昨日に続いて、またもDVDで映画鑑賞。今日は宇多丸が批判していた『キサラギ』です。
ぼくはその話を聞いた上で見たので、かなりバイアスはかかっていたわけだけど、それがなくてもこの映画、まったくダメっす。
なによりもアイドルへの愛がない。
アイドルを題材としながら、登場人物たちの「アイドルへの愛」がまったく感じられないのだ。それはこの映画のスタッフが「アイドルへの愛」を持っていないからだろう。
なにかの死の謎を解く、というお膳立てとしてアイドルという存在を利用しているだけで、別にこれはアイドルでなくても成立する話ではないか。アイドルを扱うのなら、アイドルという存在について自分なりの理屈なり世界観が必要なはずなのに、それがどこからも伝わってこない。登場する小道具も安っぽいし、なによりキャラクターがダメだ。みんな口で「好きだった」と言うだけ。
一番許せないのは、宇多丸も指摘していた通り、この不幸な事故死が、結果的にいい話=感動として集約されていくところ。よく考えて欲しい。洗剤と油を間違えたことから火事になり、ファンレターを守るために物置で焼死したアイドルの、どこに「いい話」になる要素があり、「感動」できるのだ? 悲劇以外の何物でもないではないか。こんなので「感動」する人がいるのかとネットでいろいろ見てみたら、けっこういたので驚いた。こんなに安っぽい「感動」がカネになるなら、邦画はまだまだ10年は稼げるね(笑)。
さらに室内プラネタリウムにアイドルやキャラクターのイメージを投影するに至っては、もう苦笑するしかない。なんだこれ。
アイドルファンをバカにしてるのか、と。
さらに、エンディングではそれまで微妙に隠してきたアイドルの素顔がばっちりと登場するが、出すなら最初から出せばいいし、この子も正直、微妙なツラで、どう反応していいのかわからない。それに、今どき(このアイドルのシーンの時代設定は2006年)、こんな衣装で80年代風の歌を歌っているアイドルなんかいねぇよ。スタッフの「アイドルってこんな感じだろ」っていう舐めた態度がビンビンに伝わってくる。
エンディングで5人のキャラクター全員がヲタ芸っぽい(これもヌルすぎていて、「ヲタ芸ってこんな感じだろ」というスタッフの嘲り顔が浮かんでくる)ことをするのも、設定上おかしいし……。
ついでに言うと、ミステリとして見た場合もヌルすぎ。ご都合主義にもほどがあるし、突発的な証言が多いから観客に推理をさせる要素がほとんどない。すべて後出しでジャンケンされている感じがする。
まだ言いたいことはたくさんあるけど、もうこのくらいにしておきます。時間がもったいないんで。
久しぶりにムカムカした映画でした。
宇多丸が今週末の『ウイークエンドシャッフル』の一コーナー「シネマハスラー」で映画『隠し砦~』を取り上げる。
そこではおそらく黒澤版との比較がなされるであろうことから、その前にそれを見ておいたほうがいいだろう、と思い、レンタルで借りてきました。
で、感想。
なによりも雪姫がかわいい!!!
樋口版との比較をしたくて見たんだけど、それを凌駕するほどのかわいらしさ。これは雪姫役の上原美佐の演技力がすごいわけだが、ただ立っているだけで「勝気な姫」に見える。両手で鞭っぽく木の枝を持って仁王立ちしている「雪姫ポーズ」には、「キャラが立つ」という本当の意味を感じた。台詞回しや声の質感も、すべてがバッチリ「雪姫」というキャラクターにハマっている。本田透風に言えば、映画史に残る「萌えキャラ」だ。
長澤まさみもかわいかったけれど、上原美佐には演技力という点では到底かなわない。長澤はただ鋭い目つきをしているだけで(いや、それでもドMのぼくにとっては満足なんですが(笑))、全身から漂う雰囲気という点においては上原に劣ってしまう。あと太ももの露出度も(笑)。ビジュアル的な側面だけで言えば、現代の雪姫は栗山千明が相応しいでしょう。
とまあ、雪姫の話ばかりしていても仕方ない(笑)。このへんでやめときます。
物語は樋口版のほうがわかりやすく作ってあったとは思う。ただ、やっぱり「ラブ」の要素が入っているのは閉口だなぁ。この時代の身分の違い云々は抜きにしても、そもそもあまりにも定型しすぎて陳腐でしょう。女性客を意識しているのかどうか知らないけど、なんでこの物語に「ラブ」の要素が必要なのかは疑問です。黒澤版では百姓にとって雪姫は性欲の対象としてしか見えていないし、そのほうが面白い。
樋口版で、敵役に特定キャラクターを設定したのは良かったような悪かったような…。物語の構図としてはわかりやすくなっているけど、そうなると個対個という意味合いが強くなってしまい、軍という集団に追いかけられている感じが薄まってしまう。
一番の違いは人が死ぬシーンの演出だろう。黒澤版ではあっさりとしすぎている。それはこの時代の命の価値を表しているのだろう。樋口版では主要キャラクターが死ぬ場面はいちいち情緒的になり、敵も見方もなぜか戦闘を一時中断する。これは脚色(?)の中島かずきが舞台をたくさん手がけているからなのかも。どっちがいいかは論を待たない。
ネットでは樋口版での「裏切り御免」の使い方に激怒してる人が多かったけど、黒澤版を見るとたしかに納得(笑)。武士が名誉と屈辱と命をかけた上での「裏切り御免」と、女の元を去るためだけの「裏切り御免」とでは重みがちがいすぎる。
ただ、黒澤版は長すぎる場面があったりして(槍の対決シーンとか)、現代のリズムとはちょっと合わないかもしれない。あと、金の運搬は別働隊がいた、というオチは樋口版のほうがちょっとだけ好き(笑)。
というわけで、なんだかんだ言っても、やっぱり最終的には「雪姫ラブ」という思いが一番強く印象に残った映画でした。
■新井英樹『キーチVS』1
『キーチ』サーガの第二部。今回も善人が困窮するという筋立ては継承しつつ、さらにスケールアップしている。
ここにあるのは「正義」なんてものじゃなくて、あえて言えば「情念」か。いろんな人の、いろんなかたちでの。
多分……だけど、新井英樹はこういう誤解されやすい作品を描いているけれど、人間に希望を持っているのだと思う。
人は「理」よりも「情」を信じ、崇拝するのだ。
■ジョージ秋山『銭豚』
名作『銭ゲバ』の番外編。でも、こちらは蒲郡風太郎ではなく、理江という女子高生が途中から主役になる。銭と肉の、二つの欲望に進んで塗れる理江は痛々しい。ラストの呆然とする理江はなんと儚く、哀れか。
銭も肉も人を幸せにはできないんだなぁ、と感じる一冊。
■桂正和『ZETMAN』1~9
ああ、惜しいなあ。せっかく今まで自分が書いてきた「正義の味方」の根本を否定し、ひっくり返せるというのに、そこまで行くのを踏みとどまってしまっている。本当に惜しい。
コウガは第一部(?)で、彼なりの「正義の基準」を明確にしておくべきだった。そうしないと第二部で「変身」したところで読者に行動原理がわからないのだから……。
けれども、こういう領域に踏み込もうとした桂正和の意気込みだけは伝わってくる。この先、一応、注目しています。
■鬼頭莫宏『ぼくらの』1~2
1巻でちょっと触れられる、子供たちの思念で動かすロボットのマンガって、ジョージ秋山の『ザ・ムーン』だよね?
