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フェチの気持ちがわかってないよ。

 16, 2009 06:54
 今週の『ナインティナインのオールナイトニッポン』で、「自分は競泳水着フェチなのだが、どのタイミングで彼女にカミングアウトするべきか?」という内容のメールが紹介された。
 これに対してナイナイの二人は「ビデオの見すぎでこういう人が増えている」とか「どうせ裸にするんだから意味が無い」などと言っていた。二人にはフェチの気持ちがわからないようだ。
 あ、誤解のないように言っておくけど、イナイナは好きな芸人だし、この番組も毎週聞いている「ヘビーリスナーです!!!」(この書き方の意味、ヘビーリスナーならわかってくれると思うけど)。これから書くことは、決してナイナイを批判するとか、そういう意味ではない。あくまでもフェチということに論点を絞って、ちよっと思ったことを書いて見たいだけだ。「思っちゃったんだから仕方ない」(それは『爆笑問題カーボーイ』だろ)。

 岡村の「ビデオの見すぎでこういう人が増えている」というのは決めつけがすぎやしないか。フェチビデオが増えたのは、自分の願望や妄想を具現化できるツールが一般的になったことと無縁ではないだろう。ビデオ撮影や編集はちょっと勉強すればだれにでも作れるし、写真だって撮れる。昔はビデオはメーカーしか作れなかった。鶏と卵の話と同じで、フェチがいるからビデオが作られるのかビデオを見たからフェチが増えたのかは断言できない。ただ、前述したように、ツールの発達がフェチの大衆化を促進した大きな理由のひとつであることはまちがいない。
 ちなみにぼくは、フェチビデオを見る前から濡れフェチには目覚めていたが、こんな性的嗜好は自分だけしかいないと思っていた。しかしネットをやるようになってフェチビデオを作っている人がいることを知り、世界には同士がこんなにたくさんいるんだ、ということを知り、孤独から解放された。
 だから岡村は物事の一面しか見ていない。第一、「ビデオの見すぎでこういう人が増えている」というのは「テレビのバラエティがイジメを助長している」という岡村の嫌いな言説とあまり変わらないのでは? メディアが個人に影響を与える、という意味においては(ぼく個人は「テレビのバラエティがイジメを助長している」という面もあると思う。だからといってバラエティを規制することは反対だけど)。

 矢部の「どうせ裸にするんだから意味が無い」というのもなんだかなぁ……。まったくフェチの気持ちがわかってないよ。ぼくも競泳水着フェチなので言わせてもらうが、競泳水着フェチはセックスも着せたままするんですよ!!! マンコのところの布をちょっとずらしてチンポを入れるか、もしくはチンポ用の穴を開けるか……いずれにしても脱がしてどうするって話だ。あえて言い切るけど、フェチは女の裸には興味ないんです(笑)。

 んで、このメールの相談なんだけど、ぼくだったらある程度の仲になってから言うと思う。はっきりと「競泳水着を着てほしい」とは言えないかもしれないけど、普段の会話から少しずつ匂わせておいて、彼女が少しでも食いついたら「ちょっとやってみない?」とかなんとか言って。でも拒否されたら恥ずかしいなぁ。てゆーか、大抵は変態扱いされるのがオチだろうなぁ。もっと女子がフェチに理解するような世の中になるのを待つか、それともチェ・ゲバラよろしく武装革命を起こしてフェチのための政権樹立をするか……。どっちも無理そうなので、結局はあきらめるしかない。

 ただ一つだけ、いい方法がある。フェチであることをカミングアウトした状態から女性と知り合えばいい。どうやったら知り合えるか……これは自分で考えてみてほしい。だけどこの方法は想像以上の労力とお金がかかるので、手っ取り早く済ませたい人はナイナイの二人が言っていたように、風俗に行くしかないと思う。普通では難しいフェチを理解してくれる女の子と知り合いたいのなら、それなりの努力は必要だ。

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