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菊花賞

 26, 2008 08:21
◎ノットアローン
○ドットコム
△アグネススターチ
△マイネルチャールズ
△ダイワワイルドボア

 ノットアローンはなぜかあんまり人気がないのでおいしい馬券になるはず。皐月賞、ダービーともに今年のクラシックはアグネンタキオン産駒が勝ってます。
 ドットコムが対抗とは無謀かもしれないけど、ブライアンズタイム産駒は京都では悪くないし、先週秋華賞を勝ち、昨日も富士Sで3着した岩田ならひよっとして……。◎-○で決まればかなりの高配当。
 △3頭はデータ的には差がない。まあ、アグネススターチは厳しいと思うけど(笑)。マイネルとダイワはデータ上では来ても3着のはず。3連単買うなら02→03、07→03,07,09,18てな感じかな。
 オウケンブルースリは京都に合っていないジャングルポケット産駒でコース経験もないので消し。まあ、内田がどれだけうまく乗るか、ですね。来たら内田の腕ってことです(笑)。

あのゲームを、

 24, 2008 22:16


 予約してしまった……。

 やらにゃあ、ならんことはいくらでもあるのになぁ……。 

秋華賞

 19, 2008 05:51
◎レジネッタ
○マイネレーツェル
△エフティマイア
△ブライティアパルス

レジネッタの単勝をかなり厚めで、◎→○△△の馬単と馬連とワイド。
あと◎→○△△→○△△の三連単を遊びで。ブライティアパルスが2着してくれれば10万馬券になるんだけど……ま、無理だろうな(笑)。
最後まで買うか迷ったのはメイショウベルーガだけど、調教後の体重が+20キロって……休み明けでもないのにこの体重増はヤバいでしょう、と思って買い目から外しました。
トールポピーはいくつかの消去データにも該当する上、オークスでやらかした池添が思い切った騎乗ができるのか不安なので無印。
オディールは過去4走でまったく連対していないのに人気になっている。これも怖いなぁ。無印。

感想をいただきました。

 09, 2008 22:44
 DVDの最新作『静かな雨の日に』を見ていただいた方からの感想をいただきました。
 サイトのほうには掲載しましたが、こちらのブログは読者層がちがうようなので(笑)、宣伝を兼ねて転載します。
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 前作の雨宮さんが「動」ならば今回は「静」。
 同じモデルさんでの対照的な演出に心憎いものを感じます。
 カメラ動線から何を写したいのか、というこだわりや情熱が感じられますよね。
 48分という時間がこれほど短く感じるとは驚きです。
 かく言う私もパンスト、それも濡れストは大好物でして(^^)
 待望のナース姿(しかもミニ!)の濡れスト&透けセンターシームときたら眠れるわけが
 ありません(笑)
 OLさんもまた好物のひとつ、今回はおいしいとこどりで感涙ものです(TvT)♪
 ますます濡れ娘。作品の虜になってしまいました。
                                HN.ファンネル様
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 自分の作品に感想をいただけることって、実はあんまりないんですよ(おれだけかも?)。
 なので、こういう言葉をいただくと、とっても嬉しいし、次回作へのテンションを維持できます。
 褒めていただけることはもちろんありがたいですが、反応がまったくないよりは批判でもいいので、なにかしらのリアクションはほしい……と言ったら贅沢でしょうか。

また言い訳か。

 08, 2008 19:59
 このあいだ書いた、盗作クソ野郎の「二度目」の盗作がついにネットのニュース記事になった(ホントは二度どころじゃないけどね)。

 そのうち消えると思うので、全文転載しておきます。

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唐沢俊一、2度目の無断引用 コピーして順番入れ替え? (J-CAST)

作家の唐沢俊一さんが、ブログの記事から無断引用していたことが分かった。1年前にも無断引用しており、今回が2度目。テレビなどで披露しているカルト的な雑学知識は、本当に裏づけがあるのだろうか。

「盗用ではないと思っています」
今回、無断引用したカルト話も、事実とすれば、衝撃的なまでにオドロオドロシイ内容だった。

舞台は、メキシコシティにあるアパート。市警が2007年10月8日、悪臭の通報を受けて部屋に踏み込むと、電動ノコギリでバラバラにされた女性の死体が見つかった。引用元のブログ「世界の三面記事・オモロイド」の10月13日付記事によると、そのカルトぶりはこうだ。

