昨夜、鮎川さんのもとにジュピターさんから電話があったそうです(ぼくはその時間、携帯の電源を切って寝ていましたので知らなかったのです)。
台風で撮影ができなくなった場合、予約してあるハウススタジオを午前中のみでキャンセルし、新宿の室内プール付スタジオへ移動したほうがいいのではないか、とのこと。
ぼくらが予約していたのは埼玉県の三郷にあるスタジオでした。元々は午前中にサンアイズさん(今回のモデルさんの事務所)が宣材撮影で使い、午後からぼくらのコラボ撮影という予定でした。つまり、午後からの撮影はどうしてもプールがメインとなるため、大雨では気温や水温やらの問題でプールでの撮影ができなくなるおそれがあるわけです(いくらなんでも冷たいプールにモデルさんを入れるわけにはいきません。もっとも、撮影となったらぼくらも入るわけですが)。
そこでジュピターさんが気を利かせ、スタジオ移動というアイディアを提案してくれました。
鮎川さんからその話を聞いたぼくは、ぜひにと、お願いしました。普段できない、大きなプールでの撮影は絶対にやりたかったのです。最悪、ハウススタジオのバスルームで撮るしかないかと思っていただけに、ジュピターさんからのご提案は本当にありがたいものでした。
そしてぼくらが首都高に乗り、一路、三郷へ向かっている途中で、ジュピターさんから連絡が入りました。新宿のハウススタジオが空いていたので仮押さえをしてくれたそうです。ぼくは嬉しくて、「ぜひお願いします」と答えました。ちなみにこのとき、電話の向こうにはジュピターさんだけではなく一介さんもいました。一介さんもプールが普通の状態で使えるほうがといいとのこと。
これで決まりました。三郷→新宿の強行スケジュールが……。
まだまだ続く。
……って、2回も書いて、まだ現場に着いてないって、どんなレポートだよ。
台風で撮影ができなくなった場合、予約してあるハウススタジオを午前中のみでキャンセルし、新宿の室内プール付スタジオへ移動したほうがいいのではないか、とのこと。
ぼくらが予約していたのは埼玉県の三郷にあるスタジオでした。元々は午前中にサンアイズさん(今回のモデルさんの事務所)が宣材撮影で使い、午後からぼくらのコラボ撮影という予定でした。つまり、午後からの撮影はどうしてもプールがメインとなるため、大雨では気温や水温やらの問題でプールでの撮影ができなくなるおそれがあるわけです(いくらなんでも冷たいプールにモデルさんを入れるわけにはいきません。もっとも、撮影となったらぼくらも入るわけですが)。
そこでジュピターさんが気を利かせ、スタジオ移動というアイディアを提案してくれました。
鮎川さんからその話を聞いたぼくは、ぜひにと、お願いしました。普段できない、大きなプールでの撮影は絶対にやりたかったのです。最悪、ハウススタジオのバスルームで撮るしかないかと思っていただけに、ジュピターさんからのご提案は本当にありがたいものでした。
そしてぼくらが首都高に乗り、一路、三郷へ向かっている途中で、ジュピターさんから連絡が入りました。新宿のハウススタジオが空いていたので仮押さえをしてくれたそうです。ぼくは嬉しくて、「ぜひお願いします」と答えました。ちなみにこのとき、電話の向こうにはジュピターさんだけではなく一介さんもいました。一介さんもプールが普通の状態で使えるほうがといいとのこと。
これで決まりました。三郷→新宿の強行スケジュールが……。
まだまだ続く。
……って、2回も書いて、まだ現場に着いてないって、どんなレポートだよ。
撮影が楽しみで仕方ないぼくは、前日からそわそわしていて、仕事では細かなミスを連発、どれも大事に至らなかったからよかったようなものの、浮かれている自分に呆れていました。
しかしそんなことよりも、もっと大変なことがありました。
台風です。
