この本を読みました。
池田清彦は好きな学者で、大抵の著書は読んでいる。最初に読んだのは「臓器移植我、せずされず」だった。ぼくが臓器移植に反対するのはこの本の影響であり、友だちと論議するときもこの本の知識をかなり借りている。
人の死についてあれこれ考えるようになったのは4年前に遭った交通事故からだが、この本はそんなぼくに不思議とハマった。そもそも「死」というものを定義することさえ、実は難しいのだと、ぼくは知らなかった。池田の論理はとても根源的で、ぼくの心にすっと入り込んできた。それ故、池田の考えは理解されにくいのかもしれない。
今日読んだ「底抜けブラックバス大騒動」は、外来魚ブラックバスを「駆除」しようとする側(おもに環境省)に対する、生物学者・池田清彦の反論である。
ブラックバスが琵琶湖に「心無い人間」によって放たれ、その生態系を破壊している、とぼくは聞いていたのだが、どうやらそれはまちがいのようだ。
池田は、ブラックバスを駆除しきるのは無理なことであり、仮にそれができたとしても生態系は元へ戻らない、と書く。これは、ぼくの心の中に漠然とあった疑問だった。ブラックバスを駆除したら、ブラックバスがいたことで構築されつつあった生態系が、かえって壊されるのではないか。それはリセットすることとは意味がちがうことじゃないか、と素人ながらに考えたりもした。
また、ずっと前から「自然を保護しよう」的な物言いをする人たちを、なんとなく胡散臭いと思っていた。自然は保護していいものなのか。保護したら、それは自然ではなくなるのではないか。所詮は人間に都合のいい保護でしかないのではないかと……。
「絶滅の危機にある動物を救え」という題目にもひっかかる。人間が絶滅に関わって良いのかどうかの議論はなされたのだろうか。どうせ人間に危害を加えそうな「絶滅の危機にある動物」は放っておくくせに。
それらに共通するのは、結局は自己満足でしかない。自分の優しさや正当性を確認するために、自然をだしにするのはやめたほうがいい。
これは本当はブラックバスやバサーたちだけの問題ではない。科学的考証やデータ収集がきちんとなされないまま、バサーたちだけが悪者にされているのは気の毒だ。
ぼくはこれが気に入らないのだ。物事の構造を善と悪に分けて考えるのはよくない。思考停止になる。
環境保護を訴えること自体は当たり前のことだ。しかし、そのことにいいも悪いもないのだということを知らない人が多すぎる。ああ、なんか人間っておこがましいなあ。ぼくも含めて、だが。
と、そんなことを思いました。
コンビニで「ヤンジャン」を見たら、ほしのあきのグラビアが載っていて、それで思い出したことがあった。
このあいだの日曜日、ほしのが出ていたテレビ番組を友だちと見ていたときのこと。ぼくが「ほしのあき、かわいいよなぁ」と同調してくれると期待しつつつぶやいたら、みんなの反応が冷たい。「そっかぁ?」と、言うのである。
たしかに、ぼくの女の子の顔の好みは広い。野球に例えるなら、イチロー並みのストライクゾーンの広さなのだ。悪球打ちの岩鬼という人もいる。みんなが「どーよ」と謂うな女の子を「いや、かわいい」と言い張ったりするからだろう。最近では「南海キャンディーズのしずちゃんならイケる」と言ってしまった(笑)。要はマニアックなのだ。
だけどほしのあきは、普通にかわいいのではないか?
