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浜本隆志『拷問と処刑の西洋史』を読んで、「やっぱりそうだったか!!!」と思ったことがある。
鉄の処女――アイアン・ヴァージンのことだ。
ぼくは以前から「これは本当に使われていたのか」と疑問を持っていた。
というのも、この装置には実用性がないように思えるのだ。
この針で人を刺すことは無理なのではないだろうか? だって、扉は弧を描いて閉まるわけで、当然まっすぐな針も同じ動きをする。自分がこの中に入ったつもりになって想像してほしい。弧を描いてきた針は、斜めに身体に向かってくるから、これを身体に突き刺すにはかなり難があると思えませんか? 針ではなく、水平に設置された刃なら問題ないけど。
また、人間の身長はバラバラなので、この針の位置が「急所を外して」あるというのにも信憑性が欠ける。同じ鉄の処女でもモノによっては顔に当たる位置に針があり、中の人間の目を刺すようになっていたようだが、目が必ず同じ位置にくるわけでもない。骨はけっこう硬いので、一箇所でも針が骨に当たるとなかなか閉めることはできなさそうだ。周りに機械的なギミックもないから、本当に使っていたとしたら人力で閉めていたのだろうけど、何人がかりでやったとしても(この装置の大きさから考えると五六人で閉めるのがやっとだろう)針が骨に当たったらかなり難儀だったのではないか?
というわけで、ぼくは子供のころになにかでこの装置を見て以来、「これは本当に使われていたのか」と思っていたのだ。
で、このあいだ本書を読んでみたら、『「鉄の処女」の虚像と実像』という章があって、それを読んだら納得できた。
どうやらこれは、後世の好事家たちによって「作られた」ものらしい。詳しくは本書を読んでほしいが、つまり鉄の処女が実際に拷問や処刑に使われたことはないのだ。
しかし、それでもこの装置が圧倒的なインパクトを持っていることはたしかで、ぼくもこのデザインはすごく好きだ。
「鉄の処女」という名前もセンスいいし、なによりこの装置のマリアの「顔」が怖い。おかっぱなのも不気味で、全体的に優れたデザインだと思う。
この装置のレプリカがある明治大学の刑事博物館には、前に一度行きかけたのだが、寸前で友だちがそんな気持ちの悪いところはやっぱり嫌だと言うのでやめた。どなたかご一緒しませんか(笑)。
「アイドルの思い出を大査定!プロの目が光る爆笑金額に大ショック(x_x);
☆2nd singleの全貌が明らかに!!!☆1st single以上に特典盛りだくさん!!!/【思い出鑑定ング!!!】メンバーの思い出の曲を鑑定!思いの詰まったエピソードはプロの心に響くのか?!」
まずは2ndシングルが発売になるということでいろんなお知らせから。要はカネの話(笑)。
いまはCDが売れない時代だからあの手この手で買わせようとする売り手の苦労は大変なものだなぁ。初回限定盤って、いまやほとんどのアーティストが出してるような・・・。よく考えると意味がわかんないけど、限定盤って。無限に作られるものなんてしないわけで・・・。
それにしても、滝口の「升野さん、まだ特典は終わってないんですよ」という台詞の大根ぶりはすごかった。あんな大根は成海璃子以来だよ(笑)。
新コーナー【思い出鑑定ング!!!】は、メンバーの思い出のCDを鑑定するというもの。鑑定人は元ブックオフでバイトしていたAD澤村さん。「声が小さい」と、森本アナに指摘されるとは、なんて羨ましいことを!!!
升野の中学生時代の、先輩のボンタンのズボンの話は面白かった。『すべらない話』にも出られるだろう。にしても、パンツの話をすると小泉がいつも以上にウケるような気がする。
まずは横山から。持ってきたのはYUIの『CHE.R.RY』。自己評価額は5000円。知らないなぁ、この曲。横山の思い出は大学受験にまつわるもの。ちゃんとした思い出に、升野も思わず「泣いてしまいました」と。泣いてないけどね(笑)。
CDを見る澤村さんの手つきは、さすが元チーフという感じ。そして値段は3000円。思い出はどうでもよく、ウエディングドレスがかわいらしかったからこの値段になったと言う。そんなのでいいのか。オープニングで名前を出してもらったことに対する澤村さんなりの気持ちなのかも。
次の外岡のCDはSPEEDの『WHITE LOVE』で、自己評価額は23260円。この曲はもちろん知っている。もはや冬のスタンダードだよね。大好きな曲です。で、外岡の思い出は、中学生時代に友だちと一緒に歌手デビューを目指していたが自分だけがスカウトされたというもの。ああ、これは切ないなぁ。その友だちがどういう子かは知らないけど、外岡がスカウトされたと知ったときの彼女の心境は複雑だっただろう。升野がぼそっと、若い頃を思い出しましたね、と言ったのはコンビでやっていたときのバカリズム時代を連想したからかも。『WHITE LOVE』は二人でデュエットしていたという。
気になる鑑定額は2800円。トークを勉強してほしい、個人的に応援している、と澤村さん。このスケベが!!!
