もうランキングは書いてしまったけど、あらためてワースト10を記してみよう。上から順に、ひどい作品です。
1『ハイキック・ガール!』
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2『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
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3『誰も守ってくれない』
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4『しんぼる』
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5『MW』
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6『感染列島』
7『東のエデン劇場版ⅠThe King of Eden』
8『BALLAD 名もなき恋のうた』
9『少年メリケンサック』
10『カイジ 人生逆転ゲーム』
なんといっても今年のワーストの中で独走したのは『ハイキック・ガール!』。秋元才加が出ている、というので見に行ったんだが、こんなひどいものとは思わなかった。まず映画としての体をなしていない。演出はほとんどすべてのシーンでまちがっているし、意味無く繰り返されるスローモーションがせっかくの体を張ったアクションを台無しにしている。てゆーか、この映画は本当に殴ったり蹴ったりしていることを売りにしてるんだけど、映画なんだから本当にやらなくてもいいじゃん。少なくともおれは、若い女の子が顔面に蹴りを入れられてるのは正視できないよ、かわいそうで。Sの人が見たらいいかもね。才加の出番が本当に一瞬しかないのも大きくマイナス。彼女は実際に合気道をやっていたんだから、空手対合気道というシチュもできただろうに……。
『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』は、おれが常に書いている「やさしい特撮ファン」のための一本。脚本も演出もひどいのに、ライダーがずらっと並んだだけで満足してしまう、やさしい特撮ファンが特撮の未来を壊していくのだ。デンライナーでその時代を見に行ってみたら? もっとも『ディケイド』って作品自体がどうしようもないから、映画がこうなるのも仕方ないけどね。ま、見に行ったおれが悪いです、はい。
『誰も守ってくれない』はあえて地雷を踏んでみたんだが、思っていたよりも爆発した(笑)。君塚のネットやヲタに対する考え方の一端は以前の作品からうががえてはいたんだけど、この作品もひどかった。そもそも少年犯罪者の家族をマスコミやネット住人が執拗に追い回すってストーリーが成り立たない。
『しんぼる』は松本人志が実力以上に背伸びをしようとしてバランスを崩し、転んでしまったような作品。おれは松本って人は反射神経の人で、実はあんまりモノを考えないほうが面白いものを作るのでは、と思っている。だから映画という環境は松本に向いていない。彼が今まで作ってきたものが傑作揃いだったのは、もちろん彼の天才の力によるところが大きいんだけど、ブレーンに恵まれていた部分もかなりある。次の作品があるかどうかはしらないけど、もしやるならもっと他の人の意見も取り入れたほうがいいよ。
『MW』はだれもが言うとおり、原作の同性愛エピソードがないのが大きな欠点。製作者サイドの意向の問題なら、同性愛に変わる絆のようなものが設定されないとおかしい。それをなくしたまま物語が進んでいくから、結局なにがなんだかわからないまま終わる。でも玉木のイメージはけっこう原作のキャラと合っていていい。公園で人を殺すシーンの玉木はけっこう怖かったし。あと、この映画と『誰も守ってくれない』には、まったく意味のないカーチェイスのシーンがある。ダメ映画に共通点があるってなんか嬉しい(笑)。
そんなわけで、今年のワーストはこんな感じでした。来年もクソ映画をたくさん見たいッス(笑)。
1『ハイキック・ガール!』
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2『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
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3『誰も守ってくれない』
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4『しんぼる』
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5『MW』
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6『感染列島』
7『東のエデン劇場版ⅠThe King of Eden』
8『BALLAD 名もなき恋のうた』
9『少年メリケンサック』
10『カイジ 人生逆転ゲーム』
なんといっても今年のワーストの中で独走したのは『ハイキック・ガール!』。秋元才加が出ている、というので見に行ったんだが、こんなひどいものとは思わなかった。まず映画としての体をなしていない。演出はほとんどすべてのシーンでまちがっているし、意味無く繰り返されるスローモーションがせっかくの体を張ったアクションを台無しにしている。てゆーか、この映画は本当に殴ったり蹴ったりしていることを売りにしてるんだけど、映画なんだから本当にやらなくてもいいじゃん。少なくともおれは、若い女の子が顔面に蹴りを入れられてるのは正視できないよ、かわいそうで。Sの人が見たらいいかもね。才加の出番が本当に一瞬しかないのも大きくマイナス。彼女は実際に合気道をやっていたんだから、空手対合気道というシチュもできただろうに……。
