■唐沢俊一の文章(特に日記)を読んでいるとイライラしてくるのは、そこに書かれている内容に関してだけではなく、体言止めが多用されているからだということに、遅まきながら気づいた。また、おれの嫌いな競馬ライターも体言止めを多用している。体言止めって少しなら効果的だと思うけど、多用するとスカした感や投げやり感が出てくる。独り言をむりやり聞かされているような感覚なのだ。唐沢の独り言とか聞きたくねぇし(だったら日記とか読むな)。おれはそう思われないよう、あんまり使わないようにしよう、体言止め。
■イベントの写真、ようやく修整やら構成やら終わって、これからパッケージ作りに取り掛かる。同時にもう一代のパソコンでCDを焼きまくるのだ。これがかなり時間食うんだよなぁ。でも今日一日で終わらせて、明日は細々した準備をしないと間に合わない。土日はスケジュールが埋まっているから、金曜中にすべての準備を終わらせるくらいの気持ちでやっとかないと、この男はすぐに理由を付けてサボるからね。だって、こういう絶対的な締め切りとかないとやる気が出ないっていう病気なんだから仕方ない。
■映画『カイジ 人生逆転ゲーム』を見たら、また原作を読みたくなってEカード編を再読した(『フロム・ヘル』読めよ!!!)。第128話の
「1枚目こそ不意打ちっ……!
やつの思案の外……!
盲点……
1枚目に出せば……
勝てる……!
1枚目だ!
で……
これで……
これで【皇帝】を出せたら
どれほど博奕は楽かっ…………!」
に激しく同意!
だから博奕って楽しいんだけどね。
■ここのところ体調不良。背中と肩が痛い。おれの大好きなアンメルツを塗ってもあまり効果なし。整体でも行くか。ダメだ時間ねぇ。
■それにしても今や表の世界はタイツ祭り開催中で嬉しいなあ。ブーツの子はニセタイツ(レギンスとかトレンカとか)の可能性もあるが、そこは想像力でタイツだと思い込めばいい。これから数ヶ月はこのタイツ祭りが続くと思うと、当分はネタに困らないな(なんの?)。
■イベントの写真、ようやく修整やら構成やら終わって、これからパッケージ作りに取り掛かる。同時にもう一代のパソコンでCDを焼きまくるのだ。これがかなり時間食うんだよなぁ。でも今日一日で終わらせて、明日は細々した準備をしないと間に合わない。土日はスケジュールが埋まっているから、金曜中にすべての準備を終わらせるくらいの気持ちでやっとかないと、この男はすぐに理由を付けてサボるからね。だって、こういう絶対的な締め切りとかないとやる気が出ないっていう病気なんだから仕方ない。
■映画『カイジ 人生逆転ゲーム』を見たら、また原作を読みたくなってEカード編を再読した(『フロム・ヘル』読めよ!!!)。第128話の
「1枚目こそ不意打ちっ……!
やつの思案の外……!
盲点……
1枚目に出せば……
勝てる……!
1枚目だ!
で……
これで……
これで【皇帝】を出せたら
どれほど博奕は楽かっ…………!」
に激しく同意!
だから博奕って楽しいんだけどね。
■ここのところ体調不良。背中と肩が痛い。おれの大好きなアンメルツを塗ってもあまり効果なし。整体でも行くか。ダメだ時間ねぇ。
■それにしても今や表の世界はタイツ祭り開催中で嬉しいなあ。ブーツの子はニセタイツ(レギンスとかトレンカとか)の可能性もあるが、そこは想像力でタイツだと思い込めばいい。これから数ヶ月はこのタイツ祭りが続くと思うと、当分はネタに困らないな(なんの?)。
■AKB歌劇団の振り替え公演のチケット、すげぇ後ろの席になっちまった。ホントは前から2列目だったのに。それにしても、まだすべての公演のチケットが買える状態ってことは、はっきり言って売れてないんだろうなぁ。だとしたら、もう二度とこういう企画はやらないだろう。残念。
■AKBと言えば、一昨日こんな夢を見た。AKB劇場の公演を見に行ったおれ。終わったあとにバックヤード招待の抽選に当たった。しかも個別にメンバーと五分お話ができるという。「やった。才加に会える!!!」と思ってドキドキしていたら、おれの前にはなぜか指原が現れ、バンジーを飛べなかったときの話を延々聞かされた……。でも、目覚めたら、なぜか指原のことがちょっぴり好きになってたよ。
■3日のイベントの準備で頭がいっぱいになってる。こんなこと書いている場合じゃないのだ。まだ処理しないといけない画像が200枚はある。こんなことを書いている場合じゃないのだ。パッケージも作らなくちゃいけない。これが一番時間がかかる。こんなこと書いている場合じゃないのだ。サイトでも告知しないといけないし(あ、これは昨日やったけど)。こんなこと書いている場合じゃ……。