「寝室のクロゼットには胴体が、冷蔵庫には片足と片腕が、そしてシリアルの箱には骨が入っていたという。また、鍋には片手と片足(足首から下)が煮込まれており、フライパンの中にはフライにされレモンが添えられた、人肉と思われる肉塊も入っていた」
部屋にいた男(40)が、交際中の女性(30)を殺した疑いだ。作家を目指しており、部屋から「人食いの本能」という原稿が見つかったという。

一方、作家の唐沢俊一さんは、これとほぼ同じ内容を「月刊ラジオライフ」(三才ブックス)11月号の連載コラムで紹介した。

無断引用は、2ちゃんねるで08年10月6日、「あまりにひどいパクリ」と書き込まれて発覚したらしい。その後、ブロガーらの間で話題になり、米カリフォルニア州在住の映画評論家の町山智浩さんも、自らのブログ日記で、「どう見ても、コピーして語順を入れ替え、語尾や単語を変えただけ」と指摘。ネット上では、同様な指摘がほとんどだ。

月刊ラジオライフ編集部の遠藤悠樹編集長は、J-CASTニュースの取材に対して、こう説明する。

「出典を明記していないのは落ち度と言われれば、確かにその通りです。しかし、盗用ではないと思っています。他人様の文章というよりニュースから引用したものです。コラムは、もともとニュースや過去の文献を参考にして事件を読み解くことが前提になっています」
07年4月から、朝日新聞の書評委員も
ところが、唐沢俊一さんの無断引用は今回が初めてではない。2007年5月に幻冬舎から出した新書「新・UFO入門」も、個人のブログとの類似点が指摘されていたのだ。漫画関係の話題を紹介している「漫棚通信ブログ版」の05年の記事で、ブログの筆者からも抗議された。新聞各紙も07年6月上旬の記事で取り上げている。

唐沢さんは同8月3日、新書編集部と連名で、「今回の件に関し深く反省し、今後このようなことのないよう、出版活動に対し身を引き締めてあたる所存です」との謝罪文を出していた。

2度も無断引用があると、その雑学知識も本当か疑問が持たれるらしい。さらに、町山智浩さんらブロガーの間では、唐沢さんの文章に間違いがあることが指摘されている。

例えば、ラジオライフのコラムをまとめた最新刊「唐沢俊一のトンデモ事件簿」では、IRA(アイルランド共和軍)の記述を巡っての指摘が相次いだ。IRAは、唐沢さんの紹介とは違って、現在はアイルランド独立を目指す組織ではないこと。また、英俳優のショーン・コネリーは、スコットランド独立を支援し、8年も前に「ナイト」の称号をもらっていたのに、唐沢さんが間違えていたことなどだ。

ラジオライフの遠藤編集長は、07年の無断引用について、「耳には入っていました。しかし、筆者の方を信用してやっていますので、特に連載前の話し合いなどはしていません」と明かす。雑学知識の信用度については、「ネット上の情報を参考にしているとは思います。しかし、そのまま使うことはないと思っています」と言う。今後の対応策については、「まだ考えていません。唐沢さんと話す機会に相談したい」としている。