『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』は、おれが常に書いている「やさしい特撮ファン」のための一本。脚本も演出もひどいのに、ライダーがずらっと並んだだけで満足してしまう、やさしい特撮ファンが特撮の未来を壊していくのだ。デンライナーでその時代を見に行ってみたら? もっとも『ディケイド』って作品自体がどうしようもないから、映画がこうなるのも仕方ないけどね。ま、見に行ったおれが悪いです、はい。
『誰も守ってくれない』はあえて地雷を踏んでみたんだが、思っていたよりも爆発した(笑)。君塚のネットやヲタに対する考え方の一端は以前の作品からうががえてはいたんだけど、この作品もひどかった。そもそも少年犯罪者の家族をマスコミやネット住人が執拗に追い回すってストーリーが成り立たない。
『しんぼる』は松本人志が実力以上に背伸びをしようとしてバランスを崩し、転んでしまったような作品。おれは松本って人は反射神経の人で、実はあんまりモノを考えないほうが面白いものを作るのでは、と思っている。だから映画という環境は松本に向いていない。彼が今まで作ってきたものが傑作揃いだったのは、もちろん彼の天才の力によるところが大きいんだけど、ブレーンに恵まれていた部分もかなりある。次の作品があるかどうかはしらないけど、もしやるならもっと他の人の意見も取り入れたほうがいいよ。
『MW』はだれもが言うとおり、原作の同性愛エピソードがないのが大きな欠点。製作者サイドの意向の問題なら、同性愛に変わる絆のようなものが設定されないとおかしい。それをなくしたまま物語が進んでいくから、結局なにがなんだかわからないまま終わる。でも玉木のイメージはけっこう原作のキャラと合っていていい。公園で人を殺すシーンの玉木はけっこう怖かったし。あと、この映画と『誰も守ってくれない』には、まったく意味のないカーチェイスのシーンがある。ダメ映画に共通点があるってなんか嬉しい(笑)。
そんなわけで、今年のワーストはこんな感じでした。来年もクソ映画をたくさん見たいッス(笑)。
■昨日はなんか疲れていたので風呂入ってすぐに寝た。今日は早く起きてやらなきゃいけないことをやろうと思って。けれども一度起床したものの目覚ましを止め、結局いつもの時間に起きた。ダメだな、おれ。
■『週刊AKB』のDVDの特典映像に、優子が小嶋に背後から抱きつき髪の匂いを嗅ぎ、あまつさえ眠ってしまうというシーンがあった。やっぱり優子はガチでビアンなのか。両刀っぽいけど。そしてそれにリアクションをしない小嶋もちょっとよかった。
■今日はコミケか。おれは仕事だよ……。でも明後日は行くちゅもり。
■ストロボをもう一台買おうと思ってるんだけど、バウンスのできる普通のものか、レンズに付けるリング状のにしようか迷ってる。どちらも用途が微妙にちがうから本当は両方欲しいんだけど……。バウンスできるストロボは屋外だとあまり意味がない。リング状のストロボだとモデルさんの瞳に輪が写りこむのでかわいらしく撮れるなと思うけど、正面から当ててヘンな色合いにならないか心配。……と、どちらも一長一短ある。当たり前だが。知ってる人や使っている人がいたらいろいろ教えてください。
■お気に入りの、パンスト&タイツ掲示板の更新速度が速すぎて、保存するのが大変です。
■1月2日にらきすた神社に行くのはやめとこうかな。たくさん人が来るらしいし。それで2日か3日に川崎のIMAXシアターで『アバター』見たい。チケット取れるかな。取れたら自転車で行こう。
■ある掲示板に、着衣水泳好きの女子からの書き込みが!!! んで、あれこれレスを読んでいたら、昔おれのサイトの掲示板でおれが叩いた奴が書き込みしてる。こいつは前にも女子を質問責めにして呆れさせた経緯がある。名前は変えてるけど、文体や嗜好でわかるんだよなぁ、こいつ。せっかくの貴重な女子のカミングアウトは黙ってヲチするのが正しい姿勢だろう。もし。これを読んでいたのなら、自分の書き込みを削除してもう二度と表に出てこないでね、宮崎くん。
■んな感じ。
■『週刊AKB』のDVDの特典映像に、優子が小嶋に背後から抱きつき髪の匂いを嗅ぎ、あまつさえ眠ってしまうというシーンがあった。やっぱり優子はガチでビアンなのか。両刀っぽいけど。そしてそれにリアクションをしない小嶋もちょっとよかった。
■今日はコミケか。おれは仕事だよ……。でも明後日は行くちゅもり。
■ストロボをもう一台買おうと思ってるんだけど、バウンスのできる普通のものか、レンズに付けるリング状のにしようか迷ってる。どちらも用途が微妙にちがうから本当は両方欲しいんだけど……。バウンスできるストロボは屋外だとあまり意味がない。リング状のストロボだとモデルさんの瞳に輪が写りこむのでかわいらしく撮れるなと思うけど、正面から当ててヘンな色合いにならないか心配。……と、どちらも一長一短ある。当たり前だが。知ってる人や使っている人がいたらいろいろ教えてください。
■お気に入りの、パンスト&タイツ掲示板の更新速度が速すぎて、保存するのが大変です。
■1月2日にらきすた神社に行くのはやめとこうかな。たくさん人が来るらしいし。それで2日か3日に川崎のIMAXシアターで『アバター』見たい。チケット取れるかな。取れたら自転車で行こう。
■ある掲示板に、着衣水泳好きの女子からの書き込みが!!! んで、あれこれレスを読んでいたら、昔おれのサイトの掲示板でおれが叩いた奴が書き込みしてる。こいつは前にも女子を質問責めにして呆れさせた経緯がある。名前は変えてるけど、文体や嗜好でわかるんだよなぁ、こいつ。せっかくの貴重な女子のカミングアウトは黙ってヲチするのが正しい姿勢だろう。もし。これを読んでいたのなら、自分の書き込みを削除してもう二度と表に出てこないでね、宮崎くん。
■んな感じ。
まずは12月に見た映画から。
■映画(新作)■
『東のエデン劇場版ⅠThe King of Eden』
『スラムドック・ミリオネア』
『母なる証明』
『GOEMON』
『アバター』
■映画(DVD)■
なし
というわけで、12月になってからバタバタと5本見て、なんとかノルマの新作年間50本鑑賞を達成w でも自分だけの力ではなく、試写会に誘ってくれた弟や、DVDを貸してくれた尾久セントラルくんやしずくさんのおかげでもあります。ありがとう!!!