それにしても、また子供が無意味に死ぬ話か。うーん、『バトル・ロワイアル』以降、ホントに増えたな、こういうの。正直、お涙っぽいモノは飽きました。
けど、絵の質とか構成とか、マジックのカキ文字とかは好き。ロボットのデザインも良いです。ブックオフに3巻があったら、続きを読んでみます(立ち読みだったのか)。
あと、中村光『聖☆おにいさん』も読んだけど、全然面白くなかったので2話目でやめてしまいました。なので感想はなし。
ま、そんな感じ。
『ヤングサンデー』が休刊するそうだ。
『ヤンサン』は、世界一面白いマンガの、新井英樹『ザ・ワールド・イズ・マイン』が載っていたころに買っていた。といっても、ぼくがこのマンガの存在に気づいたのは単行本で言えば11巻くらいからだから、かなり後半だけど。
そのころの『ヤンサン』には、他にも山田芳裕の『度胸星』とか山本英夫の『殺し屋イチ』も載っていた。この二つのマンガもけっこう好きだった。
ところがある時期、ぼくの好きなこの三つのマンガが続々と終了した。しかも、その全てが「打ち切り」的なラストを迎えたのだ。特に『度胸星』は物語が完結していないという有様。『ザ・ワールド・イズ・マイン』は突然展開が速くなり、一応の「終わり」は見せてくれたものの、どことなく不満が残った。
ここから先はあくまでもウワサの域を出ない話なのだが、ぼくの友だちの業界通に聞くと、どうやら編集長が交代したかららしい。この編集長が、アクの強いマンガを次々と終了させた張本人とのこと。そして代わりに、自分の友だちのマンガ家の連載を始めた。これがどう考えても『ヤンサン』色にはなりえない絵柄のゴルフマンガで、この手のモノは『ビックコミックゴールド』あたりがお似合いのはずだ。
ぼくはその話を聞いて憤りに憤ったが(笑)、自分の力ではどうにもならなかった。もちろん、『ヤンサン』を買うのはやめた。
そんな編集長が今でも関わっているのかは知らないし興味はないけど、あの三作品を終わらせてから、『ヤンサン』は確実に面白くなくなった。
そりゃ休刊にもなるよな。
『ヤンサン』は、世界一面白いマンガの、新井英樹『ザ・ワールド・イズ・マイン』が載っていたころに買っていた。といっても、ぼくがこのマンガの存在に気づいたのは単行本で言えば11巻くらいからだから、かなり後半だけど。
そのころの『ヤンサン』には、他にも山田芳裕の『度胸星』とか山本英夫の『殺し屋イチ』も載っていた。この二つのマンガもけっこう好きだった。
ところがある時期、ぼくの好きなこの三つのマンガが続々と終了した。しかも、その全てが「打ち切り」的なラストを迎えたのだ。特に『度胸星』は物語が完結していないという有様。『ザ・ワールド・イズ・マイン』は突然展開が速くなり、一応の「終わり」は見せてくれたものの、どことなく不満が残った。
ここから先はあくまでもウワサの域を出ない話なのだが、ぼくの友だちの業界通に聞くと、どうやら編集長が交代したかららしい。この編集長が、アクの強いマンガを次々と終了させた張本人とのこと。そして代わりに、自分の友だちのマンガ家の連載を始めた。これがどう考えても『ヤンサン』色にはなりえない絵柄のゴルフマンガで、この手のモノは『ビックコミックゴールド』あたりがお似合いのはずだ。
ぼくはその話を聞いて憤りに憤ったが(笑)、自分の力ではどうにもならなかった。もちろん、『ヤンサン』を買うのはやめた。
そんな編集長が今でも関わっているのかは知らないし興味はないけど、あの三作品を終わらせてから、『ヤンサン』は確実に面白くなくなった。
そりゃ休刊にもなるよな。
原因があるわけでもないんだけど、なんかなんにもする気が起きない。
身体もどことなく疲労していて、ずーっと疲れている感じ。
アイドリング部のこともいろいろ書かなくちゃ、と思いつつ、なにも書けずにいます。放送は毎日見てますが。
ま、ぼちぼちやっていきます。
身体もどことなく疲労していて、ずーっと疲れている感じ。
アイドリング部のこともいろいろ書かなくちゃ、と思いつつ、なにも書けずにいます。放送は毎日見てますが。
ま、ぼちぼちやっていきます。
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◎ブルーメンブラット
○ニシノマナムスメ
△ジョリーダンス
△アルコセニョーラ
△マイネカンナ
自身の◎ではないけど、3着内は固そうなブルーメンブラットを本命に。
ニシノナマムスメはあまりにもデータにハマりすぎているのが逆に怖いので対抗評価。2番人気は買われすぎのような…。いっそのこと△でもいいくらい。
ジョリーダンスは7歳なので厳しいかも。△の中では一番下位です。
アルコセニョーラは超大穴で前日オッズで単勝万馬券。けっこう好走データにハマるものの、まるで人気がない。これの単複も買います(笑)。
毎年馬券絡みをしている8枠からは、岩田の馬を。マイル戦と東京コースは苦手だけれど、岩田の腕なら。
今日は多分、銀座ウインズで参戦でちゅ。
今朝、てゆーか昨日の『めざましテレビ』で、字幕の映画が少なくなっているという話をしていたが、全体的なトーンとして「字幕のほうがいい」的なニュアンスが大きかったように思える。何度かオナニーのネタにしたことのある高島彩は「字幕を見て役者の演技を見るのがいい」というようなことを言ってたが、できれば役者の演技に集中したい、とぼくは思う。
まあ、これは好みの問題なのでどちらが優れているとかいないとかいう話じゃないんだけどね。
おれはできたら、ちゃんとした役者に吹き替えしてほしいっす。もっとも、このあいだ見た、とある映画は吹き替えだと意味がなくなってしまう。いや、なくなるとまでは言わないけど、かなりインパクトは薄れてしまう。だから作品の性質によっても使い分けしたほうがいいかもしれない。
もう寝る。
まあ、これは好みの問題なのでどちらが優れているとかいないとかいう話じゃないんだけどね。
おれはできたら、ちゃんとした役者に吹き替えしてほしいっす。もっとも、このあいだ見た、とある映画は吹き替えだと意味がなくなってしまう。いや、なくなるとまでは言わないけど、かなりインパクトは薄れてしまう。だから作品の性質によっても使い分けしたほうがいいかもしれない。
もう寝る。
【学級会ング!!!】はいいコーナーだと思う。なにより、正解がないのがいい。ここのところ、『アイドリング!!!』では正解を出すゲームが多いが、そういうのってぼくにはちっとも面白くないのだ。もっとも、以前の【ヘキサゴンごっこ】みたいな、珍解答が出る余地のあるものならいいけど。
なんにしても、メンバーのギスギスした感じが垣間見えるほうが面白い。
特に今回は朝日の性格が浮き彫りになった感じがする。朝日って森本アナ的な匂いがするなぁ。こういう、はっきりとモノを言う子、好きだなぁ。いい意味で、生意気なしゃべり方も。
三宅は80年代っぽい匂いがすごくする。顔とか話し方とか。
どんなお題でも必ず名前が上がる長野は「おいしい」。
ウメ子こと河村は「ドS」だと暴露されるが、まあ、たしかにMではなさそう。
菊池の、長野のモノマネは似てるねぇ。長野は一番マネしやすいと思う。「~マッシュルーム」は流行るのか。流行らないだろうなあ。
河村と酒井は一緒の布団で寝たのか・・・いろんなと妄想したくなる(笑)。
