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札幌・小樽旅行記その4。

 29, 2005 20:38
 続いて向かったのは『ミチオTOYS』というおもちゃ屋さんです。小さな町のお店という感じの外観ですが、店内に入ってみると、所狭しとおもちゃが並んでいました。ちょいとした『まんだらけ』みたいです。しかし値段は東京の専門店よりはちょっと安いかもしれません。
 好感が持てるのが、食玩の交換コーナー(ダジャレ?)があることです。ダブったフィギュアを2対1のレートで交換してくれます。こういう店が近所にあれば、大人買いをすることなくコンプリートできそうです。東京では交換をしてくれる店を見たことがありません。
 二階に上がると、そこは子供たちの熱気で空気がちがっていました。テーブルがいくつも置かれ、そこでカードゲームをやっているのです。駄菓子も売っているので、それを食べながら観戦したりする子もいます。とても楽しそうでした。自分が今の時代に子どもだったら、こういうカードに絶対ハマっていたにちがいありません。子どもの中にただ一人「おっさん」が混じっていましたが、「仕事は……」と聞きたくなりました。
 一階に戻って、記念になにか買おうと思いましたが、欲しいと思うものは物理的に大きかったりして、結局はなにも買わずに出てきてしまいました。お店の人、ごめんなさい。

 札幌は夕方の四時半にもなると、かなり暗くなっていました。Aさんに聞くと、この時期はこれが普通だそうです。東京より三十分は日の入りが早いようです。
 夕食の時間には早いですが、ぼくらは夕食を摂ることにしました。

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 『ハーフダイム』というローストビーフの専門店です。建物はまるでテーマパークのアトラクションみたいで、店内も開拓時代のアメリカっぽい雰囲気が丁寧に作りこまれています。なぜだか緊張してしまいました。
 ロースとビーフの専門店ということですが、ぼくはあまり肉は好きではないので、ハンバーグとエビフライを注文しました。料理が来るあいだ、ぼくらはいろいろなお話をしました。
 Aさんの旦那さんはぼくよりもかなり年下で、物心付いた頃にはどこの家にもビデオデッキが普通にあったそうです。ぼくが中学生の頃はビデオなんて金持ちの家にしかない物で、テレビ番組の保存は声だけをカセットテープに録音するくらいの方法しかありませんでした。しかもコードでテレビとカセットデッキを繋いでいないので、咳払いの音などが入ってしまいます。でも、それだけにテレビを見ているあいだは真剣そのものでした。一度見逃してしまえば、いつ再放送があるかわかりません。CSなんて当然ありませんし。
 だから『機動戦士ガンダム』(いわゆるファースト)が放送終了後に盛り上がったのは、繰り返し見る方法がなかったことも理由のひとつなのでしょう。いまだったらレンタルビデオ店に行けばよいのですから、いくら良い作品でもあれほどの盛り上がりはしないでしょう。
 とまあ、そんなオタな談義をしていると、料理が運ばれてきました。ハンバーグもエビフライも美味しかったです。
 いい雰囲気のお店に連れてきてもらえて大感謝です。

 そのあとは帰路につきました。
 Aさん宅に戻って一息ついたあと、ぼくは競馬新聞を取り出して、明日のレースの予想を始めました。『単複バカ一代』のメルマガが出せない代わりに、ブログに予想を書き込む約束になっています。疲れている頭をなんとか回転させ、ブログへの書き込みも入れると約二時間をかけて、予想を終了しました。「旅に来てまで競馬かよ」とあきれ返ることなく、パソコンを貸してくださったAさんご夫妻に感謝です。

 そうして初日は終わりました。

 【つづく】

札幌・小樽旅行記その3。

 23, 2005 22:36
 次に連れて行ってもらったのは、石山緑地。岩を切り出したあとの場所を公園化しているところですが、この名前はなんとかならなかったんでしょうか。緑地っていうから、もっと広大な土地を思い浮かべていました。石山緑地公園というほうが良いのでは?
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 ここで切り出した岩で東京駅が作られている、というウンチクをAさんから聞きつつ、ぼくらは小雨の中、公園……じゃなくて、緑地の中を歩いていきました。石をイメージさせる(というか石そのもの)オブジェがたくさんあって、絵的に面白かったです。女の子をモデルにして、ここで撮ったら楽しいだろうなぁ、と考えました。