以下、先月までの順位と若干入れ替わっているものもありますが、今年見た新作映画ランキングです。
■2009年映画ランキング■
1『グラン・トリノ』
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2『ヘルボーイⅡゴールデンアーミー』
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3『母なる証明』
4『チェイサー』
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5『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』
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6『レスラー』
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7『イングロリアスバスターズ』
8『3時10分、決断のとき』
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9『ヤッターマン』
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10『アバター』
11『サマーウォーズ』
12『ウォッチメン』
13『チェンジリング』
14『バーン・アフター・リーディング』
15『スペル』
16『チェ28歳の革命』
17『チェ39歳別れの手紙』
18『モンスターVSエイリアン』
19『カールじいさんの空飛ぶ家』
20『エグザイル/絆』
21『空気人形』
22『ターミネーター4』
23『ワルキューレ』
24『レッドクリフPARTⅡ』
25『30デイズナイト』
26『スタートレック』
27『禅』
28『ザ・ムーン』
29『007慰めの報酬』
30『パッセンジャーズ』
31『重力ピエロ』
32『96時間』
33『風が強く吹いている』
34『あなたは私の婿になる』
35『スラムドック・ミリオネア』
36『侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』
37『白日夢』
38『呪怨 白い老女』
39『呪怨 黒い少女』
40『GOEMON』
41『ベンジャミン・バトン数奇な人生』
42『カイジ 人生逆転ゲーム』
43『少年メリケンサック』
44『BALLAD 名もなき恋のうた』
45『東のエデン劇場版ⅠThe King of Eden』
46『感染列島』
47『MW』
48『しんぼる』
49『誰も守ってくれない』
50『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
51『ハイキック・ガール!』
今年はなんといっても『グラン・トリノ』が良すぎ。この映画を見てない人はぜひ見てください。男女問わず楽しめると思うけど、やっぱり男のほうがグッと来ると思います。
『ヘルボーイⅡゴールデンアーミー』はすべてがすばらしいんだけど。その中でもひときわすばらしいのが助演のセルマ・ブレア。外人だけど黒髪で、ボブで、たれ目で、目が離れていて、キュートで、それで役柄が強気で男におもねらない女性となったら、これはもうおれにとってほぼ完璧な理想の女性なんですよ。こんなキャラクターが出ている映画を推さなくて、一体なにを推せというのか? いや、もちろん作品の質も高くて、特に怪獣映画っぽいシーンとかには燃えましたよ(誤字に非ず)。
『母なる証明』はもっとも最近劇場で見た作品なので記憶も鮮明ってことが、このベスト3になった理由のひとつでもあるかもしれないけど、やっぱりそれを差し引いてもすばらしい作品です。4位の『チェイサー』といい、どうして韓国はこんな映画を量産できるのか。日本にはこういう作品を作ってやろうという気概のある連中はいないのか。いや、いるかもしれないけどやっぱりスポンサーとかつかないんだろうなぁ……。
『チェイサー』については以前書いたので詳しくは書かないけど、これも『母なる証明』と同じくらいすごい作品。
『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』はベスト5に入れたいと思ったのでこの位置(笑)。歌の使い方とかの演出に疑問はあるものの、いまの日本の、いや世界のセルアニメ的な作品の最高峰ではないだろうか。
以上、ざっと回顧してみました。
ワースト作品についてはまたあとで書きます。
■映画(新作)■
『東のエデン劇場版ⅠThe King of Eden』
『スラムドック・ミリオネア』
『母なる証明』
『GOEMON』
『アバター』
■映画(DVD)■
なし
というわけで、12月になってからバタバタと5本見て、なんとかノルマの新作年間50本鑑賞を達成w でも自分だけの力ではなく、試写会に誘ってくれた弟や、DVDを貸してくれた尾久セントラルくんやしずくさんのおかげでもあります。ありがとう!!!
以下、先月までの順位と若干入れ替わっているものもありますが、今年見た新作映画ランキングです。
■2009年映画ランキング■
1『グラン・トリノ』
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2『ヘルボーイⅡゴールデンアーミー』
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3『母なる証明』
4『チェイサー』
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5『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』
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6『レスラー』
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7『イングロリアスバスターズ』
8『3時10分、決断のとき』
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9『ヤッターマン』
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10『アバター』
11『サマーウォーズ』
12『ウォッチメン』
13『チェンジリング』
14『バーン・アフター・リーディング』
15『スペル』
16『チェ28歳の革命』
17『チェ39歳別れの手紙』
18『モンスターVSエイリアン』
19『カールじいさんの空飛ぶ家』
20『エグザイル/絆』
21『空気人形』
22『ターミネーター4』
23『ワルキューレ』
24『レッドクリフPARTⅡ』
25『30デイズナイト』
26『スタートレック』
27『禅』
28『ザ・ムーン』
29『007慰めの報酬』
30『パッセンジャーズ』
31『重力ピエロ』
32『96時間』
33『風が強く吹いている』
34『あなたは私の婿になる』
35『スラムドック・ミリオネア』
36『侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』