夜中の2時に目覚ましをかけたという河村は「わたし普通ですよね」と主張し、いつも地図を持ち歩いているというそうだ。河村がなにか大声で言うたび、スタジオが静かになるのも笑える。これは河村が本来持っている、「ジョージ秋山のマンガに出てきそう(BY升野)」感が大きいのだろう。
河村はそのあともオンデマンドで升野にいじられっぱなし。やはり、良くも悪くも、2期はどうしても河村に目が行ってしまう。他のみんなも負けるな。
なんにしても、メンバーのギスギスした感じが垣間見えるほうが面白い。
特に今回は朝日の性格が浮き彫りになった感じがする。朝日って森本アナ的な匂いがするなぁ。こういう、はっきりとモノを言う子、好きだなぁ。いい意味で、生意気なしゃべり方も。
三宅は80年代っぽい匂いがすごくする。顔とか話し方とか。
どんなお題でも必ず名前が上がる長野は「おいしい」。
ウメ子こと河村は「ドS」だと暴露されるが、まあ、たしかにMではなさそう。
菊池の、長野のモノマネは似てるねぇ。長野は一番マネしやすいと思う。「~マッシュルーム」は流行るのか。流行らないだろうなあ。
河村と酒井は一緒の布団で寝たのか・・・いろんなと妄想したくなる(笑)。
夜中の2時に目覚ましをかけたという河村は「わたし普通ですよね」と主張し、いつも地図を持ち歩いているというそうだ。河村がなにか大声で言うたび、スタジオが静かになるのも笑える。これは河村が本来持っている、「ジョージ秋山のマンガに出てきそう(BY升野)」感が大きいのだろう。
河村はそのあともオンデマンドで升野にいじられっぱなし。やはり、良くも悪くも、2期はどうしても河村に目が行ってしまう。他のみんなも負けるな。
■結局昨日は、布団に入ったら疲れていたのかすぐ寝てしまって、長澤まさみでオナニーできなかった。夢も見ませんでした。今日こそするぞ。
■押井守と岡部いさくの対談本『戦争のリアル』を読んでいる。押井はどれだけRPG-7が好きなんだよ、と(笑)。けど、おれも兵器ヲタ要素は多分に持っていると思うので、すごくわかる。F-14を日本で海上迎撃機に、というのはいいアイディアなのかも。今なら安いだろうし。あと、メルカバ戦車はかっこいいから日本にあったらいいなと思うが、作ってる国が嫌いなのでやっぱりいらない(笑)。
■アイドリング!!!はやはり球体に存在することが大事だった、と、日に日に思うようになってきた。これはいずれ、ちゃんと文章にまとめなくてはいけないか。
■松本人志のラジオでの発言がいろいろ言われてるけど、彼は前にも「いじめで自殺するやつが一番悪い。そういう弱い子を育ててはいけない」とも言っていた。これも充分、「攻撃」の対象になるだろうなあ。
■おニャン子クラブのアルバムをまとめたCDが出ていることを知った。即購入を決めたよ。おニャン子のアルバムはどこかにあるはずだが、うちのCDラジカセは古いCDを認識しないので、出てきたとしても聞けないし。
これ、今まで出たアルバムをセットにして4枚組×2巻というお買い得なボリューム。一枚当たり1000円ちょっとで買えるのだ。安い。
■ずっと書こうと思っていたんだが、月曜深夜の『おねがい!マスカット』はかなり面白い。演出は、あのマッコイ斉藤だ。おぎやはぎの引いたスタンスも面白いし、叩かれる蒼井そらとか笑ってしまう。AVの人をたくさん出しているのに、エロ企画にしないところに才能を感じる。ところでRioはかわいいし、ぼくの好きな姉御キャラっぽくて好きなんだけど、出ているAVはキャラがちがっているのであんまり興奮しなかった。
■月曜深夜と言えば、もうひとつは『AKB0じ59ふん』。企画が不発のときもあるんだけど、それぞれのキャラクターがわかってくると、まあまあ楽しい(最初は文句言ってたくせに)。野呂さんの泣き顔、かわいかった(笑)。
■ま、そんな感じです。
■押井守と岡部いさくの対談本『戦争のリアル』を読んでいる。押井はどれだけRPG-7が好きなんだよ、と(笑)。けど、おれも兵器ヲタ要素は多分に持っていると思うので、すごくわかる。F-14を日本で海上迎撃機に、というのはいいアイディアなのかも。今なら安いだろうし。あと、メルカバ戦車はかっこいいから日本にあったらいいなと思うが、作ってる国が嫌いなのでやっぱりいらない(笑)。
■アイドリング!!!はやはり球体に存在することが大事だった、と、日に日に思うようになってきた。これはいずれ、ちゃんと文章にまとめなくてはいけないか。
■松本人志のラジオでの発言がいろいろ言われてるけど、彼は前にも「いじめで自殺するやつが一番悪い。そういう弱い子を育ててはいけない」とも言っていた。これも充分、「攻撃」の対象になるだろうなあ。
■おニャン子クラブのアルバムをまとめたCDが出ていることを知った。即購入を決めたよ。おニャン子のアルバムはどこかにあるはずだが、うちのCDラジカセは古いCDを認識しないので、出てきたとしても聞けないし。
これ、今まで出たアルバムをセットにして4枚組×2巻というお買い得なボリューム。一枚当たり1000円ちょっとで買えるのだ。安い。
■ずっと書こうと思っていたんだが、月曜深夜の『おねがい!マスカット』はかなり面白い。演出は、あのマッコイ斉藤だ。おぎやはぎの引いたスタンスも面白いし、叩かれる蒼井そらとか笑ってしまう。AVの人をたくさん出しているのに、エロ企画にしないところに才能を感じる。ところでRioはかわいいし、ぼくの好きな姉御キャラっぽくて好きなんだけど、出ているAVはキャラがちがっているのであんまり興奮しなかった。
■月曜深夜と言えば、もうひとつは『AKB0じ59ふん』。企画が不発のときもあるんだけど、それぞれのキャラクターがわかってくると、まあまあ楽しい(最初は文句言ってたくせに)。野呂さんの泣き顔、かわいかった(笑)。
■ま、そんな感じです。
『隠し砦の三悪人』見てきたんだけど、長澤まさみってかわいいね(今さら?)。今夜、夢に長澤まさみが出ててきておれをなじってくれるように、長澤まさみでオナニーしてから寝よう。
映画の感想? ま、気が向いたらそのうち書きます。
映画の感想? ま、気が向いたらそのうち書きます。
イーソーシリトリのテーマは「宝くじで3億円当たった人が言いそうなセリフ」。2期メン二度目の洗礼だ。
けれども、今回はこのテーマが良くなかったかも。みんな「買い物」という切り口からばかりになってしまい、バリエーションがあまりなかった。
2期メンは全員、初の罰ゲームを受けたわけだが、みんな口を開けていて健闘していたと思う。そんな中でも、ぼくが注目している河村は「全部が曲がっちゃった」と、変な言い方で場を静かにさせていたのが印象的だ。
でも、2期メンががんばっただけに、外岡と小泉が口をあけなかったのは残念。外岡はいつまでそのイメージを守っているつもりなんだろう。
河村は【ファン様リクエスト!!!】でもやらかしてくれた。何の説明もなく花火の音マネされてもわからん、て(笑)。河村がなにか言うたび、みんなが静まり返るのさえ、ぼくにはおかしくて仕方ない。
テーマは「大好きだった人が突然の転校・・・。別れの日に一言「また会えるよね」というもの。
小泉は珍しく、ストーカー系の言い方。こういう女、どこかにいそうだ。