■小説はもう読まない宣言をいつかしたような気がするんだけど、いまはS・ハンターにハマってるw 『極大射程』→『ダーティーホワイトボーイズ』→『ブラック・ライト』は読み終わって、いまは『狩のとき』に着手している。意識してなかったけど、結果的にスワガー・シリーズを刊行順に読むことになった。この次は『47人目の男』というのがあるらしい。楽しみだ。
■そんじゃ、イベントの準備します。
■AKBと言えば、一昨日こんな夢を見た。AKB劇場の公演を見に行ったおれ。終わったあとにバックヤード招待の抽選に当たった。しかも個別にメンバーと五分お話ができるという。「やった。才加に会える!!!」と思ってドキドキしていたら、おれの前にはなぜか指原が現れ、バンジーを飛べなかったときの話を延々聞かされた……。でも、目覚めたら、なぜか指原のことがちょっぴり好きになってたよ。
■3日のイベントの準備で頭がいっぱいになってる。こんなこと書いている場合じゃないのだ。まだ処理しないといけない画像が200枚はある。こんなことを書いている場合じゃないのだ。パッケージも作らなくちゃいけない。これが一番時間がかかる。こんなこと書いている場合じゃないのだ。サイトでも告知しないといけないし(あ、これは昨日やったけど)。こんなこと書いている場合じゃ……。
■小説はもう読まない宣言をいつかしたような気がするんだけど、いまはS・ハンターにハマってるw 『極大射程』→『ダーティーホワイトボーイズ』→『ブラック・ライト』は読み終わって、いまは『狩のとき』に着手している。意識してなかったけど、結果的にスワガー・シリーズを刊行順に読むことになった。この次は『47人目の男』というのがあるらしい。楽しみだ。
■そんじゃ、イベントの準備します。
11月3日のAKB歌劇団「∞・Infinity」の公演が中止になったそうだ。
来たメールによると、「出演者のスケジュールの関係」で中止ってことなんだが、公演は何ヶ月も前から決まってたことじゃねぇのかよ!!!
この日は宮澤・柏木組の公演で、秋元・高橋組(こちらは31日に見る)と、どんなふうにちがうか楽しみにしていたのに……。
しかも一緒に行く予定の人(名前出していいかわからないのでとりあえず伏せておく)と予定が合わず、振り替えの公演を一緒に見られなくなってしまった。ったく、ふざけんじゃねぇっての……。
来たメールによると、「出演者のスケジュールの関係」で中止ってことなんだが、公演は何ヶ月も前から決まってたことじゃねぇのかよ!!!
この日は宮澤・柏木組の公演で、秋元・高橋組(こちらは31日に見る)と、どんなふうにちがうか楽しみにしていたのに……。
しかも一緒に行く予定の人(名前出していいかわからないのでとりあえず伏せておく)と予定が合わず、振り替えの公演を一緒に見られなくなってしまった。ったく、ふざけんじゃねぇっての……。
日曜に、例のシネマハスラー(くじ引きで見る映画を決める)で当たったのは『あなたは私の婿になる』。腹が立つほどつまらないわけでもなく、無難に誰が見ても笑えるように作られている。F1層向けの映画。おれみたいな40代前半の男には毒にも薬にもならなず、こういう作品が一番評価に困る。
月曜日にDVDで見たのは『少年メリケンサック』。クドカンは「見ず嫌い」だったけど、これは思っていたよりは良かった。あくまでも「思っていたより」だけど。ストーリーが平凡なのは「あえて」なんだろうし、クドカンの魅力ってのはそこにはないんだろう。キャラクターの個性であったり、散りばめられたギャグの数々が、いわゆるクドカンテイストなのかな? でも、おれ的には笑えるところと笑えないところの温度差が極端で、田口トモロヲのエピソードとか笑うどころかすごく嫌な気持ちになってくる。これがクドカンテイストなのか? 終わり方もそれ絡みで、「読後感」がすっきりせず、不快な気持ちになった。
……と、例によって文句ばっかり書いているが、この映画で絶賛できる点がたった一つだけあるのだ。それは宮崎あおいのかわいらしさ。みんな知らないと思うけど、宮崎あおいってすごくかわいらしい女優さんがいるんですよ。これから売れる人だと思うのでぜひ注目していてください。いずれは大河ドラマの主役も張れる器の女優さんです!!!