37『白日夢』
38『呪怨 白い老女』
39『呪怨 黒い少女』
40『GOEMON』
41『ベンジャミン・バトン数奇な人生』
42『カイジ 人生逆転ゲーム』
43『少年メリケンサック』
44『BALLAD 名もなき恋のうた』
45『東のエデン劇場版ⅠThe King of Eden』
46『感染列島』
47『MW』
48『しんぼる』
49『誰も守ってくれない』
50『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
51『ハイキック・ガール!』
今年はなんといっても『グラン・トリノ』が良すぎ。この映画を見てない人はぜひ見てください。男女問わず楽しめると思うけど、やっぱり男のほうがグッと来ると思います。
『ヘルボーイⅡゴールデンアーミー』はすべてがすばらしいんだけど。その中でもひときわすばらしいのが助演のセルマ・ブレア。外人だけど黒髪で、ボブで、たれ目で、目が離れていて、キュートで、それで役柄が強気で男におもねらない女性となったら、これはもうおれにとってほぼ完璧な理想の女性なんですよ。こんなキャラクターが出ている映画を推さなくて、一体なにを推せというのか? いや、もちろん作品の質も高くて、特に怪獣映画っぽいシーンとかには燃えましたよ(誤字に非ず)。
『母なる証明』はもっとも最近劇場で見た作品なので記憶も鮮明ってことが、このベスト3になった理由のひとつでもあるかもしれないけど、やっぱりそれを差し引いてもすばらしい作品です。4位の『チェイサー』といい、どうして韓国はこんな映画を量産できるのか。日本にはこういう作品を作ってやろうという気概のある連中はいないのか。いや、いるかもしれないけどやっぱりスポンサーとかつかないんだろうなぁ……。
『チェイサー』については以前書いたので詳しくは書かないけど、これも『母なる証明』と同じくらいすごい作品。
『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』はベスト5に入れたいと思ったのでこの位置(笑)。歌の使い方とかの演出に疑問はあるものの、いまの日本の、いや世界のセルアニメ的な作品の最高峰ではないだろうか。
以上、ざっと回顧してみました。
ワースト作品についてはまたあとで書きます。
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◎ミヤビランベリ
○エアシェイディ
△アンライバルド
△マツリダゴッホ
△リーチザクラウン
△ドリームジャーニー
勝負馬券は◎の単複。単勝はキツそうだから少し。
あとはワイドとか。
ミヤビランベリは勝ちまではないと思うけど、複勝圏内なら。
エアシェイディは年齢的にどうかという不安はあるものの、リピート馬券の多い有馬なら狙いたい。
アンライバルドはデムーロなのでどうしても切れず。データ的には厳しいんだけどね。
マツリダゴッホはもう無理かなと思いつつも、薄く△くらいには。
リーチザクラウンとドリームジャーニーはデータ的には消えるものの、やはりリーチは前残りが怖いのと、ドリームは好調なので外せない。
今日は銀座で参戦。その後はマイミクのシズクさんと尾久セントラルくんとで今年の映画総括会です。
■日曜は『母なる証明』を銀座シネスイッチで見た。かなりいい!!! 今年は韓国映画を2本見て、そのどちらもがベスト級に良かった。なぜ韓国はこんなに映画に理解があるのだろう。いいなぁ。
『母なる証明』は見終わったあと、言葉にできないような感情が胸でもやもやする作品。そしてたくさんの衝撃も与えられた。一番大きなのは、母が拘置所で面会する、ある人物……見た人ならわかるだろうが、これは日本ではなかなかできないと思う。それをさらっとやってしまえる環境が、韓国映画にはあるということなのだろう。ああ羨ましい。
■『GOEMON』見た。だれもが言う通り『GOUMON』だった。
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■『仮面ライダー555』の1、2話を見た。もう続きは見ない。
もちろん当然のことながら脚本はドヘタ。意味なくいがみあう人間同士には辟易するよ。ストーリーにも吸引力はなく、『アギト』からまったく進歩していない。
でも。今回『555』を見て強く感じたんだが、プロデューサーや脚本家の責任ではなく、監督の演出のショボさが一番問題なのではないだろうか? 田崎って監督は多くの平成ライダーシリーズ1、2話を手がけているが、カットの切り替えの瞬間がおかしいし、同じシーンなのにノイズ音が同じってのはどうかと思う。
そういや宇多丸が以前、ラジオで「『555』を好き」と言ってたが、あれほどの批評眼を持つ男が、こんな作品のどこに魅力があると思っているのか聞いてみたいな。
『母なる証明』は見終わったあと、言葉にできないような感情が胸でもやもやする作品。そしてたくさんの衝撃も与えられた。一番大きなのは、母が拘置所で面会する、ある人物……見た人ならわかるだろうが、これは日本ではなかなかできないと思う。それをさらっとやってしまえる環境が、韓国映画にはあるということなのだろう。ああ羨ましい。
■『GOEMON』見た。だれもが言う通り『GOUMON』だった。
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■『仮面ライダー555』の1、2話を見た。もう続きは見ない。
もちろん当然のことながら脚本はドヘタ。意味なくいがみあう人間同士には辟易するよ。ストーリーにも吸引力はなく、『アギト』からまったく進歩していない。
でも。今回『555』を見て強く感じたんだが、プロデューサーや脚本家の責任ではなく、監督の演出のショボさが一番問題なのではないだろうか? 田崎って監督は多くの平成ライダーシリーズ1、2話を手がけているが、カットの切り替えの瞬間がおかしいし、同じシーンなのにノイズ音が同じってのはどうかと思う。
そういや宇多丸が以前、ラジオで「『555』を好き」と言ってたが、あれほどの批評眼を持つ男が、こんな作品のどこに魅力があると思っているのか聞いてみたいな。
■昨日はめちゃくちゃ混んでいた築地。まあこの時期だからそりゃそうか。市場のほうに『中栄』というカレー屋があってここがとてもおいしい。店内に貼られている店名の由来を見て感動。「人は中ほどに栄えればよい」というものだ。まったく同感だ。おれはずっとこう思って生きている。10億円欲しいって奴の気がしれない。食って寝て映画見てヲタなグッズを買うくらいのカネがあれば人生幸せじゃないか。あ。あとフェチ写真を撮れればなお(笑)。
■今日はこれから銀座に『母なる証明』を見に行きます。
■朝日杯は好きなG1じゃないので簡潔に。◎ダッシャーゴーゴー。○ローズキングダム。勝負馬券はこの2頭のワイド。10倍くらいつくみたい。
■んじゃ行ってきます。
■今日はこれから銀座に『母なる証明』を見に行きます。
■朝日杯は好きなG1じゃないので簡潔に。◎ダッシャーゴーゴー。○ローズキングダム。勝負馬券はこの2頭のワイド。10倍くらいつくみたい。
■んじゃ行ってきます。
なんかよくわかんないまま、twitter登録してみました。名前は
UetoTomohiko