なお、唐沢さんは、07年4月から、朝日新聞の書評委員も務めている。

本人「自分なりの猟奇事件論を展開した」とコメント

唐沢俊一さん本人も、J-CASTニュースにメールでコメントを寄せ、次のように事情を説明している。

「今回の指摘は指摘として真摯に受け止めたいと思っています。ただし、記事本文を読んでいただければおわかりになりますように、あれはサイト記事を『そのまま』書き写したものではありません。もちろん、あのサイトも(ニュースサイトという性格上)参考にはしていますが、他に海外のサイトなども参照し、あの"事件"の内容を紹介しました。あの連載は(単行本の前書にも書きました通り)さまざまな猟奇事件をあちこちの文献や新聞記事、さらにはネットなどで渉猟し、それを紹介した上で、自分なりの猟奇事件論を展開したものです。論の展開の上で、他の人の論じ到達した内容を私独自の論として語れば、これは問題であると思いますが、事件の紹介としてそのあらましを紹介する場合、元になる事件が同一である場合に、ニュース紹介サイトと類似の表現等が出てくることは避けられない場合があると思います。もちろん、紹介サイトとはいえ、参考にした際にはその旨の表記が必用ではないか、というご意見もおありと思いますが、参考サイトに複数のものがある場合、雑誌掲載などに際しては読者の煩雑やスペースの問題を考え、それらを省略する場合もあります。また、あの事件は今回の原稿中では、落語で言うマクラに相当する部分で、必ずしも深い意味を持ってそのニュースを選んでいるものではありません。そこから本論の村山槐多に話を持っていくためのつなぎの部分であり、テーマの類似から本論へと誘導する部分です。話の流れの中では『こういう事件があったが』という紹介を主にするため、雑多なニュースソースのものが入り交じります」

[ 2008年10月8日15時58分 ]

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 以上、転載終わり。問題あるようなら削除します。

 インフォシークのニュースのトップ記事になっていたから、今まで盗作クソ野郎の悪行を知らなかった人も、これを読んで知ることになるだろう。

>今回の指摘は指摘として真摯に受け止めたいと思っています。

 絶対受け止めないだろうなぁ~。

>ただし、記事本文を読んでいただければおわかりになりますように、あれはサイト記事を『そのまま』書き写したものではありません。

 だよね。適当に文章を入れ替えたり語尾を変えたりしてるもんね。
 『そのまま』じゃなければ問題ない、とでも?

>もちろん、あのサイトも(ニュースサイトという性格上)参考にはしていますが、他に海外のサイトなども参照し、あの"事件"の内容を紹介しました。

 やっぱり見たんだな。

>あの連載は(単行本の前書にも書きました通り)さまざまな猟奇事件をあちこちの文献や新聞記事、さらにはネットなどで渉猟し、それを紹介した上で、自分なりの猟奇事件論を展開したものです。

 この人の日記は毎日読んでるけど(笑)、あれだけ忙しそうにしていて「あちこちの文献」を参照している時間があるとは思えない。
 それに、この原稿を書いた日の記述にはこうある。
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本日ホラリオン初日、なれども
原稿〆切は厳然と迫っている。
ラジオライフ11枚、これにかかる。
二つのネタを組み合わせたもので、
ネタ自体は面白いのだが、原稿の出来としては
まあ、急いでやった割には……的な自己採点のものになってしまい
いやはや。
 「裏モノ日記」2008年9月2日より
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>論の展開の上で、他の人の論じ到達した内容を私独自の論として語れば、これは問題であると思いますが、

 コピペした文章を適当に変えるだけでも問題ですが?

>事件の紹介としてそのあらましを紹介する場合、元になる事件が同一である場合に、ニュース紹介サイトと類似の表現等が出てくることは避けられない場合があると思います。

 類似の表現が多すぎることが問題になっているわけで……。
 開き直りですか?

>もちろん、紹介サイトとはいえ、参考にした際にはその旨の表記が必用ではないか、というご意見もおありと思いますが、参考サイトに複数のものがある場合、雑誌掲載などに際しては読者の煩雑やスペースの問題を考え、それらを省略する場合もあります。

 それなら聞くけど、これまで出した単行本にはきちんと出展を書いてるの? 漫棚通信さんのことは書いてなかったですが。

>また、あの事件は今回の原稿中では、落語で言うマクラに相当する部分で、必ずしも深い意味を持ってそのニュースを選んでいるものではありません。そこから本論の村山槐多に話を持っていくためのつなぎの部分であり、テーマの類似から本論へと誘導する部分です。話の流れの中では『こういう事件があったが』という紹介を主にするため、雑多なニュースソースのものが入り交じります」

 マクラの部分だからいいってわけじゃないッスけど。

 とまあ、ツッコミどころ満載の言い訳だけど、それじゃあ、この盗作の件はどう言い訳するのかな?

 http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20081007/1223374120

 この場合は

「事件の紹介としてそのあらましを紹介する場合、元になる事件が同一である場合に、ニュース紹介サイトと類似の表現等が出てくることは避けられない場合があると思います」

 なんて言い訳は通用しない。元の記事の著者オリジナルの表現を唐沢も使っているわけだから。

 もういい加減に懺悔して、潔く筆を折るべきだね、この人。

初めての経験。

 07, 2008 22:18
 三週間ばかり前から引っ張ってきた、「とある計画」ですが、今夜無事に終了しました。
 というわけで、その計画について発表します。

 『濡れ娘。』の上戸ともひことして、テレビ出演しました!!!