この『少年メリケンサック』はとにかく宮崎あおいがかわいくてかわいくて、なんでおれはこんなかわいらしい子に注目してなかったんだろうと後悔した。今、おれの中の「かわいい子ランキング」(月一変動制)のトップに躍り出たYO! 二位に落ちてしまった広末涼子は『ゼロの焦点』で再びトップに上がれるのか?
特に宮崎あおいのリクルートスーツ姿は超絶かわいらしくて、どうせなら牛糞じゃなくて水でもぶっかけられてほしかった。ただパンスト非着用らしいのが減点だけど。というわけで『少年メリケンサック』、宮崎あおいだけ、オススメです。
昨日見たのは『ファニーゲームUSA』。見ると不快になる映画、と評判は聞いていたけど、たしかにこれをまともにやったら不快感だけが残る作品だと思う。けれども……
以下、作品の【ネタバレ】をしています。
……この映画がメタ構造になっていることにより、その不快感は観客そのものの心の問題だということに気づかされる。こうなるのを望んだのは見ているあなたたちじゃないですか、と。
だれもが唖然とする、巻き戻し画面の展開も、「人が無意味に死んでいくのを見たいからこの映画に脚を運んだんでしょう。人の死を娯楽にするって、作るのも見るのも楽しいですよね♪」という監督のメッセージではないだろうか。いや、そこまでは言ってないかw
ただし最後に虚構と現実について、サイコキラーの二人が会話をするシーンはあまりにもストレートで、ちょっと残念。それなら観客に語りかけてくるほうが気味が悪くて良かったと思う。
物足りない点はあとひとつあって、「ゲーム」という割には家族側が勝てるチャンスがまったくといっていいほどないのが気になった。まあ、瑣末なことだけど。
それと、ぼくは以前、映画の中の「カメラ目線」がいけないって書いたけど、もちろんこういう映画の場合は別だ。意味があるならいい。
もっとあれこれ書きたいけど、なんか頭痛がするのでこのへんで……。
んで、一人映画祭3日目の今日、『カイジ 人生逆転ゲーム』も見てきたけど、これの感想はまたのちほど。ちなみにつまんなかったス。
そして明日は試写会だけど、これは仕事が終わる時間によっては行けないかも……。
月曜日にDVDで見たのは『少年メリケンサック』。クドカンは「見ず嫌い」だったけど、これは思っていたよりは良かった。あくまでも「思っていたより」だけど。ストーリーが平凡なのは「あえて」なんだろうし、クドカンの魅力ってのはそこにはないんだろう。キャラクターの個性であったり、散りばめられたギャグの数々が、いわゆるクドカンテイストなのかな? でも、おれ的には笑えるところと笑えないところの温度差が極端で、田口トモロヲのエピソードとか笑うどころかすごく嫌な気持ちになってくる。これがクドカンテイストなのか? 終わり方もそれ絡みで、「読後感」がすっきりせず、不快な気持ちになった。
……と、例によって文句ばっかり書いているが、この映画で絶賛できる点がたった一つだけあるのだ。それは宮崎あおいのかわいらしさ。みんな知らないと思うけど、宮崎あおいってすごくかわいらしい女優さんがいるんですよ。これから売れる人だと思うのでぜひ注目していてください。いずれは大河ドラマの主役も張れる器の女優さんです!!!
この『少年メリケンサック』はとにかく宮崎あおいがかわいくてかわいくて、なんでおれはこんなかわいらしい子に注目してなかったんだろうと後悔した。今、おれの中の「かわいい子ランキング」(月一変動制)のトップに躍り出たYO! 二位に落ちてしまった広末涼子は『ゼロの焦点』で再びトップに上がれるのか?