ところでこの回でいきなり気づいたのだが、江渡ちゃんが「女」に変わりつつある。特に脚が長くなったような気がする。身体全体も大きくなったし。
最近、ミシェルに押され気味のフォンチーは、ベトナム語でお題のセリフを言う。危機感を持っているんだろうが、もっと早い段階で話せばよかったのに。こういうところが「フォンチーイズム」なんだろうか。
けれども、今回はこのテーマが良くなかったかも。みんな「買い物」という切り口からばかりになってしまい、バリエーションがあまりなかった。
2期メンは全員、初の罰ゲームを受けたわけだが、みんな口を開けていて健闘していたと思う。そんな中でも、ぼくが注目している河村は「全部が曲がっちゃった」と、変な言い方で場を静かにさせていたのが印象的だ。
でも、2期メンががんばっただけに、外岡と小泉が口をあけなかったのは残念。外岡はいつまでそのイメージを守っているつもりなんだろう。
河村は【ファン様リクエスト!!!】でもやらかしてくれた。何の説明もなく花火の音マネされてもわからん、て(笑)。河村がなにか言うたび、みんなが静まり返るのさえ、ぼくにはおかしくて仕方ない。
テーマは「大好きだった人が突然の転校・・・。別れの日に一言「また会えるよね」というもの。
小泉は珍しく、ストーカー系の言い方。こういう女、どこかにいそうだ。
ところでこの回でいきなり気づいたのだが、江渡ちゃんが「女」に変わりつつある。特に脚が長くなったような気がする。身体全体も大きくなったし。
最近、ミシェルに押され気味のフォンチーは、ベトナム語でお題のセリフを言う。危機感を持っているんだろうが、もっと早い段階で話せばよかったのに。こういうところが「フォンチーイズム」なんだろうか。
S・キングの原作を読んだのは、もう20年くらい前になるか。町屋の、いまはなくなった喫茶店で友だちと待ち合わせをしているときに読んだ記憶が残っている。
キング全般の作品に言えることだけど、この小説自体も、文中に「ダグラス・トランブルの特殊効果みたいに」という文章があって、映像を意識して書かれている。それがこの時代になって、ようやく実現したというわけかな。小説が発表された時代に作られていたら、きっとチャチなものになっていただろう。
というわけで、けっこう期待をして見に行きました。 以下、ネタバレにつき、文字色を反転します。
「霧」ってゲームでもCGでけっこうきれいに再現できるもので、且つホラーというジャンルにはぴったりという便利な自然現象なんだけど、これは同時に映画にも言えるんですよね。今回もすべてCGというわけではないけど、かなり異様な雰囲気を出すことに成功しています。
原作を忠実に映像化する監督であることは『グリーンマイル』で証明済みなんだけど、逆に言えばそれは結局「文章の持つ、想像力を喚起させる力」には敵わないわけで…。『ミスト』でもその傾向は同じ。いや、それでもいいんですけどね。
ただ、今回は監督もそれを感じていたのか(勝手な想像ですが)、ラストに原作にないオチをつけてある。原作のラストは、世界は破滅しようとしているがどこかに希望はある、という感じで、悪く言えば投げっぱなしのまま。けれども映画は、世界の終わり(絶望)と回復(希望)を同時に見せるという、なかなか気の利いたものになっていた。これは考え込まれていて、ぼくは原作よりもいいと思った。
ラストにひとつだけ不満を言うならば、主人公がみんなを殺すシーンを直接見せなかったこと。老人、女、子供という「弱者」を撃ち殺すシーンは映画倫理上よくない、という配慮なんだろうけど、それを観客に見せることによって、より深い悲しみと怖さを演出できたと思うんだが…ま、これは反対意見も多いでしょうね。
演出の話をすると、物語の冒頭の、夜から朝になっていくカットの連続が、なんだかスムーズにいっていないというか、ぎこちない感じがした。なんだかテンポが合ってないんですよ。
あと、主人公たちがスーパーの中にいる時点でも、カメラが外から撮っているカットがあるのはおかしくない? やはり視点は一致させないとダメだと思う。せっかく閉所感を出そうとしているのだし、この映画では主人公が知らないことは観客も知らなくていいわけだし。
でも気になったのはそのくらいで、あとはなかなか楽しめる。2時間ちょっとという長さは一切感じさせない。
懸念していたゴア描写も、ぼくでも耐えられるレベルだった。てゆーか、最近は昔のおれなら絶対見ないようなものまで見ているから、かなり耐性ついただけかも。むしろ、「もっと腕とかちょん切れよ」なんて思ったりもした(笑)。ネットでいろんな感想見ていたら、気持ち悪くて途中退場したという人もいたから、あれはあれでグロいんだろうなぁ。ヤバいな、おれ、そのうちゾンビ映画も普通に見られるようになるのかな? もっとも、ぼくが一番グロく感じたのは、虫に刺された女性の首が大きく膨れ上がっているメイク。あれはすごくリアルっぽくて怖い。
モンスターたちの造形(CGでもそう言うの?)はなかなかよくて出来ていた。ただ、羽虫は大きな目玉がギョロリとしているはずだったけど、映画版は普通の虫っぽかった。目玉を大きくして、もっと気色悪くしてほしかったです。あと、憲兵の体から出る虫は気色悪くて好き(好きなのか!!!)。
で、『霧』(原作のタイトル)のモンスターと言えば、だれに聞いても圧倒的インパクトを持つ、最後のアレ。けれども残念なのは、ぼくが好きだった「脚にびっしりとギョロ目の虫が蠢いている」という描写がなかったこと。あそこはもっとゆっくりみせて欲しかったなぁ。この場面は健闘しているものの、原作を超えていなかった。残念。
と、いろいろ文句も書いてきたけど、今年見た映画の中ではけっこう好きな部類に入る一本でした。
最後に、映画とは関係ない話。
上映中、おれの斜め後方に座っていたオバサンらしき人が、しきりにガサガサとビニール袋みたいなものの音を立てていて、おれの怒りゲージはあと一撃食らったら、ぶん殴るかファックする、までいっていた。ああいうがさつなやつはモンスターに喰われればいいのに。あ、いい感じでオチた(?)ので、感想はここまで。
キング全般の作品に言えることだけど、この小説自体も、文中に「ダグラス・トランブルの特殊効果みたいに」という文章があって、映像を意識して書かれている。それがこの時代になって、ようやく実現したというわけかな。小説が発表された時代に作られていたら、きっとチャチなものになっていただろう。
というわけで、けっこう期待をして見に行きました。 以下、ネタバレにつき、文字色を反転します。
「霧」ってゲームでもCGでけっこうきれいに再現できるもので、且つホラーというジャンルにはぴったりという便利な自然現象なんだけど、これは同時に映画にも言えるんですよね。今回もすべてCGというわけではないけど、かなり異様な雰囲気を出すことに成功しています。
原作を忠実に映像化する監督であることは『グリーンマイル』で証明済みなんだけど、逆に言えばそれは結局「文章の持つ、想像力を喚起させる力」には敵わないわけで…。『ミスト』でもその傾向は同じ。いや、それでもいいんですけどね。