 それから今度は、ぼくのリクエストで陸上自衛隊真駒内駐屯地入口へ向かってもらいました。
 この駐屯地はぼくが敬愛する映画『ガメラ2レギオン襲来』のロケがおこなわれたところで、支笏湖近くに謎の隕石が墜落した報せにより、陸上自衛隊の化学部隊が出動するシーンが劇中にあります。
 しかし着いたのは映画とはちがう出入口でした。広い駐屯地ですから、もちろんいくつも出入口があります。しかし、いまさら別のところに行くのは面倒くさいので、ぼくは「ここでいいです」と言って、「ただし、スーパーマーケットに寄らせてください」とAさん夫妻に頼みました。ぼくはスーパーマーケットが大好きなのです。ちょうどお腹が減ったので、惣菜売り場でポテトフライを買いました。

 話が前後しますが、この駐屯地に寄る前に、ぼくはセブンイレブンであんまんと競馬新聞の『エイト』、マルちゃんの『北海道限定でっかいやきそば弁当』を買いました。これ、本当にでっかいのです。面の量が200gですよ! カップめん大好き人間として、これは買わないわけにはいきません。家に持って帰って食べようと思ったのです。これ、関東でも売り出してほしいです。

 今度向かったのは、HTB……そう、あの有名なローカル番組『水曜どうでしょう』を製作したテレビ局です。局の入り口には大泉洋と鈴井貴之の等身大パネル、中に入ってすぐの場所には番組中で使用したグッズが狭い空間に置かれていました。ローカルな局なのでフジテレビみたいな派手さは一切ないものの、その規模の小ささが『どうでしょう』のような良質な番組を生み出す源になっているような気がします。『どうでしょう』ファンなら、ぜひ訪れたい場所です。
 そしてぼくらは、放送局の裏にある公園へと向かいました。この公園こそ、『どうでしょう』のオープニングとエンディングが撮られていた場所なのです。
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 札幌に住んでいるAさん夫妻も、もちろん『どうでしょう』ファンなのですが、この場所に来るのは初めてのことだそうです。東京に住んでいる人が東京タワーに昇ったことがない、と同じことかもしれません。
 公園には、ぼくらと同じ『どうでしょう』ファンと思われる男性二人がいて、楽しそうに大泉っぽいポーズを写真に撮ったりしていました。

 【つづく】

 ……ところで、まだ一日目が終わってないけど、いったいいつまで続くんだ、これ……。

札幌・小樽旅行記その2。

 18, 2005 22:33
 Aさん宅は小高い丘の上にあります。近くに山があり、庭には野生の動物たちがやってきます。野鳥はもちろん、エゾリスも来るのだとか。そんなことを話している正にそのとき、キツツキがやってきました。野性のキツツキを見るのははじめてです。新堂冬樹の『忘れ雪』よりも感動しました。エゾリスも見たかったのですが、もっと寒くならないと来ないかもしれない、とのこと。結局、北海道に滞在しているあいだにエゾリスを見ることはできませんでした。
 Aさん宅にも、ペットとしてチンチラとオカメインコと文鳥がいます。中でもチンチラは人懐っこくて、ぼくの背中にも乗ってきたりします。かわいいです。新堂冬樹の『忘れ雪』よりも感動しました。
 そんなこんなでしばらくAさん夫妻とお話したあと、お昼近くなったので、お薦めだというお蕎麦屋さんにでかけることにしました。
 ぼくは、蕎麦が大好物で、好きな食べ物ベスト5には入ります(他のベストはカニ、玉蜀黍、カレー、炒飯など。その日の気分で獣医は変動する)。このお蕎麦屋さんは手打ちを出していて、量はかなり少なめでしたが、とても美味しかったです。もっと食べたかったけど、けっこう高いのが難点(笑)。
 それから車で、支笏湖近くのとある霊園に連れて行ってもらいました。事前に少しだけ話には聞いていたのですが、なんとここにはモアイ像が並んでいるのです。あとで調べたところによると、その数33基! すさまじい迫力です。こんな風変わりなものを作った、この霊園の経営者の心意気には、新堂冬樹の『忘れ雪』よりも……って、しつこいよっ。
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 しかもモアイ像だけではなく、ストーンヘンジも。
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 巨大建造物好きのぼくは、もう嬉しくてデジカメのシャッターを切りまくりです。
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 ここにいた時間、空からは時折雨粒が落ちてきていて、妙な雲行きだったことが幸いし、とてもいい空が撮れました。
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 女性を撮るのが一番好きですが、こういう風景写真も撮影しているあいだは時間を忘れてしまいます。Aさん夫妻は、ぼくがこんなに写真を撮るのに夢中になるとは思わなかったでしょう。