特に宮崎あおいのリクルートスーツ姿は超絶かわいらしくて、どうせなら牛糞じゃなくて水でもぶっかけられてほしかった。ただパンスト非着用らしいのが減点だけど。というわけで『少年メリケンサック』、宮崎あおいだけ、オススメです。
昨日見たのは『ファニーゲームUSA』。見ると不快になる映画、と評判は聞いていたけど、たしかにこれをまともにやったら不快感だけが残る作品だと思う。けれども……
以下、作品の【ネタバレ】をしています。
……この映画がメタ構造になっていることにより、その不快感は観客そのものの心の問題だということに気づかされる。こうなるのを望んだのは見ているあなたたちじゃないですか、と。
だれもが唖然とする、巻き戻し画面の展開も、「人が無意味に死んでいくのを見たいからこの映画に脚を運んだんでしょう。人の死を娯楽にするって、作るのも見るのも楽しいですよね♪」という監督のメッセージではないだろうか。いや、そこまでは言ってないかw
ただし最後に虚構と現実について、サイコキラーの二人が会話をするシーンはあまりにもストレートで、ちょっと残念。それなら観客に語りかけてくるほうが気味が悪くて良かったと思う。
物足りない点はあとひとつあって、「ゲーム」という割には家族側が勝てるチャンスがまったくといっていいほどないのが気になった。まあ、瑣末なことだけど。
それと、ぼくは以前、映画の中の「カメラ目線」がいけないって書いたけど、もちろんこういう映画の場合は別だ。意味があるならいい。
もっとあれこれ書きたいけど、なんか頭痛がするのでこのへんで……。
んで、一人映画祭3日目の今日、『カイジ 人生逆転ゲーム』も見てきたけど、これの感想はまたのちほど。ちなみにつまんなかったス。
そして明日は試写会だけど、これは仕事が終わる時間によっては行けないかも……。
11月3日(文化の日)に即売会にサークル参加します。
【コスチュームカフェ】
http://costumecafe.jp/
去年撮ったのに、締め切りがないのでだらだらと編集していた新作DVDと、今年千葉の海で撮ったCD写真集を新作として出します。どちらもモデルは三崎さおりさんです。当日は、さおりさんも売り子として参加します。
よろしかったら、ぜひお越しください。
【コスチュームカフェ】
http://costumecafe.jp/
去年撮ったのに、締め切りがないのでだらだらと編集していた新作DVDと、今年千葉の海で撮ったCD写真集を新作として出します。どちらもモデルは三崎さおりさんです。当日は、さおりさんも売り子として参加します。
よろしかったら、ぜひお越しください。
■映画(新作)■
『白日夢』
『BALLAD 名もなき恋のうた』
『しんぼる』
■映画(DVD)■
『ザ・シューター/極大射程』
■新作順位■
1『グラン・トリノ』
2『ヘルボーイⅡゴールデンアーミー』
3『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』
4『レスラー』
5『3時10分、決断のとき』
6『サマーウォーズ』
7『ヤッターマン』
8『ウォッチメン』
9『チェンジリング』
10『バーン・アフター・リーディング』
11『チェ28歳の革命』
12『チェ39歳別れの手紙』
13『モンスターVSエイリアン』
14『エグザイル/絆』
15『ターミネーター4』
16『ワルキューレ』
17『レッドクリフPARTⅡ』
18『30デイズナイト』
19『スタートレック』
20『禅』
21『ザ・ムーン』
22『007慰めの報酬』
23『パッセンジャーズ』
24『重力ピエロ』
25『96時間』
26『侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』
27『白日夢』
28『ベンジャミン・バトン数奇な人生』
29『BALLAD 名もなき恋のうた』
30『MW』
31『感染列島』
32『しんぼる』
33『誰も守ってくれない』
34『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
35『ハイキック・ガール!』
9月に見たのは3本。そのうち2本はもう日記に書いたので、こちらを見てください。
書かなかったのは『しんぼる』。
うーん、これ、かなりなダメ映画でしょう……。前作『大日本人』は映画としてどうかという意見も酌んだ上で、おれ的には「アリ」だったけど、それは松本人志らしさが漂っていたり怪獣映画的だったりするところが好きなのであって、つまりそれはある種の人が撮る場合(定義づけできないんだけど……)、映画としての完成度よりも大切なものがあるんじゃないかと思うからだ。そして松本人志は疑いなく、おれにとっては「ある種の人」だ。
けど、今回の『しんぼる』に、松本らしさは少ししかない。部分部分にはうかがえるのだけど、全体的に背伸びをしている感じが延々と続く。なにかの賞狙いなのかと邪推したくなるほどだ。