なんか、自分の評価に自信がなくなってきた……。
アフィリエイト・プログラムをいろいろと見ていたら、こんなサイトがあった。↓
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よく、結婚するより離婚するほうが大変だというけど……どうやらそうらしい。いや、うちはそんなつもりないですけどね。
それにしても、「リコン川柳」て……。
![]() | 底抜けブラックバス大騒動 著者:池田清彦 出版社:つり人社 本体価格:1,200円 |
池田清彦は好きな学者で、大抵の著書は読んでいる。最初に読んだのは「臓器移植我、せずされず」だった。ぼくが臓器移植に反対するのはこの本の影響であり、友だちと論議するときもこの本の知識をかなり借りている。
人の死についてあれこれ考えるようになったのは4年前に遭った交通事故からだが、この本はそんなぼくに不思議とハマった。そもそも「死」というものを定義することさえ、実は難しいのだと、ぼくは知らなかった。池田の論理はとても根源的で、ぼくの心にすっと入り込んできた。それ故、池田の考えは理解されにくいのかもしれない。
今日読んだ「底抜けブラックバス大騒動」は、外来魚ブラックバスを「駆除」しようとする側(おもに環境省)に対する、生物学者・池田清彦の反論である。
ブラックバスが琵琶湖に「心無い人間」によって放たれ、その生態系を破壊している、とぼくは聞いていたのだが、どうやらそれはまちがいのようだ。
池田は、ブラックバスを駆除しきるのは無理なことであり、仮にそれができたとしても生態系は元へ戻らない、と書く。これは、ぼくの心の中に漠然とあった疑問だった。ブラックバスを駆除したら、ブラックバスがいたことで構築されつつあった生態系が、かえって壊されるのではないか。それはリセットすることとは意味がちがうことじゃないか、と素人ながらに考えたりもした。
また、ずっと前から「自然を保護しよう」的な物言いをする人たちを、なんとなく胡散臭いと思っていた。自然は保護していいものなのか。保護したら、それは自然ではなくなるのではないか。所詮は人間に都合のいい保護でしかないのではないかと……。
「絶滅の危機にある動物を救え」という題目にもひっかかる。人間が絶滅に関わって良いのかどうかの議論はなされたのだろうか。どうせ人間に危害を加えそうな「絶滅の危機にある動物」は放っておくくせに。
それらに共通するのは、結局は自己満足でしかない。自分の優しさや正当性を確認するために、自然をだしにするのはやめたほうがいい。
これは本当はブラックバスやバサーたちだけの問題ではない。科学的考証やデータ収集がきちんとなされないまま、バサーたちだけが悪者にされているのは気の毒だ。
ぼくはこれが気に入らないのだ。物事の構造を善と悪に分けて考えるのはよくない。思考停止になる。
環境保護を訴えること自体は当たり前のことだ。しかし、そのことにいいも悪いもないのだということを知らない人が多すぎる。ああ、なんか人間っておこがましいなあ。ぼくも含めて、だが。
と、そんなことを思いました。
コンビニで「ヤンジャン」を見たら、ほしのあきのグラビアが載っていて、それで思い出したことがあった。
このあいだの日曜日、ほしのが出ていたテレビ番組を友だちと見ていたときのこと。ぼくが「ほしのあき、かわいいよなぁ」と同調してくれると期待しつつつぶやいたら、みんなの反応が冷たい。「そっかぁ?」と、言うのである。
たしかに、ぼくの女の子の顔の好みは広い。野球に例えるなら、イチロー並みのストライクゾーンの広さなのだ。悪球打ちの岩鬼という人もいる。みんなが「どーよ」と謂うな女の子を「いや、かわいい」と言い張ったりするからだろう。最近では「南海キャンディーズのしずちゃんならイケる」と言ってしまった(笑)。要はマニアックなのだ。
だけどほしのあきは、普通にかわいいのではないか?
