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アクセスが多くなった理由とミステリ小説のつまらなさ。

 19, 2008 06:30
 『ノブナガ』が放送された15日深夜から翌日にかけて、サイトのアクセス数が普段の4倍くらいになりました。これは番組を見た人がネットで検索してくれたのでしょう。「濡れ娘」というキーワードでアクセスしてくれた人が多いということは、例の盗作スカトロ野郎(唐沢じゃないですよ。唐沢は盗作クソ野郎です)のアレにもアクセスがされているであろうことを考えると心底腹が立つわけですが、まあそれはそれとして。
 そしてブログの方も、サイトほどではないけれど3倍以上のアクセスがありました。ところがこちらはサイトとはちがい、月曜も継続してアクセス数が伸びている。なんでだろうと思って調べたら、びっくりするような検索キーワードで訪れている方が多いことがわかりました。
 そのキーワードとは「犯人に告ぐ ネタバレ」です。
 なるほど、日曜にこのタイトルの映画がテレビで放送され、疑問を持った人たちがネットで検索しまくったのでしょう。
 ちなみにぼくはこの作品は原作を読んだだけで映画は見ておらず、妻に「見てみ」と薦めただけです。妻の感想は「ひどい」でした(笑)。
 映画の出来は知りませんが、原作もひどい出来なんですよ、これ。詳しくは昔の日記を参照してみてください。

 けれども、この作品はけっこう評価されていて、ウィキで調べただけでもこんなにある。

 第7回(2005年)大藪春彦賞受賞
 第2回(2005年)本屋大賞7位
 2004年度週刊文春(ミステリーベストテン)第1位
 2004年度週刊現代(最高に面白い本)第1位
 2005年度「このミステリーがすごい!」第8位

 この年のミステリ小説はよほど不作だったのだろうか? 二十代のころは年間50冊はミステリを読んでいたが、だんだんとつまらなくなってきたので離れていったのは正解だったと思う。
 今でも面白いと評価されているものを読むと失望することが多く、国内に限れば安心して読める作家ははっきり言っていないと言ってもいい。
 それでも機会があればミステリは読みたい、という気持ちは持ち続けてはいて、昨日も『遠海事件』ってのを読んだ。しかし、核となる謎と、それに説得力を持たせようとしている犯人像のギャップが酷く、一気読みさせる作風はいいとしても、物語としてあまりにも稚拙ではないかと思った。
 一と月ほど前に読んだ『生首に聞いてみろ』もダメだった(あ、これも首切りモノだ。そんなジャンルがあるかは知らないけど)。やたら仰々しいだけで意外性に乏しく、最悪なのはタイトルと作品の内容が合っていないこと。これは第5回本格ミステリ大賞受賞作……まあ、この手の賞は功労的意味合いもあるからねぇ。法月は嫌いな作家じゃないですが。
 他にもいろいろ挙げたいけど、キリがないのでやめときます。

 って、なにが言いたいのかよくわからん日記になってしまった。あいむそりません。

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