日本近海に発生したふたつの台風のうち、11号が本州に上陸する可能性がある、と三日ほど前の天気予報で知ったぼくは、そのコースと進行速度を見て愕然としました。
撮影日、11号はモロに関東を直撃するのです。
さあ、大変なことになりました。今回の撮影は、いつものようにぼくとモデル一人、というわけではなく、カメラマン4人+モデルさん3人(1人はぼくらと別撮影)+事務所のスタッフさん2人の合計9人という大所帯です。しかもほとんどの皆さんは名古屋から来ていただいているし、スタジオももう予約をしてあります。「台風来たから延期ッス」というわけにはいきません。
なのでさすがに無心論者のぼくでも、なにかに祈るような気分でした。進路が逸れるか進行速度が変わるかしてほしい……。これはカメラマンだけではなく、クルー全員が同じ気持ちだったと思います。
しかし無情にも、11号は進路を関東方向へ向けつつ、接近してきたのです。
そしていよいよ当日の朝。
起きた瞬間に速攻でカーテンを開けると、どんよりとした鉛色の空からぽつぽつと雨が落ちてきています。やっぱりダメだったか、と肩を落としてしまいました。
天気予報によれば、どうやら昼間から夜間にかけて関東地方は大雨になる、とのこと。押さえてあるスタジオには屋外プールがあるので、大雨ではそこが使えません。雨だけなら、どうせ濡れるのですからかまいませんが、ぼくが撮りたかったのは陽光の下で楽しそうにプールで遊ぶ女の子なのです。けれどもこの天気では絶望的です(ただし、大雨の中に立つずぶ濡れの女の子というのも、それはそれで撮りたかったという気持ちもありました)。しかし、ここまできたらどんな状況だろうとやるしかありません。
覚悟を決めて家を出て、鮎川さんと待ち合わせの場所で会い、鮎川さんの車で現場に向かいました。するとその車中で、鮎川さんが意外なことを言い出したのです……。
と、含みを持たせて、次回に続きます(笑)。
しかしそんなことよりも、もっと大変なことがありました。
台風です。
日本近海に発生したふたつの台風のうち、11号が本州に上陸する可能性がある、と三日ほど前の天気予報で知ったぼくは、そのコースと進行速度を見て愕然としました。
撮影日、11号はモロに関東を直撃するのです。
さあ、大変なことになりました。今回の撮影は、いつものようにぼくとモデル一人、というわけではなく、カメラマン4人+モデルさん3人(1人はぼくらと別撮影)+事務所のスタッフさん2人の合計9人という大所帯です。しかもほとんどの皆さんは名古屋から来ていただいているし、スタジオももう予約をしてあります。「台風来たから延期ッス」というわけにはいきません。
なのでさすがに無心論者のぼくでも、なにかに祈るような気分でした。進路が逸れるか進行速度が変わるかしてほしい……。これはカメラマンだけではなく、クルー全員が同じ気持ちだったと思います。
しかし無情にも、11号は進路を関東方向へ向けつつ、接近してきたのです。
そしていよいよ当日の朝。
起きた瞬間に速攻でカーテンを開けると、どんよりとした鉛色の空からぽつぽつと雨が落ちてきています。やっぱりダメだったか、と肩を落としてしまいました。
天気予報によれば、どうやら昼間から夜間にかけて関東地方は大雨になる、とのこと。押さえてあるスタジオには屋外プールがあるので、大雨ではそこが使えません。雨だけなら、どうせ濡れるのですからかまいませんが、ぼくが撮りたかったのは陽光の下で楽しそうにプールで遊ぶ女の子なのです。けれどもこの天気では絶望的です(ただし、大雨の中に立つずぶ濡れの女の子というのも、それはそれで撮りたかったという気持ちもありました)。しかし、ここまできたらどんな状況だろうとやるしかありません。
覚悟を決めて家を出て、鮎川さんと待ち合わせの場所で会い、鮎川さんの車で現場に向かいました。するとその車中で、鮎川さんが意外なことを言い出したのです……。
と、含みを持たせて、次回に続きます(笑)。