 ……と言っても、声だけですが(笑)。
 中京地区ではかなり知名度の高い『ノブナガ』という番組の「フェチ対決」のコーナーです。
 この番組は名古屋のCBC制作で、残念ながら関東では見られないのですが、日本のあちこちにネットしているそうです。
 関東に住むぼくは、この番組を見ることが出来ないため(笑)、名古屋在住のお友だちに録画を頼んであります(てゆーか、局は収録した分は送ってくれないのかな?)。
 このコーナーは趣向の異なるフェチビデオ製作者の作品を2つ紹介し、スタジオのW東野と小倉優子の三人が、どちらがお金を出して見てみたいかを競うというもの。ですが、勝敗を決めるのが目的ではなく、それぞれのフェチのこだわりを製作者が語るというのがメインになっています。
 番組的には「濡れフェチ」を扱うのは初めてのようで、ぼく如きが「濡れフェチ」代表として出演していいのかという疑問はなくはなかったのですが、せっかくいただいたチャンスは生かしたい、と出演を決めました。
 まだ放送は先なので、どういう人と戦ったのかや勝敗は書けませんが(書くなとは言われてないけど、常識的に考えたらまずいでしょう)、極度の緊張で声が上ずったり、言うべきことを言い損なったりしてしまいました。テレビに出ている人たちって、これを毎日繰り返しているわけで……特に芸人はすごいなぁと感心しきりでした。惜しむらくは小倉優子と直接話せなかったこと。ああ、残念。
 これで『濡れ娘。』のアクセスが増えて、ビデオもたくさん売れて、次の作品の予算に回せるとありがたいんだけど……。

 というわけで、放送日が近くなったらサイトやブログでの告知などあれこれ忙しくなりそう。
 見られる方は、ぜひ見てみてくださいね!!!



緊張してきた。

 07, 2008 17:30
 前からちょっと書いている、例の企画、いよいよ今日が本番です!!!
 あと30分くらいで始まってしまいます。
 電話に出るだけなのに、この緊張感……。
 やっぱり、おれってヘタレだなぁ。
 またパクったらしいよ、唐沢センセーが(笑)。

 ■唐沢俊一検証blog  

 さらに、盗作だけではなく、センセーが売りにしてきた「トリビア」的なものがデタラメだらけであることも、続々発覚している。たとえば、このブログがその一例。

 ■tnfuk [today's news from uk+]   

 そして、町山智浩も最近は唐沢ネタをブログで扱っている。

 ■ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記  

 明日の『ストリーム』の「コラムの花道」でこの問題扱ってくれないかな(笑)。ときどき他の曜日の「コラムの花道」に唐沢センセーも出ることあるし。てゆーか、TBSラジオは好きな局なので、盗作クソ野郎なんて出さないでほしいんですけど。
 もはやUFO本のアレが、単なるケアレスミスだなんて言い訳は通用しなくなっている。ま、元々通用してないんだが。
 山本弘も唐沢のことを書くと約束していたし、まだまだ唐沢センセーと、それをとりまく人たちの動向が気になるっす。

■スプリンターズS

 05, 2008 07:53
 ブログでは久しぶりの競馬の話題です(笑)。
 いよいよ、今日から秋のG1シーズン到来!!! 毎年、G1レースの本を出している身としては全レース的中を目指し、且つ穴馬を指名していきたいと思っております。
 では、今週はスプリンターズSです。
 もう結論から書きましょう。

 ◎シンボリグラン
 ○ファイングレイン
 △カノヤザクラ
 △スリープレスナイト

 4頭に絞りました。
 ◎シンボリグランは一昨年メイショウボーラーで穴をあけた福永騎乗。先行してくれれば面白い。
 ○ファイングレインはこのメンバー中では一番の格上。セントウルSの一叩きが効いてくれている……はず(笑)。けれども中山の幸に不安がないではない。
 △カノヤザクラの鞍上は絶好調の小牧。牝馬はこのレースでも好成績なので期待。
 △スリープレスナイトは4連勝が買われての1番人気だが、中山未経験なのは気になる。

