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 ひどい事件だと思うし、犯人には一片の同情も共感もない。
 残された旦那さんの冷静な行動には頭が下がる。人前で取り乱したり感情的になったりせず、淡々と語るその口調には、自分が彼の立場に置かれて同じ行動が出来るだろうかと自問せずにはいられない。
 だが、彼の悲しみを、ぼくは心底ではどうしたって理解できないのだ。
 ぼくだけではなく、だれにも。

 我々は野次馬根性丸出しの部外者以外の何者でもない。
 興味本位で見ているのだ。そのことを自覚しなければいけない。
 そして、それを自覚したのなら、容易に犯人や弁護団に怒りを感じることはないだろう。
 所詮は人ごとでしかないのだ。
 ぼくは不思議に思う。
 自分の生活圏とまったく離れた場所にいて、(この事件と同じ犯人により)これから自分に危害が及ぶ可能性など天文学的確率でしかありえない事件に、これほどまでに共感する人がいるのは、なぜなんだろう、と。
 年金問題や役人の天下り、政権政党のだらしなさといった、自分自身に害をもたらすであろう事柄には、これほどまでの憎悪を感じない。民主主義は衆愚政治だからだろうか? いま挙げた問題は、すべて国民が選んだ政権下で起きた事柄だから、つまりは自分たちも同罪であることをうすうす感づいているからだろうか?

 もっと怒りをぶつけなければいけないことは他にいくらでもあるだろう。
 繰り返すが、ほとんどの人にとって、あの事件は他人事である。

 テレビのワイドショウで見る、「交通ルール無視! 通学時間帯に一方通行を逆走!」とか「これが不法投棄の瞬間だ」といったネタを見て、そこに「悪人」を発見する視聴者たちは、自分たちは「正義」の側にいる、と考えている。「悪人」を断罪したって、自分自身はなにも変わらないのに。こういう人たちのほとんどは、被告人の人権よりも被害者の人権を、などと叫ぶ。彼らは刑事事件における「人権」の意味を考えたことすらないのだ。

 こんな状況で、裁判員制度なんて本当にきちんと機能するのだろうか? 裁判所は正義の発露の場だと考えている人もいるくらいだ。そんな人が裁判員に選ばれたら…ちょっと恐ろしいことである。

 冷静に考えて、あの事件の被告は死刑でいいと思う。
 ドラえもんだの魔界転生だのといった戯言が、仮に本当だとしてもそれがどうしたというのか? なんの情状酌量もできないよ。むしろ、そんなバカげたことを考える奴には、二度とシャバの空気を吸わせるべきではない。
 (にしても、魔界転生の忍法には森宗意軒の指が必要だったり、転生するオリジナルの人間は死んでしまうわけだが…こいつ、ちゃんと本読んだのか?)

 あ。ターミネーター3やってる…。

『アイドリング!!!』おれ日記-101。

 29, 2007 22:42
 「業界人にもブームの兆し!爆笑罰ゲーム炸裂のイーソーシリトリ!
【デリバリング!!!】イベントでのライブ開催情報!そのほか今夏出演イベント情報が満載!!!
【イーソーシリトリ!!!】意地悪なおばちゃんがイーソーなセリフ」

 今週の歌はうしろゆびさされ組の『渚の「・・・・・」』。
 懐かしいなぁ…もう、この歌って20年前になるのか…。カラオケ行ったら全然歌えるよ。この頃の秋元康は好きでしたよ(てことは、今は…)。

 アイドリング69号、上戸ともひこです。ぼくのエネルギー源はいい女を見ることです。

 まずはCD発売やらイベント限定グッズやらデリバリングやらの告知。
 スケジュールの発表もあったわけだが、うーん、ものの見事にほとんど行けないな。平日が多いのは学生向けだろうから、行ける方はぜひ行って盛り上げてください。でも、11日は有休とって行こうかな…。
 