です。ホントにただ登録しただけで、なにをしたらいいのかよくわかりませんが……。
「ホテルにて撮影なう」とか書くのかw
UetoTomohiko
です。ホントにただ登録しただけで、なにをしたらいいのかよくわかりませんが……。
「ホテルにて撮影なう」とか書くのかw
■日曜は中野ブロードウェイに行った。二階にある、富士宮風焼きそばを食べさせる店に入ったら、これがとってもおいしい。あくまでも富士宮「風」焼きそばなので、あの濃厚さや麺の固さや肉汁の旨みを求めるとがっかりするかもしれないが、値段の安さを考えれば納得の味だ。普通盛りが350円、大盛りでも450円。量もまあまああるし、さらに少量のご飯と小さなエビフライが付く。よくこんな値段でやっていけるものだと感心するよ。実に良心的だ。
というわけで中野に行ったときは、できるだけこの店に寄るつもりなので一緒に行く人はよろしく(笑)。
■読んでない本が山積みになってる。図書館で借りている『涼宮ハルヒ』シリーズは現在、4作目の『消失』に着手したところだが、この前に『陰謀』が入ってきてしまい、これは7作目なので『消失』のあとは5、6作目を読まないといけない。そして5作目は予約を入れてあるけれど、6作目は図書館に入っていないので買って読まなくてはいけない。あと10日あまりで4、5、6と、そして借りている7作目を読めるのか、おれ。いや読めない。ここのところ本を読む速度が落ちてるし……。
しかもそれと平行して、S・ハンターの『四十七人目の男』の上巻を読んでいる。これが日本を舞台にしていて、なんというか、もう一歩でトンデモ(ああ、この言葉使いたくねぇなぁ)小説になる感じで、それはそれで面白い。ヤクザが人を殺しに行くのに刀を持っていったり(とは言え、これは物語上の必然性があるのだが)、やたらと「サムライ」という単語が出てきたりと、日本人が読むとけっこう違和感がある。それでも刀や日本映画についてはよく調べてあるし、おそらく歌舞伎町や靖国神社にも取材に来たのだろう、風景描写も細かい。アメリカでは好き勝手にライフルをぶっぱなしていたスワガーが、銃を持てない日本でどう復讐を遂げるのかも楽しみだ。
でも、ハルヒを優先すれば、これを読むのが遅れてしまう。ハルヒは予約数が多いからできるだけ早く返したい。でも『四十七人目の男』の下巻も読みたい……。
他にも、マイミクのシズクさんから借りているマンガもある。でもマンガって家じゃなくて、サンマルクカフェとかベローチェとかの雑多な雰囲気の中で読むのが好きだし集中できるので、そうなると休みの日までとっておこうという感じになって、まだ手を付けていない。
自分で買って読んでないのもある。つの丸『たいようのマキバオー』10巻とアラン・ムーア『トップ10』1巻とジョージ秋山の『オリは毒薬』。これら全部をサンマルクカフェに持って行ったら5時間はかかるな。ホントに読むのが遅くて申し訳ない……。
■CSの、なぜかフジテレビTWOで放送している『ザンボット3』も、もう8話溜まってしまった。『らき☆すた』は一日1本と決めて、『ザンボット3』も消化していかないとハードディスクがいっぱいになってしまう(他の消せよ)。いま見ると、けっこうダラダラした展開だなぁと思うが、やろうとしていることは現在でも共通するテーマだし、これの後継作品が出ていない(おれが無知で知らないだけかも)のは不思議だ。それにしてもこの時代の作画レベルのひどさといったらないな。おれのほうがうまく描ける自信あるよ。いまのクオリティでこれを見たいので映画化希望。監督はヤマカンとかどう? そういやこの人、いろいろ調べるとけっこう物議をかもしているんですね。いわゆるアンチも多いようだし。でも、監督ってのはこのくらいビックマウスなほうがいいような気がする。なのでおれは、いまのところヤマカン擁護派です(笑)。
というわけで中野に行ったときは、できるだけこの店に寄るつもりなので一緒に行く人はよろしく(笑)。
■読んでない本が山積みになってる。図書館で借りている『涼宮ハルヒ』シリーズは現在、4作目の『消失』に着手したところだが、この前に『陰謀』が入ってきてしまい、これは7作目なので『消失』のあとは5、6作目を読まないといけない。そして5作目は予約を入れてあるけれど、6作目は図書館に入っていないので買って読まなくてはいけない。あと10日あまりで4、5、6と、そして借りている7作目を読めるのか、おれ。いや読めない。ここのところ本を読む速度が落ちてるし……。
しかもそれと平行して、S・ハンターの『四十七人目の男』の上巻を読んでいる。これが日本を舞台にしていて、なんというか、もう一歩でトンデモ(ああ、この言葉使いたくねぇなぁ)小説になる感じで、それはそれで面白い。ヤクザが人を殺しに行くのに刀を持っていったり(とは言え、これは物語上の必然性があるのだが)、やたらと「サムライ」という単語が出てきたりと、日本人が読むとけっこう違和感がある。それでも刀や日本映画についてはよく調べてあるし、おそらく歌舞伎町や靖国神社にも取材に来たのだろう、風景描写も細かい。アメリカでは好き勝手にライフルをぶっぱなしていたスワガーが、銃を持てない日本でどう復讐を遂げるのかも楽しみだ。
でも、ハルヒを優先すれば、これを読むのが遅れてしまう。ハルヒは予約数が多いからできるだけ早く返したい。でも『四十七人目の男』の下巻も読みたい……。
他にも、マイミクのシズクさんから借りているマンガもある。でもマンガって家じゃなくて、サンマルクカフェとかベローチェとかの雑多な雰囲気の中で読むのが好きだし集中できるので、そうなると休みの日までとっておこうという感じになって、まだ手を付けていない。
自分で買って読んでないのもある。つの丸『たいようのマキバオー』10巻とアラン・ムーア『トップ10』1巻とジョージ秋山の『オリは毒薬』。これら全部をサンマルクカフェに持って行ったら5時間はかかるな。ホントに読むのが遅くて申し訳ない……。
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■CSの、なぜかフジテレビTWOで放送している『ザンボット3』も、もう8話溜まってしまった。『らき☆すた』は一日1本と決めて、『ザンボット3』も消化していかないとハードディスクがいっぱいになってしまう(他の消せよ)。いま見ると、けっこうダラダラした展開だなぁと思うが、やろうとしていることは現在でも共通するテーマだし、これの後継作品が出ていない(おれが無知で知らないだけかも)のは不思議だ。それにしてもこの時代の作画レベルのひどさといったらないな。おれのほうがうまく描ける自信あるよ。いまのクオリティでこれを見たいので映画化希望。監督はヤマカンとかどう? そういやこの人、いろいろ調べるとけっこう物議をかもしているんですね。いわゆるアンチも多いようだし。でも、監督ってのはこのくらいビックマウスなほうがいいような気がする。なのでおれは、いまのところヤマカン擁護派です(笑)。
■映画『東のエデン 劇場版I The King of Eden』を見た。なんか拍子抜けというか物足りないというか……。劇場版って感じが一切なく、テレビサイズのまま物語が進行しする。なにかしらの解決みたいなものがある程度は提示されるのかと思ったらそうでもない。番組当初から劇場版の公開が決まっていたにしては、あまりにもお粗末な出来ではないだろうか?