なんか、自分の評価に自信がなくなってきた……。
アフィリエイト・プログラムをいろいろと見ていたら、こんなサイトがあった。↓

よく、結婚するより離婚するほうが大変だというけど……どうやらそうらしい。いや、うちはそんなつもりないですけどね。
それにしても、「リコン川柳」て……。
今日は「週末の二日間だけで生活する男の馬券術」のゲラを、ベストブックの方から受け取った。原稿はパソコンのエディタで書いたし、校正用にプリントアウトしたものも横書きだったので、自分の文章が縦書きになっているのを見ると、初めて接する文章みたいで面白い。
で、いろいろと打ち合わせをしたのだが、本の発売は順調に行けば10月7日とのこと。ちょうど、あと一ヶ月だ。でもスプリンターズSに間に合わない……。ま、しゃーないか。いずれにしても、発売日が決定したら告知するので、みなさんぜひ買ってください。
んで、そういうスケジュールなので、ゲラの校正は20日までにしなければならない。原稿の枚数を大分、超過しているのでかなり削る必要があるのだが、どこをどう削るかはとても難しい。まあ、競馬に関係ないことばかり書いたから(たとえば実写版セーラームーンのこととか)、そこを削れば早いのだが、そうしてしまったら「おれらしさ」がなくなってしまう。もっともこの原稿で、よくこのままOKが出たなぁ。マンガとか特撮のこととかバンバン書いてたから、削除してくれと言われると思ってたんだけど。編集の方の大きな心に感謝です。
そのあと、友だちのA夫妻宅に敏鬼参戦について愚痴ろうと電話(ゲラのチェックは……?)。コミケのときにご自宅に泊まらせていただいた、あのA夫妻である。
電話をして「いや、大した話じゃないんですけど」と言うと、旦那さんは「響鬼のことですか」だって……おれのこと、よくわかってるなぁ。
それで奥さんも巻き込んで、一時間近く敏鬼についてムニャムニャと。
まあ、バンダイだって東映だって商売で作品を作っているのだから、おもちゃが売れなければプロデューサーも更迭されることは止むを得ないし、ぼくは白倉プロデューサーは嫌いではない。だけど、なんで敏鬼なのかという点だけが気になる。そんなことを話しました。ありがとうございました。
それから今度は、コラボ企画のビデオ編集を。
このあいだやった分に音楽を入れようと思ったら、どうしても入らない。いろいろ試した結果、以前編集した部分が「完成品」となってしまったことが原因だとわかった。そこでもう一度、同じものを作った。
ところが今度はこれを保存する方法がわからない。普通に保存すると、あとで手を加えることができなくなるのだ。
そこでコラボでもお世話になった鮎川さんの携帯に「電話しても良いですか」とメールしたら、わざわざ電話をかけてきてくださった。すみませんです。
んで、いろいろ電話で教えてもらった結果、編集段階のまま保存することができた。鮎川さん、大感謝です!
で、いろいろと打ち合わせをしたのだが、本の発売は順調に行けば10月7日とのこと。ちょうど、あと一ヶ月だ。でもスプリンターズSに間に合わない……。ま、しゃーないか。いずれにしても、発売日が決定したら告知するので、みなさんぜひ買ってください。
んで、そういうスケジュールなので、ゲラの校正は20日までにしなければならない。原稿の枚数を大分、超過しているのでかなり削る必要があるのだが、どこをどう削るかはとても難しい。まあ、競馬に関係ないことばかり書いたから(たとえば実写版セーラームーンのこととか)、そこを削れば早いのだが、そうしてしまったら「おれらしさ」がなくなってしまう。もっともこの原稿で、よくこのままOKが出たなぁ。マンガとか特撮のこととかバンバン書いてたから、削除してくれと言われると思ってたんだけど。編集の方の大きな心に感謝です。
そのあと、友だちのA夫妻宅に敏鬼参戦について愚痴ろうと電話(ゲラのチェックは……?)。コミケのときにご自宅に泊まらせていただいた、あのA夫妻である。
電話をして「いや、大した話じゃないんですけど」と言うと、旦那さんは「響鬼のことですか」だって……おれのこと、よくわかってるなぁ。
それで奥さんも巻き込んで、一時間近く敏鬼についてムニャムニャと。
まあ、バンダイだって東映だって商売で作品を作っているのだから、おもちゃが売れなければプロデューサーも更迭されることは止むを得ないし、ぼくは白倉プロデューサーは嫌いではない。だけど、なんで敏鬼なのかという点だけが気になる。そんなことを話しました。ありがとうございました。
それから今度は、コラボ企画のビデオ編集を。
このあいだやった分に音楽を入れようと思ったら、どうしても入らない。いろいろ試した結果、以前編集した部分が「完成品」となってしまったことが原因だとわかった。そこでもう一度、同じものを作った。
ところが今度はこれを保存する方法がわからない。普通に保存すると、あとで手を加えることができなくなるのだ。
そこでコラボでもお世話になった鮎川さんの携帯に「電話しても良いですか」とメールしたら、わざわざ電話をかけてきてくださった。すみませんです。
んで、いろいろ電話で教えてもらった結果、編集段階のまま保存することができた。鮎川さん、大感謝です!