ただ、今回は監督もそれを感じていたのか(勝手な想像ですが)、ラストに原作にないオチをつけてある。原作のラストは、世界は破滅しようとしているがどこかに希望はある、という感じで、悪く言えば投げっぱなしのまま。けれども映画は、世界の終わり(絶望)と回復(希望)を同時に見せるという、なかなか気の利いたものになっていた。これは考え込まれていて、ぼくは原作よりもいいと思った。
ラストにひとつだけ不満を言うならば、主人公がみんなを殺すシーンを直接見せなかったこと。老人、女、子供という「弱者」を撃ち殺すシーンは映画倫理上よくない、という配慮なんだろうけど、それを観客に見せることによって、より深い悲しみと怖さを演出できたと思うんだが…ま、これは反対意見も多いでしょうね。
演出の話をすると、物語の冒頭の、夜から朝になっていくカットの連続が、なんだかスムーズにいっていないというか、ぎこちない感じがした。なんだかテンポが合ってないんですよ。
あと、主人公たちがスーパーの中にいる時点でも、カメラが外から撮っているカットがあるのはおかしくない? やはり視点は一致させないとダメだと思う。せっかく閉所感を出そうとしているのだし、この映画では主人公が知らないことは観客も知らなくていいわけだし。
でも気になったのはそのくらいで、あとはなかなか楽しめる。2時間ちょっとという長さは一切感じさせない。
懸念していたゴア描写も、ぼくでも耐えられるレベルだった。てゆーか、最近は昔のおれなら絶対見ないようなものまで見ているから、かなり耐性ついただけかも。むしろ、「もっと腕とかちょん切れよ」なんて思ったりもした(笑)。ネットでいろんな感想見ていたら、気持ち悪くて途中退場したという人もいたから、あれはあれでグロいんだろうなぁ。ヤバいな、おれ、そのうちゾンビ映画も普通に見られるようになるのかな? もっとも、ぼくが一番グロく感じたのは、虫に刺された女性の首が大きく膨れ上がっているメイク。あれはすごくリアルっぽくて怖い。
モンスターたちの造形(CGでもそう言うの?)はなかなかよくて出来ていた。ただ、羽虫は大きな目玉がギョロリとしているはずだったけど、映画版は普通の虫っぽかった。目玉を大きくして、もっと気色悪くしてほしかったです。あと、憲兵の体から出る虫は気色悪くて好き(好きなのか!!!)。
で、『霧』(原作のタイトル)のモンスターと言えば、だれに聞いても圧倒的インパクトを持つ、最後のアレ。けれども残念なのは、ぼくが好きだった「脚にびっしりとギョロ目の虫が蠢いている」という描写がなかったこと。あそこはもっとゆっくりみせて欲しかったなぁ。この場面は健闘しているものの、原作を超えていなかった。残念。
と、いろいろ文句も書いてきたけど、今年見た映画の中ではけっこう好きな部類に入る一本でした。
最後に、映画とは関係ない話。
上映中、おれの斜め後方に座っていたオバサンらしき人が、しきりにガサガサとビニール袋みたいなものの音を立てていて、おれの怒りゲージはあと一撃食らったら、ぶん殴るかファックする、までいっていた。ああいうがさつなやつはモンスターに喰われればいいのに。あ、いい感じでオチた(?)ので、感想はここまで。
◎ディープスカイ
○ブラックシェル
△サトノプログレス
△エイムアットビップ
△スプリングソング
うーん、自信ない(笑)。
人気馬に◎してしまったもんなぁ…でも、消去法で考えるとこれしか残らない。ただ、メルマガ出した後でいろんなデータ見てたら、体重500キロ越えの馬は【10023】というのを見つけてしまった…。ディープスカイの前走体重は508キロ。絞れているといいんだけど。
穴で言えばエイムアットビップ。このレースで穴を開けるのは2キロ減の恩恵を受ける馬なので。複勝買っておこうかなぁ。
今日は新宿ウインズにて参戦。見る映画は『ミスト』です。
○ブラックシェル
△サトノプログレス
△エイムアットビップ
△スプリングソング
うーん、自信ない(笑)。
人気馬に◎してしまったもんなぁ…でも、消去法で考えるとこれしか残らない。ただ、メルマガ出した後でいろんなデータ見てたら、体重500キロ越えの馬は【10023】というのを見つけてしまった…。ディープスカイの前走体重は508キロ。絞れているといいんだけど。
穴で言えばエイムアットビップ。このレースで穴を開けるのは2キロ減の恩恵を受ける馬なので。複勝買っておこうかなぁ。
今日は新宿ウインズにて参戦。見る映画は『ミスト』です。
日曜日にデザインが良かったので、映画『お姉チャンバラ』のTシャツを買った。それでなんとなくゲームが気になって、X360のも買ってみた。
グロくて大味だけど、ストレス解消にはとってもいいゲームだ。ゾンビをぶっ殺しまくるのは気持ちいいなあ。一時間もやってると気分悪くなってくるけど(笑)。
元々、このゲームは主役キャラクターが気になっていた。ぼくはアニメとかゲームとかのキャラクターを好きになることって、もうそんなにあいんだけど、この「彩」という子はかわいいと思った。やや、ぽっちゃりしているところが、AKB48の野呂佳代をすごく美人にした感じで(失礼なこと言うな)。衣装のセンスもいいね。むちむち感も。
映画は乙黒えりが配役されているが、けっこういいですね。あの尻の感じとか。中村知世も良さそう。ああ、おれがスプラッタ物が平気なら見に行くんだけどなあ。血とかゾンビとか苦手なんですよ(だったら、なんでTシャツ買ったんだ?)。
でもまあ、しばらくはこのゲームで遊べそうです。
グロくて大味だけど、ストレス解消にはとってもいいゲームだ。ゾンビをぶっ殺しまくるのは気持ちいいなあ。一時間もやってると気分悪くなってくるけど(笑)。
元々、このゲームは主役キャラクターが気になっていた。ぼくはアニメとかゲームとかのキャラクターを好きになることって、もうそんなにあいんだけど、この「彩」という子はかわいいと思った。やや、ぽっちゃりしているところが、AKB48の野呂佳代をすごく美人にした感じで(失礼なこと言うな)。衣装のセンスもいいね。むちむち感も。
映画は乙黒えりが配役されているが、けっこういいですね。あの尻の感じとか。中村知世も良さそう。ああ、おれがスプラッタ物が平気なら見に行くんだけどなあ。血とかゾンビとか苦手なんですよ(だったら、なんでTシャツ買ったんだ?)。
でもまあ、しばらくはこのゲームで遊べそうです。
2期生が挑戦した大縄跳びの記録に挑戦する1期生…って、ちと情けない気がする(笑)。
そもそも滝口の跳び方はどう考えてもおかしいよ。小泉も、縄の音が怖いなどと言い出すし…これじゃあ、以前の二の舞じゃないか、と正直なところ、ぼくは思っていた。ああ、またダメな感じになるのか、と。
けれども、途中まで散々な滝口や小泉が最後の最後に粘り、2期生の記録23回を1回だけど更新したときは嬉しかった。
おめでとう、みんな!!!
というわけで、短いけど今回はこれでおしまい。
だって、スポーツ番組的な面白さはあったけど、あんまり書くことないんだもん(笑)。
そもそも滝口の跳び方はどう考えてもおかしいよ。小泉も、縄の音が怖いなどと言い出すし…これじゃあ、以前の二の舞じゃないか、と正直なところ、ぼくは思っていた。ああ、またダメな感じになるのか、と。
けれども、途中まで散々な滝口や小泉が最後の最後に粘り、2期生の記録23回を1回だけど更新したときは嬉しかった。
おめでとう、みんな!!!