 さて、今回の企画はすっかりおなじみの【イーソーシリトリ!!!】。お題は「意地悪なおばちゃんがイーソーなセリフ」。
 前回から新しくなったイーソー様の使い「イーソーラモンHG」が、ちょっとイジられる。何でこの人だけホットパンツなんだ?
 一週目では遠藤の「田んぼにイナゴを放したのはだれじゃ」が秀逸。
 二週目の小泉の「タヒチなんかに招待してやんない」は意味がわからないが、なんとなく勢いでセーフ。
 三週目は横山の「を」を末尾にするキラーパスが出て、加藤がアウト。
 次にアウトになったのは谷澤。「なにぬねのはダメだよ…」はダメだよ。このとき見せた顔は大爆笑で、まだまだ谷澤の可能性を感じさせるものだった。日野比出志のマンガみたいだ。
 そのあとの、フォンチーの罰ゲームはやたらに長かったけど、遠藤はやけに短かった。と思ったら、江渡ちゃんはフォンチーより長かったような気がする。なぜ? 口を開けなかったかどうかのちがいだろうか?
 滝口の罰ゲームでの顔の変化は、もはや面白いのではなく、メンバーも観覧している人たちも引いていたように感じた。でも、滝口のファイティングスピリッツには賞賛を送りたい。
 小泉はヘンな答えでも自信満々に言って、少ししてからにやりと笑うのがかわいらしい。
 続いてアウトになった外岡がどうしても口を開けないので、噴出機を二台使っての攻撃を試みるイーソー様の使い。それでも外岡は必死に耐えた。外岡、ここはがんばっちゃダメなとこなんだよ(笑)。まぁ、「これって口の中を見るゲームじゃないですよね?」と、まっとうな疑問を口にして去る外岡は、ちょっとかっこよかったけど。もっとも升野は「これは口の中を見るゲームです」と断言する。たしかにこのゲーム、もはや趣旨変わってるよね。
 珍しく決勝まで残った小泉は横山との一騎打ち。「寝転がったらおばさんが相手してあげる」…って、なんでアウトにならなかったのかわからないくらい微妙な回答だ。ちょいエロも入ってるし。次の「八百屋の人参はおばさん管理なの」も、よく考えるとエロい。けれども、これはさすがにアウトになった。
 そういうわけで優勝は横山。彼女と外岡は強いなぁ…。 

 今日は珍しく時間が余ったので、限定イベントでなにをやりたいかを話し合う。
 滝口とコンビを組めと言われた升野は本気で嫌がる。けれども升野が本書けば、なんとかなるのか…な…? ならないか…。
 ところでこのイベントって平日なんだよねぇ。当たったら有休とらないと…(笑)。

『アイドリング!!!』おれ日記-100。

 29, 2007 05:41
 「芸能人オススメ超絶品お取り寄せをアイドル壮絶バトルで奪い合い
 【高級食材お取り寄せング!!!】さくらんぼにマンゴー、ショートケーキにフロマージュ・・・メンバーが口にできたのは!?」

 アイドリング69号、上戸ともひこです。男の子に産まれてよかったなぁと思うことは、女独特の人間関係を経験しなくてすんだことです。

 なんとこの「おれ日記」は今回で100本目!!! 100ってすごくない? 自分で言うなって話ですが、一回の日記を原稿用紙3枚に換算しても、300枚書いたことになる。一冊の本になるですよ。あと半年続いたら200本突破か…。1000本目指してがんばります!!! (番組のコンセプトからして、そんなに続くようなものじゃねぇよ)

