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シンケンジャーとオジマンディアス。

 09, 2009 05:50
 ことはを救うために外道に堕ちる覚悟を決めたシンケンジャーたち、という展開には「おおっ、『The World Is Mine』の秋田駅前大銃撃戦か、あるいは『GANTZ』の新宿大虐殺か……」と期待したものの、結局は都合のいい「逃げ」の展開に。
 うーん、これは我が愛しの小林靖子タン脚本でもいただけないなぁ。
 せっかく「ヒーローである者が自分の愛する者のためになにかを犠牲にしていいのか」というテーマに触れたのだから、もっとそこを掘り下げないとダメでしょう。それをしないなら、あんな状況を作り出さなければいいのに。
 外道に堕ちるってんだから、タバコのポイ捨てくらいじゃダメなわけで、やっぱり人を傷つけることこそ外道への第一歩ではないかと思う。
 んで、これって、『ウォッチメン』のオジマンディアスだよね。

【以下、『ウォッチメン』のネタバレあります】

















 オジマンディアスは確信犯として、外道に堕ちたと言えるでしょう。地球が滅亡するよりは少数を犠牲にしたほうがいい、と彼は思った。
 ぼくは彼の選択と行動を支持しないが、シンケンジャーたちは一度覚悟したのならちょっとくらいは外道っぽいことをしてみるべきだったのではないか。
 と、そんなことを書くと「子供にトラウマが残る」とか「ヒーローが悪いことをしたら子供がマネする」などと言う人がいるかもしれないが、これをきっかけにして親子で話し合ったり考えたりすればいいじゃないか。
 そもそもぼくは「子供にはトラウマを植え付けろ」と思っているんだけどねwwww

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