というわけで、短いけど今回はこれでおしまい。
だって、スポーツ番組的な面白さはあったけど、あんまり書くことないんだもん(笑)。
リニア見学センターの3階は、本当に「見学」をするためだけのスペースになっていて、リニアの模型やら写真が飾ってあるだけでした。一人でも多くの人に見てもらいたいからなのでしょうが、それだけに実験をしていないときは寂しさ全開になります。
2階に降りると、そこは一転して博物館っぽい雰囲気に。リニアの原理やら開発の歴史、駆動モデルなどがあって、ここはなかなか楽しいですね。狭いことには変わりないですが。
というわけで、この見学センターには30分もいませんでした。ぼくらが建物を出ると、職員の人が待ってましたとばかりに「本日は終了しました」的な看板を出していたので、あの人たちは「あのデブチン、早く帰らねぇかな」と思っていたにちがいありません。
車を駐車場から出し、ぼくらはいよいよこの旅の終わりの地、JR大月駅に向かいました。
富士急行大月線と並行して走る国道139号線を北上しているとき、車内にはアイドリング!!!の「想いの詩」が流れ出しました。
夕方の見知らぬ街で聞くその歌は、旅の終わりが近づいている寂しさと、家に戻れる安心感が入り混じった気持ちに沁みこんできました。
旅に出る前はあんなにも待ち遠しくて楽しみにしていたし、それが終わろうとしているときは寂しさいっぱいになっているはずなのに、心のどこかには早く家に帰りたいという気持ちもある…。ぼくはそんなことを思いながら、その歌を聴いていました。夏希さんも、どんな気持ちでいたのかはわかりませんが口を閉ざしていました。
この歌は小泉、遠藤、江渡ちゃんの三人がボーカルをしているのですが、はっきりいって上手いとは言いがたいです。しかし、それでもこの歌には、小泉の力強いボーカル、遠藤の抜けるような歌い方、丁寧に綴るように歌う江渡ちゃんの三人でなければ表現できないなにかがあるのです。この歌を聴いているうちに、ぼくは自分がなぜアイドルの歌が好きなのかに気づいたような気がしました。
ぼくと夏希さんの二人旅は、こうして終わりました。
妻のいる男との一泊旅行に応じてくれた夏希さんと、それを許してくれた妻に大感謝をして、この旅行記を終わりたいと思います。
もちろん、長々と読んでくださった方にも。
ありがとうございました。
おわり
2階に降りると、そこは一転して博物館っぽい雰囲気に。リニアの原理やら開発の歴史、駆動モデルなどがあって、ここはなかなか楽しいですね。狭いことには変わりないですが。
というわけで、この見学センターには30分もいませんでした。ぼくらが建物を出ると、職員の人が待ってましたとばかりに「本日は終了しました」的な看板を出していたので、あの人たちは「あのデブチン、早く帰らねぇかな」と思っていたにちがいありません。
車を駐車場から出し、ぼくらはいよいよこの旅の終わりの地、JR大月駅に向かいました。
富士急行大月線と並行して走る国道139号線を北上しているとき、車内にはアイドリング!!!の「想いの詩」が流れ出しました。
夕方の見知らぬ街で聞くその歌は、旅の終わりが近づいている寂しさと、家に戻れる安心感が入り混じった気持ちに沁みこんできました。
旅に出る前はあんなにも待ち遠しくて楽しみにしていたし、それが終わろうとしているときは寂しさいっぱいになっているはずなのに、心のどこかには早く家に帰りたいという気持ちもある…。ぼくはそんなことを思いながら、その歌を聴いていました。夏希さんも、どんな気持ちでいたのかはわかりませんが口を閉ざしていました。
この歌は小泉、遠藤、江渡ちゃんの三人がボーカルをしているのですが、はっきりいって上手いとは言いがたいです。しかし、それでもこの歌には、小泉の力強いボーカル、遠藤の抜けるような歌い方、丁寧に綴るように歌う江渡ちゃんの三人でなければ表現できないなにかがあるのです。この歌を聴いているうちに、ぼくは自分がなぜアイドルの歌が好きなのかに気づいたような気がしました。
ぼくと夏希さんの二人旅は、こうして終わりました。
妻のいる男との一泊旅行に応じてくれた夏希さんと、それを許してくれた妻に大感謝をして、この旅行記を終わりたいと思います。
もちろん、長々と読んでくださった方にも。
ありがとうございました。
おわり
ついに2期のメンバーもイーソーシリトリの洗礼を受けることに。
いつかやるとは思っていたけど、今日やるとは思わなかった・・・って、これはいま大流行の映画『地震列島』のキャッチコピーのパロディですが。
新メンバーがどういうゲーム展開にするのか楽しみにしていたら、早速森田がやらかした。でも、この森田のまちがいっぷりはちょっとかわいらしい。
長野の「カメムシは潰しちゃいけませんよ」はなんとなく遠藤っぽい感覚か。
最初にアウトになった谷澤の罰ゲームの顔を見て、完全に引いた遠藤アナの顔の皺はすごいなあ。だれも説明していなかったのか。
2期生で最初にアウトになった森田は口を固く閉じていたが、滝口はちゃんと教えなかったのかよ。
その滝口が罰ゲームを受けているとき、2期メンバーから悲鳴が上がったのはナイス・リアクション。
朝日の罰ゲームの暴れまくるリアクションは、見ているほうが辛そう。
加藤はちゃんとお手本として、いつも以上に口を開けていた。これはいい意味でのライバル意識だろうなぁ。さすがベテラン。
長野は同じような答えを繰り返してアウトに。しかし、これまでの2期生とはちがって大きく口を開けたのは偉い。このあたり、長野の「ベテラン感」が空気を読んだ結果かも。『おはスタ』でいろんなことを学んできただけあるね。
【ファン様リクエスト!!!】は『雪山で憧れの人と遭遇。二人っきりの洞窟で言った「そっち行ってもいい?」』。
オンデマンド直前の、加藤の「そっち行ってもいい?」は最高にムカつく(笑)。
朝日の「そっち行ってもいい?」は、本人的には納得いってないようだけど、おれは好きだな。てゆーか、朝日のモノの言い方って好きなんで(笑)。
でも、この回、おれ的に一番良かったのは遠藤の、髪を乱した「そっち行ってもいい?」。乱れ髪好きとしては、多少の無気味さは許容します。
加藤は気をてらいすぎててカメラがおいついていない。しかもテロップに顔が被ってるし。
最後の最後は遠藤アナ。これも系統としては目つきが遠藤っぽいか。
別の2期生にもイーソーシリトリを経験してほしいです。
いつかやるとは思っていたけど、今日やるとは思わなかった・・・って、これはいま大流行の映画『地震列島』のキャッチコピーのパロディですが。
新メンバーがどういうゲーム展開にするのか楽しみにしていたら、早速森田がやらかした。でも、この森田のまちがいっぷりはちょっとかわいらしい。
長野の「カメムシは潰しちゃいけませんよ」はなんとなく遠藤っぽい感覚か。
最初にアウトになった谷澤の罰ゲームの顔を見て、完全に引いた遠藤アナの顔の皺はすごいなあ。だれも説明していなかったのか。
2期生で最初にアウトになった森田は口を固く閉じていたが、滝口はちゃんと教えなかったのかよ。
その滝口が罰ゲームを受けているとき、2期メンバーから悲鳴が上がったのはナイス・リアクション。
朝日の罰ゲームの暴れまくるリアクションは、見ているほうが辛そう。
加藤はちゃんとお手本として、いつも以上に口を開けていた。これはいい意味でのライバル意識だろうなぁ。さすがベテラン。
長野は同じような答えを繰り返してアウトに。しかし、これまでの2期生とはちがって大きく口を開けたのは偉い。このあたり、長野の「ベテラン感」が空気を読んだ結果かも。『おはスタ』でいろんなことを学んできただけあるね。
【ファン様リクエスト!!!】は『雪山で憧れの人と遭遇。二人っきりの洞窟で言った「そっち行ってもいい?」』。
オンデマンド直前の、加藤の「そっち行ってもいい?」は最高にムカつく(笑)。
朝日の「そっち行ってもいい?」は、本人的には納得いってないようだけど、おれは好きだな。てゆーか、朝日のモノの言い方って好きなんで(笑)。
でも、この回、おれ的に一番良かったのは遠藤の、髪を乱した「そっち行ってもいい?」。乱れ髪好きとしては、多少の無気味さは許容します。
加藤は気をてらいすぎててカメラがおいついていない。しかもテロップに顔が被ってるし。
最後の最後は遠藤アナ。これも系統としては目つきが遠藤っぽいか。
別の2期生にもイーソーシリトリを経験してほしいです。
フジテレビ内の『流水書房』という本屋から、「一番読みたい本&一生読まない本」を選んで持ってくるという企画。
ちょっとドキドキしたのは、だれかぼくの本を持ってきやしないか、ということ(笑)。競馬の本がテレビ局内の書店にあるかどうかはわからないけど、あったとすればかなり小さな確率でもありえたわけで・・・。
この企画、結論から言えば、みんなもっと面白い本を持ってくると思ったのだが、正直そうでもなかった。だって、だれも『BUBKA』を持ってこないんだもん(笑)。いや、小泉自身が持ってくるってのが一番面白いけどね。もっとも、こういうゴシップ系の本はテレビ局の本屋には置いてないかもしれない。
5月2日現在の時点で思い返すと、外岡がテレビを使って商品をPRする方法の本を持ってきたのは、4月30日に自分のDVDを告知するための布石だったのかも(笑)。
滝口が選んだ『失言辞典』は帯に「ホワイトセックス」と思いっきり書かれている。ダメだろ、それ。小泉が手で隠していたのは面白いけど。
加藤の『幸せに気づく』はイラつくなぁ。幸せがなにかを知りたかったら、S・キングの『シャイニング』を読めよ。
谷澤とフォンチーが、ぼくの大好きな(ウソつけ)岡田大センセーの『いつまでもデブと思うなよ』で被ったのはなんだかなぁ。
ただ、オチの付け方がどうにもすっきりしない。
前回のラポルト・ロケもそうだったけど、やっぱり十代の女の子に「カネを払う」という罰ゲームはよくないと思う。結果的には升野が払うことになったわけだが、そういう問題じゃなくて。メンバーも冗談っぽく言っていたが、本気で不満に思っている人もいるのでは?
