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『アイドリング!!!』おれ日記-112。

 22, 2007 23:24
 「デビューCD発売直前!心境をじっくり聞こうで本当のサヨナラ?
 【CDデビュー目前!今の気持ちは!?】9号 横山ルリカ、2号 小泉瑠美、4号 江渡万里彩、7号 谷澤恵里香が今の心境を語る!!そして、升野からの手紙も・・・」

 今回はオープニングの曲を飛ばし、いきなり本編へ。たまにはこういう特別な感じもいいですね。『実写版美少女戦士セーラームーン』でもオープニングがいつもとちがう映像だったりすると、なぜかテンション上がったし。
 もっとも、今回の曲なしという構成は、最後の大オチがちゃんとCS放送時間内に終わるための、いわば保険だったのでは? 100回記念のときは大オチがCSで放送できなかったし。

 さて、面談の続きは横山。色紙には「人生、楽ありゃ、苦もあるさ。でも、ついに、来た!!!」と書かれている。
 横山は話し初めたときから、やや涙ぐんでいる。彼女も学校生活と仕事の両立で悩んでいる。行事に出られなくてみんなと話が合わなかったり成績が落ちたりと、葛藤があった。けれどもそれを支えてくれたのはアイドリング!!!のメンバーたちと、ブログへコメントをしてくれるファン様たちだと言う。その容姿から大人っぽいと思われている横山だが、やはりまだまだ子供なのだ。
 続いては小泉。色紙には「期待と不安もあるけど・・・楽しみいっぱい アイドリング ウキウキ」と書かれている。
 いろんな悩みもあるけれど、それさえも楽しんでしまおうというポジティブな小泉。升野はそんな小泉を「変わった」と評する。ぼくは地上波スペシャルから『アイドリング!!!』という番組を見たので、小泉が変わったと言われている「1分グ!!!」を先に見てしまっているのだ。だからそれまでの小泉がどんな感じだったのかは知らない。「けれども1分グ!!!」で見た小泉にはたしかにインパクトはあった(あのコーナーでは、ぼくは滝口のフリップを使ったメンバー紹介にも衝撃を受けた)。
 全世界の人にも『アイドリング!!!』を見てほしいと言う小泉。升野言っていたが、たしかに目標はデカいほうがいい。
 次に呼ばれたのは江渡ちゃん。色紙には「たくさんの人に笑顔を配る!」と書かれている。
 江渡ちゃんは番組開始時から4.5センチも身長が伸びたという。そんな成長期の江渡ちゃんはスタジオにいることに恐さを感じたりもしたそうだ。遠藤ほどではないにしても、あまり芸能界の仕事をしていなかったようだから、レギュラーを持つことのすごさと恐さを身をもって知ったんだろうなぁ。
 笑顔を届けたい。江渡ちゃんは言う。自分も悩んだりするけど、それは他の人たちには関係ない。テレビに出るときはいつでも笑顔でいたい、とも。ちゃんとプロ意識持ってるんだね。お父さんは嬉しいよ(笑)。
 最後は谷澤。色紙には「仲間 笑 恐」と書かれている。
 もう最初から泣き出している谷澤。歌が下手なことを友だちに言われているうちに、だんだん自分も笑えなくなってくる感じってわかるなあ。最初は冗談めかして言っていても、そのうち「マジでけなされてるんでは?」という疑惑みたいな思いが生まれてくる。女同士って、特にそういうことありそうだし。
 でも今は、仲間がいるから笑える。
 他のみんなも言っているけど、やっぱりこれに尽きるんだろう。
 谷澤の歌を、アイドリング!!!のみんなは笑っているけど、そこには愛情がある、と。そう、ぼくもこの日記でメンバーに、ときにはメチャクチャなことを言ったりするけど、それはすべて愛があるからなんだよ(笑)。
 お母さんへのメールで「升野」と呼び捨てにしないで、と升野に言われた谷澤に笑顔が戻った。
 そして面談はこれで終了。
 升野はみんなに「これで終わりじゃないですよ」と言う。そう。CDデビューはアイドリング!!!が次のターンへ移る、始まりなのだ。
 そしてその升野は、メンバーへの手紙をおもむろに読み出す。
 この瞬間、メンバーたちの表情が変わった。それまで泣いていなかった小泉、遠藤、江渡ちゃん、滝口が神妙な顔になった。