 【つづく】

札幌・小樽旅行記その1。

 18, 2005 06:26
 先週、北海道は札幌と小樽に旅行へ行ってきました。
 札幌に住んでいるお友だちのAさん夫妻と会うのが主な目的、そしてうまいものをたくさん食うというのが第二の目的でした。
 今回は変則旅行で、ぼくが金曜日に札幌着、地元の友だち一行が後続部隊として土曜日に札幌入りし、その後行動を共にするというスケジュールです。
 そんなわけで、ぼくは朝早くの飛行機で札幌に向かいました。平日の早朝ということもあって、機内はガラガラ。窓際に座ったのですが、となり3席にはだれも乗ってきませんでした。
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 ぼくは飛行機は苦手なのですが、雲の上を飛んでいるときに見える景色は最高に好きで、写真を撮ったりうっとりしたりしていました。でも、これが失速したら……とか考えると、途端に足元がガクガクになるあたり、本心からは楽しめません。ヘタレだなぁ、おれ。
 飛行機は無事、新千歳空港に到着。二年ぶりの北海道の寒さを感じつつ、空港の外に出ました。吐く息が白かったです。ああ、北海道に来たんだなぁ、と実感。
 電話でAさんに到着を知らせ、大谷地行きのバスに乗りました。発車時刻ギリギリだったのですが、車内にはぼく以外だれもいません。ある程度の乗客を確保してから出発するのか、と疑問に思っていたら、なんとそのまま発車。まあ、考えてみれば時刻表があるのだから、その通りに運行するのは当たり前です。でも、ぼくが乗らなかったら、どうしていたのだろう……。
 北海道では、一週間前に紅葉が終わってしまったと聞いていたのですが、千歳から札幌へ向かう高速道路沿いの木々は、まだ少しだけ赤みを残していました。ぼくは前日に録音しておいた『ナインティナインのオールナイトニッポン』を聞きながら、ぼくと運転手のふたりだけのドライブを楽しみました。ウソです。おっさんとじゃ楽しめなかったです。
 地下鉄・大谷地駅のバスターミナルで待ち合わせという約束だったので、だだっ広い浦安の駅前っぽいイメージを漠然と持っていたのですが、着いたところは建物の一階部分でした。バスの乗降口には自動ドアが付いています。なるほど、北海道だからか、と納得。地下鉄の駅へは、その建物の一階部分から降りるようになっています。
 物珍しさもあって、ターミナルの中をぶらついていると、Aさんがやってきました。数ヶ月ぶりの再会です。挨拶を交わしたあと、Aさんの旦那さんの運転する車で、Aさん宅へと向かいました。

 【つづく】

コミケ落ちました。

 16, 2005 06:16
 これまで連続5回の参加をしていたコミケットですが、この冬は抽選漏れのため、自宅待機もしくは東京大賞典を見に行くか、ということになりました。
 今回は夏に撮ったコラボのDVDもあるので出たかったのですが、こればっかりはどうしようもありません。でも、もしかしたら友だちのスペースに委託できるかもしれないので、そのときはまたお知らせいたします。

 これまでコミケに出続けてわかったのは、夏よりも冬のほうが売り上げが少ない、ということ。やはり寒い季節には「水」を連想させるwetというジャンルは下火になるのかもしれません。
 実際、露天風呂を基本とする『濡れ娘。』では、撮影はただいまオフシーズンです。いくらお湯の中に入るといっても、ずっと浴槽の中にいるわけではありません。濡れた服が体にはりついている絵を撮りたいときは、何分も濡れた服のままで床に寝転んでもらったりします。モデルさんに風邪でもひかせてしまったら大変です。
 そして実は、撮影をしているぼくも寒いのです。モデルさんはほとんどの時間、お湯に浸かるかシャワーを浴びていますが、ぼくは外にいる時間が多い。しかも浴槽に出たり入ったりするので、着ているシャツが冷えてきて凍えてしまいます。寒いとテンションが下がり、もはや撮影どころではありません。
 けれども、風情のある旅館の雪景色の露天風呂でなら撮ってみたい、とも思ったりします。

 ……なんかひさしぶりにフェチサイトっぽいこと書いたな(笑)。

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