もちろんそれは、最後のほうの仕掛けに対するフリなんだろうけど、その仕掛けというかオチがあまりにもしょーもなくて萎えてしまう。それなのに壮大感を出そうとして出ていなかったり、理屈に合うことと合わないことの世界の境目がはっきりしていなかったりと、とにかくがっかりさせられる。
ところどころのギャグは笑えたりもするんだけど、脱出劇の中で何度もカメラ目線のカットがあって、一体、この映画の視点はだれなのかがさっぱりわからなくなってくる。『しんぼる』だけじゃなくて、最近のドラマや映画は、演者がカメラ視線になるカットが多すぎる。オモシロ演出なのかもしれないが、理論上絶対におかしいのでやめたほうがいい。こういうカットがひとつでもあると、おれはその映画の評価を100点満点中90点は下げる(下げすぎだろ)。
というわけで『しんぼる』は、前田忠明風に言えば「つまんないつまんないっ」。
DVDで見た『ザ・シューター/極大射程』はS・ハンターの原作『極大射程』が面白かったので見てみた。原作をあれこれいじってすっきりさせているんだけど、丘の上での狙撃戦と車椅子のスナイパーとの戦いがカットされているのは残念。最後も原作通りのままで終わらせたほうが、主人公の性格と合致すると思う。
というわけで、今年あと3ケ月で15本くらいは見てみたいですが、ちょっと厳しそう。
『白日夢』
『BALLAD 名もなき恋のうた』
『しんぼる』
■映画(DVD)■
『ザ・シューター/極大射程』
■新作順位■
1『グラン・トリノ』
2『ヘルボーイⅡゴールデンアーミー』
3『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』
4『レスラー』
5『3時10分、決断のとき』
6『サマーウォーズ』
7『ヤッターマン』
8『ウォッチメン』
9『チェンジリング』
10『バーン・アフター・リーディング』
11『チェ28歳の革命』
12『チェ39歳別れの手紙』
13『モンスターVSエイリアン』
14『エグザイル/絆』
15『ターミネーター4』
16『ワルキューレ』
17『レッドクリフPARTⅡ』
18『30デイズナイト』
19『スタートレック』
20『禅』
21『ザ・ムーン』
22『007慰めの報酬』
23『パッセンジャーズ』
24『重力ピエロ』
25『96時間』
26『侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』
27『白日夢』
28『ベンジャミン・バトン数奇な人生』
29『BALLAD 名もなき恋のうた』
30『MW』
31『感染列島』
32『しんぼる』
33『誰も守ってくれない』
34『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
35『ハイキック・ガール!』
9月に見たのは3本。そのうち2本はもう日記に書いたので、こちらを見てください。
書かなかったのは『しんぼる』。
うーん、これ、かなりなダメ映画でしょう……。前作『大日本人』は映画としてどうかという意見も酌んだ上で、おれ的には「アリ」だったけど、それは松本人志らしさが漂っていたり怪獣映画的だったりするところが好きなのであって、つまりそれはある種の人が撮る場合(定義づけできないんだけど……)、映画としての完成度よりも大切なものがあるんじゃないかと思うからだ。そして松本人志は疑いなく、おれにとっては「ある種の人」だ。
けど、今回の『しんぼる』に、松本らしさは少ししかない。部分部分にはうかがえるのだけど、全体的に背伸びをしている感じが延々と続く。なにかの賞狙いなのかと邪推したくなるほどだ。
もちろんそれは、最後のほうの仕掛けに対するフリなんだろうけど、その仕掛けというかオチがあまりにもしょーもなくて萎えてしまう。それなのに壮大感を出そうとして出ていなかったり、理屈に合うことと合わないことの世界の境目がはっきりしていなかったりと、とにかくがっかりさせられる。
ところどころのギャグは笑えたりもするんだけど、脱出劇の中で何度もカメラ目線のカットがあって、一体、この映画の視点はだれなのかがさっぱりわからなくなってくる。『しんぼる』だけじゃなくて、最近のドラマや映画は、演者がカメラ視線になるカットが多すぎる。オモシロ演出なのかもしれないが、理論上絶対におかしいのでやめたほうがいい。こういうカットがひとつでもあると、おれはその映画の評価を100点満点中90点は下げる(下げすぎだろ)。
というわけで『しんぼる』は、前田忠明風に言えば「つまんないつまんないっ」。
DVDで見た『ザ・シューター/極大射程』はS・ハンターの原作『極大射程』が面白かったので見てみた。原作をあれこれいじってすっきりさせているんだけど、丘の上での狙撃戦と車椅子のスナイパーとの戦いがカットされているのは残念。最後も原作通りのままで終わらせたほうが、主人公の性格と合致すると思う。
というわけで、今年あと3ケ月で15本くらいは見てみたいですが、ちょっと厳しそう。