加藤の思い出の曲はHYの『AM11時』で、自己評価額は380000円。なに、その金額。ま、あくまでも自己評価額だけど。で、肝心の思い出は、昔の恋の話。この曲の歌詞をメールで送ってきた男がいたという。どーでもいいな、そんな話。
で、澤村さんの評価額は800円。理由は「ウザい」から。たしかにウザいなぁ、加藤のこういう話って(笑)。てゆーか、かわいい子とかかっこいい男のモテ話って基本的にウザいよな。
谷澤が持ってきたのは大塚愛の『プラネタリウム』。自己評価額は7000円。『アイドリング!!!』のオーディションで歌はないと聞いていたのに、会場に行くとラジカセが置いてあった。そして(多分)塩谷さんに歌うように言われ、この『プラネタリウム』を歌ったあとは「もういいよ」と優しく言われたので谷澤は「落ちた」と思ったそうだ。これはわかるなぁ。谷澤にしてみれば、塩谷さんが「この子の歌はダメだな。はいはい。もうわかったわかった」と思ったように感じたのではないだろうか? そして、この曲は横山もオーディションで歌ったとのこと。谷澤と横山とではまったくちがう歌に聞こえただろうなぁ(笑)。
さて、気になる鑑定額は870円。オーディションの席にいなかったのでピンと来なかったからと言う澤村さん。それはすべての思い出に言えるじゃん(笑)。
結局今回は全員分できず、残りのメンバー分は次回へ・・・。
正直、初めてテレビで見たときは今ひとつの企画だと思ったけど、このレビュー書きながら再見したらけっこう面白かった。今度はマンガ本でやってください。ホントは小説とかがいいけど、小泉とか持ってなさそうだし(笑)。
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いまはCDが売れない時代だからあの手この手で買わせようとする売り手の苦労は大変なものだなぁ。初回限定盤って、いまやほとんどのアーティストが出してるような・・・。よく考えると意味がわかんないけど、限定盤って。無限に作られるものなんてしないわけで・・・。
それにしても、滝口の「升野さん、まだ特典は終わってないんですよ」という台詞の大根ぶりはすごかった。あんな大根は成海璃子以来だよ(笑)。
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升野の中学生時代の、先輩のボンタンのズボンの話は面白かった。『すべらない話』にも出られるだろう。にしても、パンツの話をすると小泉がいつも以上にウケるような気がする。
まずは横山から。持ってきたのはYUIの『CHE.R.RY』。自己評価額は5000円。知らないなぁ、この曲。横山の思い出は大学受験にまつわるもの。ちゃんとした思い出に、升野も思わず「泣いてしまいました」と。泣いてないけどね(笑)。
CDを見る澤村さんの手つきは、さすが元チーフという感じ。そして値段は3000円。思い出はどうでもよく、ウエディングドレスがかわいらしかったからこの値段になったと言う。そんなのでいいのか。オープニングで名前を出してもらったことに対する澤村さんなりの気持ちなのかも。
次の外岡のCDはSPEEDの『WHITE LOVE』で、自己評価額は23260円。この曲はもちろん知っている。もはや冬のスタンダードだよね。大好きな曲です。で、外岡の思い出は、中学生時代に友だちと一緒に歌手デビューを目指していたが自分だけがスカウトされたというもの。ああ、これは切ないなぁ。その友だちがどういう子かは知らないけど、外岡がスカウトされたと知ったときの彼女の心境は複雑だっただろう。升野がぼそっと、若い頃を思い出しましたね、と言ったのはコンビでやっていたときのバカリズム時代を連想したからかも。『WHITE LOVE』は二人でデュエットしていたという。
気になる鑑定額は2800円。トークを勉強してほしい、個人的に応援している、と澤村さん。このスケベが!!!
加藤の思い出の曲はHYの『AM11時』で、自己評価額は380000円。なに、その金額。ま、あくまでも自己評価額だけど。で、肝心の思い出は、昔の恋の話。この曲の歌詞をメールで送ってきた男がいたという。どーでもいいな、そんな話。
で、澤村さんの評価額は800円。理由は「ウザい」から。たしかにウザいなぁ、加藤のこういう話って(笑)。てゆーか、かわいい子とかかっこいい男のモテ話って基本的にウザいよな。
谷澤が持ってきたのは大塚愛の『プラネタリウム』。自己評価額は7000円。『アイドリング!!!』のオーディションで歌はないと聞いていたのに、会場に行くとラジカセが置いてあった。そして(多分)塩谷さんに歌うように言われ、この『プラネタリウム』を歌ったあとは「もういいよ」と優しく言われたので谷澤は「落ちた」と思ったそうだ。これはわかるなぁ。谷澤にしてみれば、塩谷さんが「この子の歌はダメだな。はいはい。もうわかったわかった」と思ったように感じたのではないだろうか? そして、この曲は横山もオーディションで歌ったとのこと。谷澤と横山とではまったくちがう歌に聞こえただろうなぁ(笑)。
さて、気になる鑑定額は870円。オーディションの席にいなかったのでピンと来なかったからと言う澤村さん。それはすべての思い出に言えるじゃん(笑)。
結局今回は全員分できず、残りのメンバー分は次回へ・・・。
正直、初めてテレビで見たときは今ひとつの企画だと思ったけど、このレビュー書きながら再見したらけっこう面白かった。今度はマンガ本でやってください。ホントは小説とかがいいけど、小泉とか持ってなさそうだし(笑)。