 升野は「実は・・・」と、一旦言葉を区切る。「これまで・・・黙っていましたが、ぼくは・・・新たなステージへと旅立ちます」
 この瞬間、すすり泣く声が一段と大きくなった。
 升野、辞めるのか? と、ぼくも思った。
 しかも次のシーンでは、花束を抱えた森本アナが涙をこらえているかのような雰囲気で立っているではないか。しかも涙を拭っているような仕草・・・。ぼくも正直言って、「升野も忙しくなってきたから辞めるのか・・・」と本当に思った。
 泣いていなかった小泉でさえ、必死に涙をこらえて鬼みたいな形相になっている(この表現も「愛」ですよ)。
 ただ一人、遠藤だけが泣いていなかったのは、実に遠藤らしい。
 一人一人にメッセージを伝える升野。このとき感動のボルテージは最高潮に達する。でも、このくだり最高だよなぁ。いま、こうしてレビュー書いていて、オチも知っているのにジーンときてしまう。涙もろいぼくは、初見では泣きそうになったよ(笑)。
 そしていよいよ手紙のラスト・・・「また、どこかで会える日を楽しみにしています・・・『アイドリング!!!』元AD杉田・・・代読・・・バカリズム升野」 
 杉田という名前が出たとき、文字どおり泣き崩れたのは加藤。谷澤は突っ伏し、江渡ちゃんは慟哭する。滝口は泣き顔から一変、爆笑しているように見える。遠藤は明るい笑顔になっている。もしかしたら、最初から感づいていたのかもしれない。
 そして花束を渡される杉田AD。
 「なんでいちゅもそんなことするんでしゅかぁ」と慟哭する江渡ちゃん。
 杉田ADが涙を拭っているかのような仕草を見て、「嘘泣きしないでください!!!」と一喝したのは横山の声。
 このあとは全員が一斉にしゃべりだして話があちこちに行ってしまっているのだが、総合すると升野はこの収録の前、メンバーに似顔絵を描いた色紙(御丁寧に「ありがとう」とも!!!)を渡していたらしい。そういうフリがあったからこそ、メンバーたちは升野が辞めると信じきっていたのだ。
 「ぼくは辞めましぇ~ん!!! あなたがたが好きだから!!!」
 この升野の一言、爆笑だったなぁ・・・。
 そして番組はCS放送分が終わり、オンデマンドへと突入した瞬間、加藤が「杉田さん、目ざわりだからあっち行って」と身も蓋もないことを言う。いくらなんでも杉田ADかわいそうだよ(笑)。
 江渡ちゃんは升野のにお別れの手紙の下書きまでしたそうだ。そして「うぇぇぇぇぇぇうぇぇぇぇぇぇ」と、安心感からか、あとはもう言葉にならない。
 谷澤は放心状態で、とんでもない顔になっている。笑わせてくれるなぁ。
 そして糾弾の矛先は、なぜか杉田ADに。泣いてないとかなんで杉田さんが自分で手紙を読まないのかとかなんでなんですかなどと攻撃される。
 江渡ちゃんに怒っていないかどうか尋ねる升野だが、江渡ちゃんはこう言う。「怒ってるに決まってるじゃないでしゅかぁ」。さらには「嬉しいけど、ちょっと裏切られた感じがする」と、江渡ちゃんは涙をぬぐった。江渡ちゃん、世の中には、こんなことよりもっと辛いことがたくさんあるんだよ。だからこんなことくらいでめげちゃいけないよ、という、これはスタッフの愛情なんだよ。
 そして、このときの江渡ちゃんを見る森本アナの笑顔、ドSっぽくて実にいい。
 升野に話をふられた小泉は「こういうのはいらないっすよ」と、けっこう低い声で言う。これって小泉の素のトーンじゃないのかと思った。
 それから升野は似顔絵の色紙の説明を始める。いろいろ言い訳をしているが、なんだかんだ言っても騙しの伏線じゃねえか(笑)。その証拠にスタッフにメンバーが、升野は辞めるのかと尋ねると、おれの口からは言えないという答えが返ってきたのだとか。
 というわけで、最後は『ガンバレ乙女(笑)』のVTRで終わり。
 残念だったのは、升野が遠藤に感想を聞かなかったこと。唯一泣かなかった彼女は、この仕掛けをわかっていのかどうか気になるところだ。

 なんにしても、ひさしぶりに『アイドリング!!!』らしい放送でした。スタッフのみなさん、またメンバーを騙してくださいね!!!

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