ただ、映画はわざわざ豊洲の「聖地」まで足を運んで見たんだけど、例のカフェの実物を見たときはちょっとだけテンション上がったのは事実だ(笑)。
■『かんなぎ』の第一話見た。すばらしい。最近『ハルヒ』と『らき☆すた』にハマったおれだが、作品そのものというよりも、この京都アニメーションとケンカ(?)をして辞め、独立したという山本寛監督の作風に惚れていたのかもしれない。山本なきあとの京都アニメーションが作った『けいおん』がさっぱり面白くなかったのは、そのせいなのかもしれない。あんなのが人気出るって、おれにはどうにかしてるとしか思えないデス。
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ただ、映画はわざわざ豊洲の「聖地」まで足を運んで見たんだけど、例のカフェの実物を見たときはちょっとだけテンション上がったのは事実だ(笑)。
■『かんなぎ』の第一話見た。すばらしい。最近『ハルヒ』と『らき☆すた』にハマったおれだが、作品そのものというよりも、この京都アニメーションとケンカ(?)をして辞め、独立したという山本寛監督の作風に惚れていたのかもしれない。山本なきあとの京都アニメーションが作った『けいおん』がさっぱり面白くなかったのは、そのせいなのかもしれない。あんなのが人気出るって、おれにはどうにかしてるとしか思えないデス。
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『らき☆すた』面白いね!!! あんなにヲタなアニメとは知らなかったよ。突然クレヨンしんちゃんの真似をするとことか、『頭文字D』とか『ハルヒ』の「サムデイ イン ザ レイン」ネタとか(そういう意味では、『ハルヒ』のあとに『らき☆すた』を見たという順番もよかった)。まだ半分しか見ていないけど、OVAとかもあるようだし、まだまだ楽しめそう。
この作品、原作は4コママンガだというので『ブックオフ』でちょっと立ち読みしたら、ほとんどそのままネタが使われている。マンガをアニメ化するときって、大抵は原作のネタを膨らませて失敗するんだが(4コママンガだったらコマとコマのあいだを大げさな表現で間延びさせたり、余計なセリフを加えたりして。例→『うる星やつら』)、『らき☆すた』はネタの数を多くしているわけだ。これが作品をテンポをよく、密度を濃くしている。このあたりが『らき☆すた』の、アニメとしての面白さでもあると思う。
ただ、『らっきー☆ちゃんねる』はあんまり面白くないかな。二重人格キャラってのが、おれ的にはあんまりハマらないし、ネタもアレな感じだし。
あと、アイドリング!!!の長野せりなが『らき☆すた』好きで、番組中でもいろいろ言ってたんだが、そのときはまったく興味持てなかったけどw 長野はちょっとこなたっぽいから、実写化したらこなたをやればいいのにね(誰に対して提案してるんだ)。
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この作品、原作は4コママンガだというので『ブックオフ』でちょっと立ち読みしたら、ほとんどそのままネタが使われている。マンガをアニメ化するときって、大抵は原作のネタを膨らませて失敗するんだが(4コママンガだったらコマとコマのあいだを大げさな表現で間延びさせたり、余計なセリフを加えたりして。例→『うる星やつら』)、『らき☆すた』はネタの数を多くしているわけだ。これが作品をテンポをよく、密度を濃くしている。このあたりが『らき☆すた』の、アニメとしての面白さでもあると思う。
ただ、『らっきー☆ちゃんねる』はあんまり面白くないかな。二重人格キャラってのが、おれ的にはあんまりハマらないし、ネタもアレな感じだし。
あと、アイドリング!!!の長野せりなが『らき☆すた』好きで、番組中でもいろいろ言ってたんだが、そのときはまったく興味持てなかったけどw 長野はちょっとこなたっぽいから、実写化したらこなたをやればいいのにね(誰に対して提案してるんだ)。
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■映画(新作)■
『カールじいさんの空飛ぶ家』(試写会)
『呪怨 黒い少女』
『呪怨 白い老女』
『チェイサー』
『イングロリアスバスターズ』
『スペル』
■映画(DVD)■
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』
■新作順位■
1『グラン・トリノ』
2『ヘルボーイⅡゴールデンアーミー』
3『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』
4『チェイサー』
5『レスラー』
6『イングロリアスバスターズ』
7『3時10分、決断のとき』
8『サマーウォーズ』
9『ヤッターマン』
10『ウォッチメン』
11『チェンジリング』
12『バーン・アフター・リーディング』
13『チェ28歳の革命』
14『チェ39歳別れの手紙』