 今日は結論から書くと、ひさしぶりの騙し企画。やっぱり若い女たちが騙されるのは何度見ても飽きないねぇ。
 お茶漬け企画でとんでもないものばかり作ったメンバーに、ホンモノの味を知ってほしいという親心から生まれた今回の企画だが、あとから考えればお茶漬け云々は単なる理由付けにすぎず、メンバーを騙すことが最優先の目的だったのでは、と思われる。
 多数決で選ばれた食材を食べられるというのは『どっちの料理ショー』と同じだが、さすが『アイドリング!!!』スタッフと思わせるのが、「全員一致だと食べられない」というルール。全員が喜んでいる絵なんて面白くないですから。
 最初はフルーツ勝負。さくらんぼとマンゴーだが、どちらもぼくは食べないのでちっとも美味しそうだとは思わず(笑)。ただ、高いマンゴーは食べられるものなら食べてみたいな。選択前のメンバーの意見を聞くと、ほぼ全員がマンゴー狙いなのがわかる。スタッフのしてやったり顔が浮かぶよ。塩谷氏とか、ニヤついていただろうなぁ(笑)。
 そして札を上げたメンバーたちだが、やっぱり全員マンゴー!!! わかりやすすぎだよ、みんな…。
 というわけで、さくらんぼとマンゴーはイーソー様の使いが食べることに。すごく無造作に食べるさまを見て騒ぎ出すメンバー。こういうリアクションもとれるようになったんだね。
 升野と森本アナは、そこからやけにもったいぶって、2品目があると発表。メンバーの喜びようを見ると、リハーサルでは一品だけやって【ファン様】やる、ということになっていたのかもしれない。
 次の勝負はデザート。スーパーショートケーキとフロマージュキャイレーズ(チーズケーキ)が出てくる。ぼくもデパ地下好きとしては、この手のデザートには感心がある。このふたつだったら、ぼくはフロマージュキャイレーズが食べたいな。
 で、選択に移るわけだが、さすがに今回は意見が割れた。谷澤とフォンチーだけがショートケーキを選び、他のみんなはフロマージュキャイレーズ。食べられることになって大喜びするメンバーたち。横山の「羽毛布団みたい」って感想はなんだかわからないけど、ふわふわした感じを表現したのだろうか?
 落ち込む谷澤とフォンチーに、猪木のマネで「このままで終われるのか、お前ら」と挑発する升野。いよいよ最後のオチだ。なにも知らずに喜ぶメンバーたちの騒ぎっぷりは、今から見ると笑える。
 最後に出てきたのはいなごの佃煮と蜂の子花丸九曜煮。
 当然、静まり返り、そのあとで恐怖が滲み出てくるメンバーたち。特に江渡ちゃんはいいリアクションしてるなぁ。近くで見ると小さな悲鳴が連発される。まあ、ぼくも虫は嫌いだからわかるけど、普通に食べている人たちもいるわけで、このリアクションは失礼っていえば失礼だよね(笑)。でも、ぼくも実物見たら「うわぁ…」ってなると思う。特に蜂の子はダメだ。実はイナゴは子供のころ食べた記憶があるのでなんとか大丈夫そうだし。
 どちらを食べたいかと聞かれ、答えに窮するメンバーたち。挙句の果てに、加藤は「『はだしのゲン』でしか見たことない」などと答える始末。アレは、扱いに神経使うマンガだから例えに出すなって(笑)。
 横山は「なんかの手違いじゃないですか…」と訝しがるが、『アイドリング!!!』のスタッフが手違いなんてするわけがない。
 「絶対に泣くなよ」と言われ、もはやリアクションすることすら忘れているメンバーたち。でも、泣くのも面白いといえば面白いけど。
 そして運命の選択では、遠藤以外、全員がイナゴを選んだ。多分、少数派になろうとしてイナゴを選択したのだろう。
 嫌々ながらも脚のデカいイナゴを食べる加藤だが、意外においしかったらしい。エビっぽい味がする、とO谷くんが言ってました。
 外岡は最小限しか噛まずに嚥下した様子。
 谷澤は加藤同様、おいしいと漏らす。
 エンディング寸前で食べた小泉は、「足が痛い」とミラクルな感想。
 ここからはオンデマンド放送に入る。
 フォンチーは一応噛んでいる…のかな? それでも「おいしい」と。
 横山は「カルシウムがたくさん」と言う森本アナの言葉を受け、「私、これ以上背は伸びなくてもいいんですよ」と言いつつ食べる。けれどもおいしかったようだ。
 滝口は脚の伸びたものを食べ、思わずオエッと唇の間から脚を出す。いいリアクションだよ、さすが滝口。
 一番怖がっていた江渡ちゃんは、これまでに一番大きい親子(?)のイナゴを食べ、小泉同様、「足が痛い」と。
 さらに、ゲームの勝者だった遠藤まで食べることに。でも遠藤って平気で食べそうな感じするんだよなぁ。と思っていたら、やっぱり平気で食べだした。
 OK出たあとは、人知れずイナゴと蜂の子を食べていたイーソー様の使いがクローズアップされる。それで加藤と小泉と谷澤が蜂の子を食べることに。こういう前に出て行く姿勢はすばらしいですね。コオロギよりこっちのほうがおいしい、と言う谷澤に「コウロギじゃないよ」とツッコミが入って、やや尻切れトンボ風にオンデマンド放送は終わった。

 ゲテモノ料理はまだまだたくさんあるので、メンバーが忘れたころにちがった企画でゲテモノを食べされてほしいです。

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