 というわけで、馬券的にはシンボリグランの単複厚めと、あとは◎-○△△のワイドくらいかな。
 

23区・区役所ツアー/1-5

 02, 2008 22:30
 この日は9月の下旬ではありましたが、台風一過のせいで猛暑とまではいかないもののかなり暑く、立っているだけでも汗が噴出してきます。そんな中、見ず知らずの土地をこれから地図もなしで世田谷区役所まで行こうというのですから無謀にもほどがあります。
 いま、地図で確認すると、ぼくらはこのとき世田谷区代田5丁目あたりにいたわけです。そこから環七を南下し、東急世田谷線若林駅を目指しました。文字にすれば簡単ですが、暑い中での行軍はかなり辛かった……。なんのためにこんなことをしているのか、世田谷区役所に行ったところでだれが誉めてくれるのか。限りなく浮かぶ疑問を、ぼくらは他愛のない話をすることで紛らわせました。大体がオチンチンにまつわる話というのが情けないことではありますが(笑)。
 小田急線のガードをくぐり、さらに歩くと陸橋が見えてきました。このあたりは何度か車で通ったことのあるぼくは、この陸橋を超えれば世田谷線の線路が見えてくることを思い出しました。
 「もうすぐで若林駅だぞ」
 この陸橋を右折すると、家電量販店のコジマがありました。
 「上戸さん、中で少し涼んで行きましょうよ」とK。
 「涼んだら進む気力がなくなるぞ」ぼくは答えました。
 「休むなら君一人でどうぞ」冷たく言い放つのはUです。
 そんなわけでコジマには寄らず、信号を渡りました。するとそこに、地元の人らしき老夫婦がいました。このあたりで道を聞いておいたほうがいい、と漠然と考えていたぼくは、この二人に区役所までの道を尋ねました。
 すると、この先の突き当りを左に曲がり、松蔭神社を右折すれば左手に区役所が見えてくるとのこと。さらに、男性はこう付け加えました。「バスで行けばすぐですよ」
 「いえ、それはダメなんです」ぼくは言いました。「バスには乗れないもので……」
 わけのわからなそうな表情を浮かべた二人に礼を言い、ぼくらは教えられた道を行くことにしました。そりゃあ、不思議に思いますよ。土曜日で役所はやっていない上に、怪しげな男三人組がバスに乗らないで歩いて行くというんですから。後に何か事件があって、あの夫婦が警察の聞き込みを受けたら、ぼくらのことを話すにちがいありません。
 言われた通りに進むと、たしかに松蔭神社が見えてきました。この神社は有名ですから名前くらいは知っていましたが、想像以上に広い敷地です。
 その先には、あの国士舘大学がありました。柔道の石井彗がいる大学です。
 そして左を見ると、そこには古めかしい建物が――そう、ぼくらはとうとう世田谷区役所に着いたのです!!!
 長かった……ぼくらは大きく息を吐きました。23区の区役所に来るのに、こんなに歩かされることになるとは……。
 建物の下の日陰に入って休憩をしているあいだ、区役所の横には、まるでぼくらにあてつけをするかのように、東急バスが出たり入ったりしていました。あれに乗れば簡単にどこかの駅まで送ってくれるのです。でも、それに乗ることはできません。なぜならこれは、東急バスだからです。
 疲れたといって、あまり休んでばかりいるわけにはいきません。時刻はもう10時30分。3時間半で二つしかクリアできていないのです。回るべき役所は、あと21もあるんですから(笑)。
 三度目の、運命の時です。
 再びカードを引くのはKくん。「なんでおれなんですか」という文句は聞かなかったことにして、ぼくとUくんは「いいから早く引け」と催促しました。なぜKくんに引かせるかというと、トンデモない場所を引いたときにネチネチと文句を言う相手として最適な人間だからです。
 そしてUくんがシャッフルしたカードの中から、Kが引いた一枚には

 江東

 という文字が書かれていました。

 ……つづく

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