オンデマンドでは升野と斎藤アナの選んだ本が紹介される。升野の一生読まない本が『アイドリング!!!ビジュアルブログ 煮詰まります!』だったのは、さすがだなぁ。
ちょっとドキドキしたのは、だれかぼくの本を持ってきやしないか、ということ(笑)。競馬の本がテレビ局内の書店にあるかどうかはわからないけど、あったとすればかなり小さな確率でもありえたわけで・・・。
この企画、結論から言えば、みんなもっと面白い本を持ってくると思ったのだが、正直そうでもなかった。だって、だれも『BUBKA』を持ってこないんだもん(笑)。いや、小泉自身が持ってくるってのが一番面白いけどね。もっとも、こういうゴシップ系の本はテレビ局の本屋には置いてないかもしれない。
5月2日現在の時点で思い返すと、外岡がテレビを使って商品をPRする方法の本を持ってきたのは、4月30日に自分のDVDを告知するための布石だったのかも(笑)。
滝口が選んだ『失言辞典』は帯に「ホワイトセックス」と思いっきり書かれている。ダメだろ、それ。小泉が手で隠していたのは面白いけど。
加藤の『幸せに気づく』はイラつくなぁ。幸せがなにかを知りたかったら、S・キングの『シャイニング』を読めよ。
谷澤とフォンチーが、ぼくの大好きな(ウソつけ)岡田大センセーの『いつまでもデブと思うなよ』で被ったのはなんだかなぁ。
ただ、オチの付け方がどうにもすっきりしない。
前回のラポルト・ロケもそうだったけど、やっぱり十代の女の子に「カネを払う」という罰ゲームはよくないと思う。結果的には升野が払うことになったわけだが、そういう問題じゃなくて。メンバーも冗談っぽく言っていたが、本気で不満に思っている人もいるのでは?
オンデマンドでは升野と斎藤アナの選んだ本が紹介される。升野の一生読まない本が『アイドリング!!!ビジュアルブログ 煮詰まります!』だったのは、さすがだなぁ。
建物に入ろうと思っていたところ、その反対側にリニアモーターカーの車両を輪切りにしたような、実物大の大きなモデルがありました。どうやら中に入れるようです。夏希さんと入ってみると、そこはリニアモーターカーの車内を再現されていて、椅子が20脚ほど並んでいます。きっと、人がたくさん着たときは行列が出来るのだろう、と漠然と思いました。
正面にはテレビ画面があって、その下にあるスタートボタンを押すと、部屋が暗くなり、走行中の場面が写りました。バーチャルにリニア乗車を体験できる、というわけです。そういえば森バカ喜郎元総理が昔「バーチャルリアリティは悪である」などとふざけたことをほざいていましたが、これも「悪」なんでしょうか?
その映像自体はスピード感あふれるものですが、どうにも画面が小さいし建物がそれに合わせて揺れるでもなし、これを何十分も並んだ挙句に見せられたら拍子抜けするだろうなぁ、と思いました。
そこを出ると、ぼくらはいよいよリニア見学センター内へ。何度も繰り返しますが、最先端の科学を見学するセンターなのですから、さぞかし大きな場所だろうと思っていたら、一階なんて10畳くらいの広さでみやげ物を売っているだけ…。しかも、ほうとうとかも売ってる。リニアとほうとうになんの関係があるんだよ。それから『リニア賛歌』という曲のカセットテープもあった。最先端の『鉄腕アトム』的な未来科学のみやげ物がカセットテープって…。せめてCD化しないとダメだろう。
それでもぼくは、「いやいや、ここはそうかもしれないけど、上にはもっといろんなものがあるにちがいない」と、逆に期待を大きくし、エレベータで3階まで昇りました。
そして、そこに待ち受けていたのは…
つづく
正面にはテレビ画面があって、その下にあるスタートボタンを押すと、部屋が暗くなり、走行中の場面が写りました。バーチャルにリニア乗車を体験できる、というわけです。そういえば森バカ喜郎元総理が昔「バーチャルリアリティは悪である」などとふざけたことをほざいていましたが、これも「悪」なんでしょうか?
その映像自体はスピード感あふれるものですが、どうにも画面が小さいし建物がそれに合わせて揺れるでもなし、これを何十分も並んだ挙句に見せられたら拍子抜けするだろうなぁ、と思いました。
そこを出ると、ぼくらはいよいよリニア見学センター内へ。何度も繰り返しますが、最先端の科学を見学するセンターなのですから、さぞかし大きな場所だろうと思っていたら、一階なんて10畳くらいの広さでみやげ物を売っているだけ…。しかも、ほうとうとかも売ってる。リニアとほうとうになんの関係があるんだよ。それから『リニア賛歌』という曲のカセットテープもあった。最先端の『鉄腕アトム』的な未来科学のみやげ物がカセットテープって…。せめてCD化しないとダメだろう。
それでもぼくは、「いやいや、ここはそうかもしれないけど、上にはもっといろんなものがあるにちがいない」と、逆に期待を大きくし、エレベータで3階まで昇りました。
そして、そこに待ち受けていたのは…
つづく
今回は2期生のみでの収録・・・だけど、小林は風邪でお休みということだが、これを書いている5月1日現在も彼女は休んだまま。しかも理由が「諸般の事情」に変わっている。これは誠に申し上げにくいことですが・・・と、『覚悟のススメ』の影成なら言うにちがいない。・・・って、冗談はともかく、ちと心配です。
そして企画は1期生も挑戦した大縄跳び。1期生はたったの8回で終わってしまったが、2期生は何回跳べるのだろうか。
それにしても長野の「ダイジョーブイッ」と「ガンバリマッシュルーム」はいかがなものか・・・。斎藤アナの軽い無視には悪意を感じる(笑)。
一度目の失敗後、息が上がってしまう河村の顔は、またまたヤバいことになってるなぁ。いや、こんな河村は面白いので好きだけど。
酒井の跳び方は膝を曲げすぎていて、見ているほうが怖い。宮崎跳びなんて聞いたことないス。
しかし、いろいろあったけど、2期生はなんと23回を跳ぶことに成功する。1期生の記録を考えたら、これで上出来だろう。
2期生たちの、【ファン様リクエスト!!!】のコーナータイトルが合わず、頭を抱える升野。テーマは『クラス替え発表、幼なじみの好きな人に「なーんだ。今年も同じクラスみたいだね。腐れ縁かぁ。」』。ちょっと長いかも。
朝日の言い放つ感じはSっぽくてかっこいい。2期生の中では一番男っぽいかも。
それにしても、斎藤アナの「1期生帰ってきてーっ」は、ちょっと良くないと思う。冒頭でも1期生が好き発言をしていたけど、2期生しかいない場所で言ってしまうのには疑問を持たずにはいられない。現に、2期生はちょっと引いていたように、ぼくには見えた。おれが2期生だったら相当ヘコむよ(笑)。
それはともかく、オンデマンド終了直前に、身体を揺さぶる河村が怖すぎ。ああ、どうしても河村に目が行ってしまう。AKB48がいると、無意識に秋元を探してしまうようなものか・・・。
そして企画は1期生も挑戦した大縄跳び。1期生はたったの8回で終わってしまったが、2期生は何回跳べるのだろうか。
それにしても長野の「ダイジョーブイッ」と「ガンバリマッシュルーム」はいかがなものか・・・。斎藤アナの軽い無視には悪意を感じる(笑)。