15『モンスターVSエイリアン』
16『カールじいさんの空飛ぶ家』
17『スペル』
18『エグザイル/絆』
19『空気人形』
20『ターミネーター4』
21『ワルキューレ』
22『レッドクリフPARTⅡ』
23『30デイズナイト』
24『スタートレック』
25『禅』
26『ザ・ムーン』
27『007慰めの報酬』
28『パッセンジャーズ』
29『重力ピエロ』
30『96時間』
31『風が強く吹いている』
32『あなたは私の婿になる』
33『侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』
34『白日夢』
35『呪怨 白い老女』
36『呪怨 黒い少女』
37『ベンジャミン・バトン数奇な人生』
38『カイジ 人生逆転ゲーム』
39『少年メリケンサック』
40『BALLAD 名もなき恋のうた』
41『MW』
42『感染列島』
43『しんぼる』
44『誰も守ってくれない』
45『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
46『ハイキック・ガール!』
まずは『カールじいさんの空飛ぶ家』。これは試写会で見たので、一般公開はまだなのでネタバレなしで書きます。もちろんジョン・ラセター監督だからだれが見ても面白くて楽しめる。けれども、僕の場合はそれが逆に「今回はこのくらいか……」という気持ちになってしまうのも事実だ。この作品の場合、前半はすごくいいんだけど、後半で話が別の方向に向かってしまうのが残念だった。やりたいことはよくわかるし、今回も宮崎アニメへのオマージュが入っていて、「ああ、××××みたいな×××がやりたかったのか。いや、これは××××というよりは×××××××の××××じゃないかな」とか推測するのも楽しいんだけど、話がとっちらかってしまっていてはなんにもならないような気がする(この日記の最後に、伏字を明かしたものを載せておきます。もう見た人やネタバレOKの人は見てください)。とはいえ、つまらない作品ではないし、お正月に家族で見るのには最適な映画だと思う。オススメ。
『呪怨 黒い少女』と『呪怨 白い老女』はまとめて感想書きます。なんか宇多丸師匠がけっこう褒めていたので期待して見てみたんだけど、そんなに言うほどのものか、という気がした。ストーリーもよくわからないし(仮面ライダーキバはなぜ殺されたの?)、怖さもそれほどじゃなかった。中学生のときダブルデートで行った豊島園のお化け屋敷的なアトラクションで女子の腕にしがみついていたくらい、人一倍怖がりで情けないオナニー中毒のクソブタ野郎のぼくでも(それは言いすぎじゃないかな、いくらなんでも)、そんなに怖いシチュはなかった。あ、でも『老女』のお母さんの「いま行きますから~」はすごく不気味で良かったです。幽霊とか怨念とかよりも、人の行動のほうが怖いッス。
『チェイサー』は期待していなかったけど、とっても面白かった。カネをかけなくても面白い映画は撮れるというお手本みたいな作品。登場人物の行動が、意思に反して最悪の方向へ向かっていくというのはよくあるパターンだけど、それがほとんどすべてのキャラクターに当てはまるというのは少ないのではないだろうか。みんな精一杯、自分のできることをしていて、それ自体はまちがっていないんだけど、状況はどんどん悪化する。いやあ、こういう話は大好物ですよ(笑)。役者の演技もすばらしいし、緩急のある演出もいい。特に走るシーンのリアリティは、今までおれが見た映画の中でも最上級だと思う。DVDも、もう出ているので、お正月に家族みんなで見てみたらいいと思うよw あと、女刑事の人が超かわいかった。少しwetシーンもあったし、オススメ!!!
『イングロリアスバスターズ』はいかにもタランテイーノ監督という感じの作品で、それゆえ好き嫌いが真っ二つに分かれるのでは? おれは好き。ジャンルとしては戦争映画なんだろうけど、「戦争の戦闘シーン」はまったくない。基本的にはほぼ全編、キャラクターが会話をしているだけの映画(笑)。ぼくが好きなのは、映画『バトル・ロワイアル』へのオマージュが感じられる、酒場と映写室で撃ちあうシーンだ。あれは『バトル・ロワイアル』の灯台のシーンと、ラスト近くの工場のシーンだと思うがどうだろう? タラは『バトロワ』好きだから、きっとオマージュにちがいない、とぼくは勝手に思っている。それから、この映画の主役はアルド・レイン中尉(ブラッド・ピット)じゃなくてハンス・ランダ親衛隊大佐(クリストフ・ヴァルツ)でしょ。ランダのキャラ立ちがハンパねぇっす。また、ショシャナ・ドレフュス役のメラニー・ロランはかなりかわいい。オススメ!!!
『スペル』はなんと言っていいのかわからない不思議な映画だった。一応はホラーというジャンルに入るのだろうが、ホラーというよりはブラックコメディに近いような気もする。ジプシーの呪いってのが出てきたときに、S・キングの『痩せゆく男』を思い出しました。それにしてもサム・ライミ監督は『スパイダーマン』もそうだったけど、ブスを主役に使うのが好きなのか?
