。正座を崩した、いわゆる女の子座りのような格好で。
 初めてのビデオ撮影、プール撮影での想像以上の体力消耗、そして解けた緊張感が、ぼくをそんな状態にしたのだと思います。逆に言えば、心身ともに限界ぎりぎりの撮影だったわけです。
 そしてぼくは、突然の空腹感に教われました。いまさっきまで、空腹なんてまったく感じなかったのに、いきなり胃の中が空っぽになったみたいです。ふと気がつくと、目の前に昼食用に買ってあったおにぎりが置いてありました。ぼくはそれを貪るように食べました。味はなかったです。
 このままベッドで眠りたい気持ちでしたが、そうはいきません。これから先は、他の監督さんのタイムキーパーをしなくてはならないからです。各監督に与えられた撮影時間の5分前と10分前に、それぞれ告知に行くという仕事です。
 おにぎりを二個食べ終え、ぼくは携帯電話をキッチンタイマーモードにして、時間を計り始めました。

 残る監督さんたちの撮影も無事終了したころ、もう外の日は落ちて暗くなっていました。鮎川さんは暗いプールでの撮影となってしまって、先に撮らせていただいた身としては、なんだか申し訳ない気持ちになりました。今度は、ぜひ移動しなくていいお天気で撮影したいですね。
 撤収作業は、わずかに15分ほどしかありませんでしたが、さすがに大勢でやると早い早い。ぼく個人での撮影では、撤収に最低でも30分はかかります。支度よりも片付けのほうが大変なのです。
 その作業が一段落したのち、モデルさんたちに名刺を配りつつ、お疲れ様でしたと挨拶をしました。いまごろ名刺を配るのもヘンですが、今回はとにかくバタバタしていたので、機会がなかったんです。ぼくは疲れた顔をしていたかもしれませんが、さやさんと千明さんは笑顔でした。その表情を見たとき、やってよかったと心から思えました。

 今回のコラボ撮影では、ジュピターさんに大変お世話になりました。サンアイズさんとの打ち合わせや、名古屋からの車移動は大変だったと思います。機材も貸していただき、いろんな相談にものっていただきました。しかしそれよりも、一番勉強になったのは撮影中の後姿を見学させてもらったことです。「自分もこういう大人になりたい」と思いました。
 鮎川さんにも大感謝です。自宅まで車で送迎をしていただいたり、撮影前にアドバイスをしてくれたりしました。
 一介さんは常にみんなに気をつかっていました。おかげでやりやすかったです。
 佐々木さやさん、咲井千明さん、そしてサンアイズの皆さんにも心からお礼を言わせていただきます。ありがとうございました。初めてのことで、いろいろもたついたり失礼があったかもしれませんが、水に流してください。そして再び、このメンバーでコラボレーション企画の第二弾を作りましょう!

 最後になりましたが、このレポートを読んでくださった方々、ありがとうございました。作品が完成し次第、また告知させていただきます。そのときはぜひよろしくお願いします!



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