一度目の失敗後、息が上がってしまう河村の顔は、またまたヤバいことになってるなぁ。いや、こんな河村は面白いので好きだけど。
酒井の跳び方は膝を曲げすぎていて、見ているほうが怖い。宮崎跳びなんて聞いたことないス。
しかし、いろいろあったけど、2期生はなんと23回を跳ぶことに成功する。1期生の記録を考えたら、これで上出来だろう。
2期生たちの、【ファン様リクエスト!!!】のコーナータイトルが合わず、頭を抱える升野。テーマは『クラス替え発表、幼なじみの好きな人に「なーんだ。今年も同じクラスみたいだね。腐れ縁かぁ。」』。ちょっと長いかも。
朝日の言い放つ感じはSっぽくてかっこいい。2期生の中では一番男っぽいかも。
それにしても、斎藤アナの「1期生帰ってきてーっ」は、ちょっと良くないと思う。冒頭でも1期生が好き発言をしていたけど、2期生しかいない場所で言ってしまうのには疑問を持たずにはいられない。現に、2期生はちょっと引いていたように、ぼくには見えた。おれが2期生だったら相当ヘコむよ(笑)。
それはともかく、オンデマンド終了直前に、身体を揺さぶる河村が怖すぎ。ああ、どうしても河村に目が行ってしまう。AKB48がいると、無意識に秋元を探してしまうようなものか・・・。
そしてやがておニャン子クラブのアルバム在庫はなくなってしまいました。そんなときのためにぼくが持ってきておいたのはアイドリング!!!の1stアルバム『だいじなもの』でした。
オープニングのラップ調のイメージ曲「The theme of "Idoling"」はあまり好きではない、という夏希さん。ぼくはこの曲を聞くと、品川ステラボールでおこなわれた初の有料ライブを思い出し、「あのときは品川まで自転車で行ったなぁ」とか「その道すがら聞いた『おぎやはぎのメガネびいき』で原幹恵があえぎ声を出していたなぁ」とか、いろんなことが脳裏によみがえってくるため、決して嫌いではありません。音楽というのはなぜ情景や気持ちとワンセットになるんでしょうか? 不思議です。
さて、そんな中、いよいよ車は大月に近づいてきました。目的地のリニア見学センターまではあと5分くらいです。なにしろリニアモーターカーと言えば、科学の粋を集めた最先端の技術ですし、これを開発するのには莫大な労力と税金が投入されています。そのリニアモーターカーの施設を見学するためのセンターなのですから、これはさぞかし派手に宣伝されていて・・・って、案内板小っちゃ!!!
そう、リニア見学センターへ向かうための看板はあちこちにあったのですが、そのどれもがどちらかといえば地味で、これなら相模湖ピクニックランドの案内板のほうが大きくて派手でした。カーナビに施設が登録されているので迷うことはありませんでしたが、そうでなければ本当にこの先に未来の科学を研究している施設があるとは思えなかったでしょう。
そしていよいよ、センターまでもう少しというところでかかった曲は、「Like a Shooting Star」でした。宇宙を思わせる詩のこの曲は、ぼくのお気に入りの歌でした。これも聞くと、品川ステラボールのあの夜を思い出します。車のフロントガラス越しに見えてきたのはどうやらリニア線の高架線路で、無機質なその外観には未来っぽさは少しもありませんでした。だって、リニアモーターカーと言えば、透明なチューブの中を走っているはずなのに!!!
そんな軽い失望を味わいつつも、ぼくは案内にしたがって車を走らせ、ようやくリニア見学センターの駐車場にたどり着きました。センターの駐車場は50台くらいの車が停められそうな広さですが、土曜日なのにも関わらず、そこにはたった1台の車しかありませんでした。あたりも静まり返っています。
もしかしたらリニアモーターカーなんてウソっぱちではないか、ここは面白かったころの『銭金』でよく紹介されていた、だれかがリニアモーターカーに便乗して勝手に作ったテーマパーク的な施設ではないのか、とさえ思ってしまいました。
しかし、車を降りると、そこには巨大な変電設備があります。これはいくらなんでも『銭金』に出るようなビンボーさんが作れるような代物ではありません。
今日の走行実験は終わってしまったから、きっと観光客もみんな帰ってしまったのだろう、と自分を納得させつつ、ぼくは夏希さんとセンターの建物へと向かいました。
つづく
オープニングのラップ調のイメージ曲「The theme of "Idoling"」はあまり好きではない、という夏希さん。ぼくはこの曲を聞くと、品川ステラボールでおこなわれた初の有料ライブを思い出し、「あのときは品川まで自転車で行ったなぁ」とか「その道すがら聞いた『おぎやはぎのメガネびいき』で原幹恵があえぎ声を出していたなぁ」とか、いろんなことが脳裏によみがえってくるため、決して嫌いではありません。音楽というのはなぜ情景や気持ちとワンセットになるんでしょうか? 不思議です。
さて、そんな中、いよいよ車は大月に近づいてきました。目的地のリニア見学センターまではあと5分くらいです。なにしろリニアモーターカーと言えば、科学の粋を集めた最先端の技術ですし、これを開発するのには莫大な労力と税金が投入されています。そのリニアモーターカーの施設を見学するためのセンターなのですから、これはさぞかし派手に宣伝されていて・・・って、案内板小っちゃ!!!
そう、リニア見学センターへ向かうための看板はあちこちにあったのですが、そのどれもがどちらかといえば地味で、これなら相模湖ピクニックランドの案内板のほうが大きくて派手でした。カーナビに施設が登録されているので迷うことはありませんでしたが、そうでなければ本当にこの先に未来の科学を研究している施設があるとは思えなかったでしょう。
そしていよいよ、センターまでもう少しというところでかかった曲は、「Like a Shooting Star」でした。宇宙を思わせる詩のこの曲は、ぼくのお気に入りの歌でした。これも聞くと、品川ステラボールのあの夜を思い出します。車のフロントガラス越しに見えてきたのはどうやらリニア線の高架線路で、無機質なその外観には未来っぽさは少しもありませんでした。だって、リニアモーターカーと言えば、透明なチューブの中を走っているはずなのに!!!
そんな軽い失望を味わいつつも、ぼくは案内にしたがって車を走らせ、ようやくリニア見学センターの駐車場にたどり着きました。センターの駐車場は50台くらいの車が停められそうな広さですが、土曜日なのにも関わらず、そこにはたった1台の車しかありませんでした。あたりも静まり返っています。
もしかしたらリニアモーターカーなんてウソっぱちではないか、ここは面白かったころの『銭金』でよく紹介されていた、だれかがリニアモーターカーに便乗して勝手に作ったテーマパーク的な施設ではないのか、とさえ思ってしまいました。
しかし、車を降りると、そこには巨大な変電設備があります。これはいくらなんでも『銭金』に出るようなビンボーさんが作れるような代物ではありません。
今日の走行実験は終わってしまったから、きっと観光客もみんな帰ってしまったのだろう、と自分を納得させつつ、ぼくは夏希さんとセンターの建物へと向かいました。
つづく