以上、ここのところ毎日『らき☆すた』を見ている上戸がお送りしました。
※『カールじいさんの空飛ぶ家』のクライマックスシーンを見て、ぼくが思ったこと。
「ああ、ラピュタみたいな空中戦がやりたかったのか。いや、これはラピュタというよりは未来少年コナンのギガントじゃないかな」
『カールじいさんの空飛ぶ家』(試写会)
『呪怨 黒い少女』
『呪怨 白い老女』
『チェイサー』
『イングロリアスバスターズ』
『スペル』
■映画(DVD)■
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』
■新作順位■
1『グラン・トリノ』
2『ヘルボーイⅡゴールデンアーミー』
3『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』
4『チェイサー』
5『レスラー』
6『イングロリアスバスターズ』
7『3時10分、決断のとき』
8『サマーウォーズ』
9『ヤッターマン』
10『ウォッチメン』
11『チェンジリング』
12『バーン・アフター・リーディング』
13『チェ28歳の革命』
14『チェ39歳別れの手紙』
15『モンスターVSエイリアン』
16『カールじいさんの空飛ぶ家』
17『スペル』
18『エグザイル/絆』
19『空気人形』
20『ターミネーター4』
21『ワルキューレ』
22『レッドクリフPARTⅡ』
23『30デイズナイト』
24『スタートレック』
25『禅』
26『ザ・ムーン』
27『007慰めの報酬』
28『パッセンジャーズ』
29『重力ピエロ』
30『96時間』
31『風が強く吹いている』
32『あなたは私の婿になる』
33『侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』
34『白日夢』
35『呪怨 白い老女』
36『呪怨 黒い少女』
37『ベンジャミン・バトン数奇な人生』
38『カイジ 人生逆転ゲーム』
39『少年メリケンサック』
40『BALLAD 名もなき恋のうた』
41『MW』
42『感染列島』
43『しんぼる』
44『誰も守ってくれない』
45『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
46『ハイキック・ガール!』
まずは『カールじいさんの空飛ぶ家』。これは試写会で見たので、一般公開はまだなのでネタバレなしで書きます。もちろんジョン・ラセター監督だからだれが見ても面白くて楽しめる。けれども、僕の場合はそれが逆に「今回はこのくらいか……」という気持ちになってしまうのも事実だ。この作品の場合、前半はすごくいいんだけど、後半で話が別の方向に向かってしまうのが残念だった。やりたいことはよくわかるし、今回も宮崎アニメへのオマージュが入っていて、「ああ、××××みたいな×××がやりたかったのか。いや、これは××××というよりは×××××××の××××じゃないかな」とか推測するのも楽しいんだけど、話がとっちらかってしまっていてはなんにもならないような気がする(この日記の最後に、伏字を明かしたものを載せておきます。もう見た人やネタバレOKの人は見てください)。とはいえ、つまらない作品ではないし、お正月に家族で見るのには最適な映画だと思う。オススメ。
『呪怨 黒い少女』と『呪怨 白い老女』はまとめて感想書きます。なんか宇多丸師匠がけっこう褒めていたので期待して見てみたんだけど、そんなに言うほどのものか、という気がした。ストーリーもよくわからないし(仮面ライダーキバはなぜ殺されたの?)、怖さもそれほどじゃなかった。中学生のときダブルデートで行った豊島園のお化け屋敷的なアトラクションで女子の腕にしがみついていたくらい、人一倍怖がりで情けないオナニー中毒のクソブタ野郎のぼくでも(それは言いすぎじゃないかな、いくらなんでも)、そんなに怖いシチュはなかった。あ、でも『老女』のお母さんの「いま行きますから~」はすごく不気味で良かったです。幽霊とか怨念とかよりも、人の行動のほうが怖いッス。
『チェイサー』は期待していなかったけど、とっても面白かった。カネをかけなくても面白い映画は撮れるというお手本みたいな作品。登場人物の行動が、意思に反して最悪の方向へ向かっていくというのはよくあるパターンだけど、それがほとんどすべてのキャラクターに当てはまるというのは少ないのではないだろうか。みんな精一杯、自分のできることをしていて、それ自体はまちがっていないんだけど、状況はどんどん悪化する。いやあ、こういう話は大好物ですよ(笑)。役者の演技もすばらしいし、緩急のある演出もいい。特に走るシーンのリアリティは、今までおれが見た映画の中でも最上級だと思う。DVDも、もう出ているので、お正月に家族みんなで見てみたらいいと思うよw あと、女刑事の人が超かわいかった。少しwetシーンもあったし、オススメ!!!
『イングロリアスバスターズ』はいかにもタランテイーノ監督という感じの作品で、それゆえ好き嫌いが真っ二つに分かれるのでは? おれは好き。ジャンルとしては戦争映画なんだろうけど、「戦争の戦闘シーン」はまったくない。基本的にはほぼ全編、キャラクターが会話をしているだけの映画(笑)。ぼくが好きなのは、映画『バトル・ロワイアル』へのオマージュが感じられる、酒場と映写室で撃ちあうシーンだ。あれは『バトル・ロワイアル』の灯台のシーンと、ラスト近くの工場のシーンだと思うがどうだろう? タラは『バトロワ』好きだから、きっとオマージュにちがいない、とぼくは勝手に思っている。それから、この映画の主役はアルド・レイン中尉(ブラッド・ピット)じゃなくてハンス・ランダ親衛隊大佐(クリストフ・ヴァルツ)でしょ。ランダのキャラ立ちがハンパねぇっす。また、ショシャナ・ドレフュス役のメラニー・ロランはかなりかわいい。オススメ!!!
『スペル』はなんと言っていいのかわからない不思議な映画だった。一応はホラーというジャンルに入るのだろうが、ホラーというよりはブラックコメディに近いような気もする。ジプシーの呪いってのが出てきたときに、S・キングの『痩せゆく男』を思い出しました。それにしてもサム・ライミ監督は『スパイダーマン』もそうだったけど、ブスを主役に使うのが好きなのか?
以上、ここのところ毎日『らき☆すた』を見ている上戸がお送りしました。
※『カールじいさんの空飛ぶ家』のクライマックスシーンを見て、ぼくが思ったこと。
「ああ、ラピュタみたいな空中戦がやりたかったのか。いや、これはラピュタというよりは未来少年コナンのギガントじゃないかな」